カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

シリ・フォート遺跡。

2014年04月24日 22時15分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
シリフォートはデリー南部にあるシリと言う場所に、
ハルジー朝の第3代皇帝アラー・ウッディーン・ハルジー
(1266~1316年)によってモンゴルの侵略を防ぐために、
1303年に建てられた城である。
石とレンガ造りの城は7つの門があったが、
現在は南東門のみが使用されている。

実際には城壁が残っているだけで城はなく、
クリケット場を始め、バスケットボール、テニスコート、射撃場、
ゴルフレンジ等、スポーツコンプレックスになっている。

城マニアの私であるから、
ゴルフ練習に行く途中で見かける城壁が気になっていたが、
城探検はしていなかった。

上部の看板の横から入ると城壁が見えるが、
進んで行っても何もない・・・。
左手にこんな入口が見えたので行ってみた。



入口をくぐると中にはモスクがあった。
モハマワーリー・モスクである。
中からさざ波のような音が聞こえてきた。
誰かいるのかと恐る恐る覗いたら・・・
音を立てて鳩が逃げて行った。
鳩の喉笛がコダマしていたのであった。

 

これはシリ・フォートの全体図である。



赤○:いつも行ってるゴルフ練習場等があるスポーツ・コンプレックス。
青○:モハマワーリー・モスク(上記)。

緑○ハウズ・カーズ遺跡の池は水がめとして使用されていた。



黄○シャープル・ジャットの一角にある
トーフェ・ワーラー・マスジットも城の一部。



なお、クトゥプ・ミナールにある未完成のアライーの砦も
アラー・ウッディーンが建てようとしたものである。



にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする