鞍掛山のとのお新道を山の先輩と行く。この登山道を拓き整備している人だ。
9時半に登山口を出発。この登山道は沢登りから始まる。鞍掛山の登山道の中では唯一の沢登りである。今年の大雪で大木が倒れ、イノシシがエサを求めて掘り返した跡があちこちにあり、登山道が荒らされている。
30分登ると鉄塔があり休憩。暑い日となり1枚脱いで5月の登山のようないで立ちとなった。以前、殿と登って下山時に間違えた場所にさしかかった。完全に通行止めになっている。ここで迷って滝ケ原へ行く人が多いので、看板を立てて、道を塞いだのだという。その後、長靴アイゼンの人に追い抜かれた。先輩は長靴登山を嫌う。わたしが2月末に長靴で行ったことは内緒だ。
小獅子岩を覗いて進む。小獅子岩からの眺めがよい。
後山へ到着。11時19分。少し雪が残っている。
途中、春の気配。マンサクだ。
頂上へは11時40分に着いておにぎりとカップヌードルを食べて下りる。
帰りに小獅子岩の下を通ってみた。
登山靴にスパッツで沢を下りる途中、雪の塊に滑って尻もちをついた。「雪庇を踏みましたぁ・・」と、大げさな冗談を言いながら無事13時34分に駐車場に到着した。
このコースは、急坂は殆どなく、途中に風の通りのよい場所があって、暑い日の登山にはうってつけである。沢の上の方に少しロープの場所がある。通常1時間で登れる鞍掛山をこのコースは、1時間半かかるのでよいトレーニングになる。
次回は富士写ケ岳へ行きたい。まだ、軽アイゼンはいるだろうとのこと。