用意周到な人には頭が上がらない。常日頃、そそっかしさ満載の生活をしていると、行き当たりばったりで、ばったりというのは、本当にずっこけてばったり倒れる感じだ。
先日も名古屋の中日本女子大会で、射場審判をしたが、午前中は弁当引き受けの手伝いをしていて、ばたばたしていたし、午後は少し試合の様子を見たものの、審判交代は9~10立ちなのでタイミングが悪くて見れなかった。審判の内容はあらかじめ見ていたが、わたしは教士の先生方の時に出番なので、指摘するなんて事態は起こらないだろうから、椅子に坐っていればよいだけだと、何も考えずに出てしまって、審判の退場のタイミングが分からなくて困った。第3射場なので、他の先生を背にしてしまうので見えなくて、最終の射手が退場してすぐに立ちあがったら「先生、まだです。」と、言われてしまった。的前の〇✖の判定が終わるまで座っていたが、次に「先生、もう退場してください。」と、言われた。立ちあがって早く退場したいが、第2射場の先生が丁寧な方で、わたしの行く手に立っていて、今度はちびちびと歩いて合わせていた。焦るぅ。
後で、仲間に言うと「誰も射手がいなくなったら見てないわ。全然知らなかったわ。」と、言ってくれたが、どうにかなるさという性格はなかなか治らない。
一番困るのは、そう言いながら深く反省しないことだ。ま、いっか・・次は逃げよう。と、向上心がない。