2017年の作品。主演のアユーシュマン・クラーナは、
この類の映画(精子ドナー、同性愛者の恋愛、性転換者との恋愛)に
出演しており、すっかり路線が決まってしまったか?
インドで観ていたかと思っていたのだが観ておらず、
日本語字幕版での鑑賞となった。まぁコメディのヒンディー語は
それほど難しくはないのだけれど助かった。
<ストーリー>
デリーで働くムディット(アユーシュマン・クラーナ)は
スガンダ(ブーミー・ペドネカー)に告白して付き合い始める。
婚約した二人はスガンダの家族が出かけた夜に一線を越えようとするが、
ムディットの身体が機能せず未遂に終わる。
インドでは婚約したとはいえ結婚の前に交渉を持つのはご法度。
よくそんな気を起こしたものだと思った。
スガンダはムディットが急に帰ろうとした原因を問いただすが、
その気はあっても身体が機能しなかったとは言えないムディット。
ようやく本当の事を告げたムディットにスガンダも悩み始める。
医者にかかったり様々な方法を試すが回復しなかったムディットは、
結婚を取りやめようと言うが結婚式の準備も整っており、
気持ち的にも後には引けないスガンダ。
式の前日、スガンダの父親はムディットの問題を解決するため、
ハリドワールの獣医の元に連れて行き、原因はストレスであるとの
診断を得る。
病気の大抵の原因はストレスと・・・
でも、なんでまた獣医か??
両家がムディットのEDを知る事になり、
すったもんだの大騒ぎの末に二人は新婚旅行に出かけるが、
やはり解決しなかった。
その後・・・新婚生活のある日、
祈りの儀式の最中にムディットがスガンダを呼び、
問題は解決したと言う結末。
最近のインド映画も難しいテーマを取り上げるようになってきた。
シリアスタッチではなくコメディとして創るしかないのだろうが、
アユーシュマン・クラーナは次に何の役をやるのだろうか?