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カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

ロック・ガーデン、その①。

2014年04月29日 21時42分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
 ロックガーデンはチャンディーガルの東端、
セクター1の州庁舎とスクナ・レイクとの間にある。
観光名所の少ないチャンディーガルの一番の見所である。



 この公園の製作者はネック・チャンド・サイニ(1924~)。
現在はパキスタン領にあるパンジャーブ州出身で、
1947年のインド独立と共にチャンディーガルへ移住。

 子供の頃から面白い形の石や粘土を使って、
人形や動物を作ったりしていたらしいが、
1957年から市の緑地の奥を切り開き、
拾ってきた廃材を利用した庭園を作り始めた。
年後の1975年に発見された時には既に、
ヘクタールに広がっていた。

その芸術性と作品の規模から、
もうどうしようもなかったのだろう・・・。
チャンディーガル知事により文化財として認められ、
翌年からは正式に市の公園となった。
その後、反対派による妨害等があったが、現在に至っている。

 まずはチケット売り場。一応、値段が書いてあるのだが・・・
目立たないので気付かないで通り過ぎる人もいて・・・
この人は戻ってきていた。20Rs(約35円)。
私は掃除してる兄さんに聞いたので間違わなかったが。
               
 

入場口の前にある岩。
               
 


芸術に言葉などいらない。写真多めで紹介していく。
入口かは迷路の様な細くて狭い道がくねくねと続く。
これだけで気分が盛り上がって来る。
               
 

この人、凄い 年間、本業が終わった後に、
一人でコツコツと夜を徹して続ける熱意に感服した。

 
               
 どんどん進んで行くに従って、
ネック・チャンドが楽しそうに廃材を集め、
仕分けし、デザインを決め、
ほくそ笑みながら作業している姿が目に浮かんだ。
            


狭いだけではない。このように高低差もあり、
滝や川が流れていたりいろいろ考えて造られている。
            


 
               
 滝の上にはシヴァ神が・・・。

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