『追手門学院大学www.otemon.ac.jp ) 大阪府茨木市)に通っていた在日インド人の男子大学生=当時(20)=が平成19年、大学でいじめを受け続けたとする遺書を残して自殺したにもかかわらず、大学側が調査せず放置していたことが30日、関係者への取材で分かった。大学側は調査に積極的だった大学生のゼミ担当教授を遺族の窓口担当から外すなど隠蔽(いんぺい)工作とも取れる対応に終始。遺族は大阪弁護士会人権擁護委員会に人権救済を申し立て、「きちんと調査してほしい」と訴えている。 大学生の遺族や関係者などによると、大学生は19年6月8日、神戸市の自宅マンション敷地内で死亡しているのが見つかった。自宅がある8階から飛び降りたとみられ、部屋には遺書が残されていた。 父母あての遺書には「学校で受け続けたイジメ(略) 僕はもう限界です。僕には居場所がありません」などと記されていた。自殺2日前の携帯メールにも大学でのいじめを示唆する内容が残されていた。 このため遺族は、ゼミ担当教授らに、自殺原因とみられるいじめの調査を依頼。この教授が再三にわたり、大学側に早期の調査と原因究明を求めたが、大学側は「調査対象の学生の親から苦情が出る」などとして調査しなかったという。 大学側は自殺から約半年後の20年1月、相談した弁護士からも「調査すべきだ」との進言を受けたが、「大学と小中高(のいじめ)は異なる」「別の弁護士は調査の必要がないと言った」などとして放置し続けたとされる。 さらに、遺族の窓口となっていたゼミ担当教授を、この問題から外す措置を取ったという。この問題は21年10月に大学内の人権啓発委員会でも取り上げられたが、それでも調査が行われることはなかった。 大学側は今年2月になって、遺族に「見舞金」を渡したが、この際、遺族に「相互に何らの債権債務がないことを確認した」とする「合意書」への署名を求めたという。遺族は「大学側に調査を要求する権利を侵害された」として、今月23日に大阪弁護士会に人権救済の申し立てを行った。 大学側は、産経新聞の取材に対し「遺族から要望がなかったので調査しなかった」と話している。 ■大学側は虚偽説明 自殺した在日インド人の男子大学生=当時(20)=は、家族思いで重病だった父親に代わり、アルバイトで一家の生活を支えていたという。 一家は、父親がインド料理店を経営するなど、かつては経済的に豊かだったが、父親が重い肝臓病を患い失職。このため、母親のパートと大学生のアルバイト収入でやり繰りせざるをえない状況となり、父親の治療費もかさんで家計は苦しくなったという。 それでも父親のインド料理店を継ぐのが夢だったという大学生は、追手門学院大学の経営学部に入学。アルバイトと両立させていた学業もトップクラスの成績で、自殺前日には学内の奨学生に推薦されることが決まったが、その朗報を聞くことなく自ら命を絶った。 遺書には「学校で受け続けたイジメ」とあったほか、自殺する2日前に親友に送った携帯メールには「毎回学校で嫌な思いをするのは耐えられない」「学校行くたびに傷ついていくなんて最悪」「学校は楽しい場所であってほしい」などと大学でのいじめを示唆する文面が残されていた。大学で一体何があったのか。 悲劇は続き、自宅で療養中だった父親も約1年後、「息子に会いに行く」と言って同じ場所から飛び降り、後追い自殺した。 「息子と夫はもう帰ってこないが、息子がなぜ自殺しなければならなかったのか調査してほしい」 最愛の息子と夫を相次いで失った母親は訴える。 しかし、大学側は母親の訴えや、「調査すべきだ」とする関係者の進言に耳を傾けることはなかった。 大学側は「遺族から何度も要望を聞いたが何もなかった」「いじめの事実も確認されなかった」と説明するが、産経新聞が入手した内部資料によると、大学幹部らの打ち合わせで、「遺族は調べてほしいといっている」「(いじめをした)問題であろう学生の名前は分かっている」などという発言があった。にもかかわらず、取材に対し、平然と虚偽の説明をする大学側の対応には根深い隠蔽(いんぺい)体質を感じざるを得ない。 』産経新聞 08月31日02時14分
追手門学院大学に通っていた在日インド人の男子大学生、当時20歳が平成19年、大学でいじめを受け続けたとする遺書を残して自殺したにもかかわらず大学側が調査せず放置していたことが8月30日分かったのは、本当に日本の大学として情けなく、誠意の無い話です。大学の社会的信用と在日の東南アジア人や留学生からの信頼を失うことになるのでは有りませんか。今や国際化時代の真っ只中です。他の国々から日本に来ている留学生と一緒学ぶことが大學での勉強にも役立ち真の国際交流になると思います。大學でいじめを受けて在日インド人が自殺したことを大學側が誠意を持って調査しなかったのは、大学として恥ずべきです。大学の名誉を守る為に隠したのなら、大学側の責任の放棄です。大學としての値打ちが有りません。大學とは何か!一人の在日インド人が学生が自殺したのです。大學側は、学生の生命の貴さや重さをどう考えているのでしょうか。追手門学院大學は、学生に何を教育しているのか。追手門学院の教育理念、
独立自彊(じきゅう)・社会有為『1. 確固たる個性をもち、自他の人格を尊重し、節度をわきまえ、社会の秩序と平安を乱す有形無形の暴力を排除する、勇気のある民主的人物。2. 美的、倫理的価値に対し、鋭敏で健康な感受性をもち、真に自由な精神と強い意志をもった責任感のある人物。
5. 国際的視野と国際的社会性、および地球的観点をもち、人類の繁栄に寄与し、社会に貢献することのできる人物。』の教育方針に反する今回の氏ゼ権のように思えてなりません。
大學とは、学問の『真実の探求』をするところで、真実を隠す努力をするところでは有りません。島国根性を持ち、他国の学生でも日本の大學で一生懸命働きながら学んでいる在日インド人学生を差別し排斥するようでは、インドの人達の日本の大学への不信感を植え付け日本とインドの友好関係を大學が阻害することになるのではないでしょうか。今回の在日地インド人学生の自殺問題は、 追手門学院は、幼稚園から大学・大学院までの総合学園として、以下にあげる人物の養成を目標とし、地域社会、国家および国際社会において、指導的役割を果たしうる人間の創造を目指す教育方針を大きく逸脱する大学側の誠意無き態度としか思えません。 このような大學側の対応は、追手門学院大学の大學としての社会的評価と損なったト反省すべきでは有りませんか。少子化による18歳人口の減少期に生き残りを掛けて私立大学間の競走が激しくなっている今日、大學としての評判が志願者数を左右する大學冬の厳しい時代と言うことを大學側は忘れているのでは有りませんか。
追手門学院の教育理念
追手門学院は、幼稚園から大学・大学院までの総合学園として、以下にあげる人物の養成を目標とし、地域社会、国家および国際社会において、指導的役割を果たしうる人間の創造を、その教育方針とするものである。
- 1. 確固たる個性をもち、自他の人格を尊重し、節度をわきまえ、社会の秩序と平安を乱す有形無形の暴力を排除する、勇気のある民主的人物。
- 2. 美的、倫理的価値に対し、鋭敏で健康な感受性をもち、真に自由な精神と強い意志をもった責任感のある人物。
- 3. 豊かな一般教養を身につけ、深く高い知識と思考力をもって、人文、社会ならびに自然の諸科学の正しい発展に寄与できる人物。
- 4. 日本の歴史、文化および芸術に対する深い造詣と、母語に見識をもつ豊かな表現力のある人物。
- 5. 国際的視野と国際的社会性、および地球的観点をもち、人類の繁栄に寄与し、社会に貢献することのできる人物。
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