
と言うわけでタイトルがクィーンなのである。
この人たちではない。(念のため。)

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突然、結婚はできないと告げられるラーニー(カンガナー・ラナウト)。
二人は恋愛の末に結ばれる予定であったのだが、
ヴィジェイはロンドン生活を経験したせいで、
ラーニーが田舎者に思え結婚相手として相応しくないと思ったのだった。



天国から地獄・・悲しみに暮れるラーニーであったが、
新婚旅行で訪れるはずだったパリに一人で行く事にした。
今でもインド人女性が一人旅をするなどと言う事は一般的ではないし、
しかもラーニーは見事なまでの世間知らずである。
フランス語が解らない事や強盗に襲われた事で来た事を後悔し、
インドへ戻ろうとするラーニーだったが・・・・。
ホテルの従業員ヴィジェイラクシュミー(リサ・ヘイドン)に
出会った事で変化が起こり始める。
よりによって別れた恋人と同じ名前である・・・
その彼女はインド人の血をひくシングルマザーでありながら、
人生を謳歌している奔放な女性で、
ラーニーは

今まで知らなかった世界を知るようになる。




はすっぱな(古い)役柄なのに全く下品になっていないどころか、
カッコよかった。

パリの次に向かったのはアムステルダムだった。
彼女に紹介された宿はバックパッカー向けで、
4人部屋の男女混合ドミトリーであった。
私でもドミトリーはイヤだし、ましてや男女混合・・・。

仕方なく同居する事になったのは、長身のロシア人、ちっちゃい日本人、
ミュージシャンのフランス人の三人の男性であった。







かなりの時間登場する重要な役であるのだから、
チョイ役ならいざ知らず日本人を起用すべきである。


普通のインド人には解りはしないのだが、
私は日本語の解る同僚達と一緒に観たので、
あまりのヘタさにみんな失笑していたわ・・・。

イタリアンレストランでマサラを要求して店主に怒られるくだり、
私も先日、天婦羅そばと澄まし汁にマサラを投入されたので良く解る。
そんなインド人はインド料理以外を食べる資格なしである。
(気を取り直して・・・。)

旅で撮ったイケてる自分の

両親に説得された事もありビジェイは思い直して、
アムステルダムにやって来る。しかし・・・
ラーニーは別れを告げルームメイトの元へ。
旅を終えたラーニーはインドへ戻るが、
ビジェイの家を訪ね

もう田舎くさいインド人の女の子ではなくなっていた。



過保護な娘がだんだん自立していく様子が痛快に描かれていた。
