教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

待機児童、3年連続で増加=2万6000人超、伸びは鈍化―厚労省

2010年09月07日 13時49分46秒 | 出産・育児

『厚生労働省は6日、認可保育所に申し込みながら満員で入所できない「待機児童」が、201041日時点で26275人に上るとの調査結果を公表した。前年同時点に比べ891人増えた。3年連続の増加で、過去最多だった03年の26383人に次ぐ高水準。ただ増加数は、前年の5834人に比べ大幅に鈍化した。同省は「依然深刻な状況にあるが、保育所の定員増で増加幅を抑えられた」(保育課)とみている。
 保育所は地方で定員に空きがある一方、首都圏や近畿地方などで供給が追い付かず待機児童が目立っている。同省は毎年4月と10月時点の待機児童数を調査。例年、年度途中の入所希望者分が加わるため、10月が4月の2倍程度となる。』時事通信 96()1727分配信

AERA3 1() 1210分配信 / 国内 - 社会 に保育園に入る大変さが掲載されています。『──まさか自分が、あの人が、という落選が続出している。
『就活よりも婚活よりも、いま最も難しいのは「保活」かも。
第1希望の保育園に入れた人は、何をしたのか。──
 出勤前、覚えたてのバイバイを子どもとやりあっている夫に、1枚の紙を差し出した。「写すだけだから」
 区立保育園の入園申請の書類につける手紙の下書きだ。
「専門知識を持ち指導的立場にある妻が仕事を続けるため、ぜひ入園を……
 しめて400字からなる、夫からの嘆願書。
 文京区に住む会社員のマリさん(34)は、手紙が審査にプラスになるという噂を妊娠中に知った。ところが、最近はみんなが添付するから差がつかないらしい。夫婦それぞれ1通ずつ手書きするべし、というのが最新情報。働く妻を応援する夫の手紙は効果大らしいが、夫に書けるはずもないから自作自演。昼休みにスタバで清書してもらう。
「印象が悪くなるかもしれないから、修正液は使わないでね」 と念押しした。

■育児ノイローゼのふり
 文京区の入園審査はポイント制で、「両親がフルタイムなら20点」などと指数化されている。手紙は指数に関係ないとわかっているけど、0・01%の可能性にも賭けたい。いま通う事業所内託児所は保育料と交通費で月10万円を超える。区立だと月3万円台になるし、子連れ電車通勤ともサヨナラできる。 厚生労働省によると、保育園に申し込んだのに入園できていない子どもは、昨年4月1日時点で2万5384人。不況で働く親が増えた影響などで前年より3割も増えた。ただ、これはあくまで国が定めた基準を満たす認可保育園の空きを待っている人数で、認可外の保育施設に預けている人は含まれない。働きたいので預けたい、という潜在的ニーズも合わせると、待機児童は85万人とも推計される。
 さらに今年は「昨年より厳しい」という声があちこちで聞かれる。2月下旬、4月入園不可の通知に落胆した親は少なくない。わずかな定員に滑り込むには、就活ならぬ「保活」で万全の準備をしなければ──。職場の上司の一筆、役所の保育課への日参はすでに常識。ペーパー離婚してシングルマザーになる人、育児ノイローゼのふりをする人までいる。
 選考基準を公表する自治体が増える一方で、自治体によって何が入りやすいかの基準が異なるから余計に混乱する。都内のある区は「居住期間の長さ」を考慮するが、高齢出産が優先される区もあれば、「区長が特に必要と認める場合」は指数に関係なく優先される区もある。

■ライバルの持ち点推計
 公表されている選考基準を冷静に分析して保活を制したのは、江東区に住むマキさん(32)。「毛玉だらけのユニクロのフリースで保育課に通った」 という先輩ママの武勇伝が通用

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プールの水1か月出しっぱなし、510万円無駄

2010年09月07日 12時35分01秒 | 受験・学校

 『東京都教育委員会は6日、都立練馬高校(練馬区)で約1か月間、プールに水を大量に出し続け、計約6600立方メートル、総額約510万円分の水道代を無駄にしたと発表した。 4人家族家庭の約20年の使用量に相当し、都教委は教諭らの処分を検討している。 発表によると、今年7月20日、同校保健体育科の男性教諭(47)が、プールの水質検査を行った外部の薬剤師から「藻が発生する恐れがある」との指摘を受け、水温を下げようとプールの横にある給水バルブを開いた。 これまでも少量の給水を続けて水を入れ替えることはあったが、この教諭はバルブを開いた際、近くにある水道メーターをチェックしなかったため、毎分約130リットルという大量の水が出ていることに気付かなかった。翌日以降も水が出しっ放しの状態が続き、8月23日に都水道局の検針を受けて発覚。止めるまでに1日当たり最大約200立方メートルの水が出ていたという。 』(2010年9月7日09時12分  読売新聞)

観測史上113年に一度の記録的な猛暑の日本で、水の無駄使いで本当にもったいないことをしましたね。水も大切な資源の一つです。『親の恩は返せても水の恩は返せない』と亡き母から教わりました。水道の蛇口を捻れば綺麗な飲み水が沢山出て来る水に恵まれた日本国です。保健体育担当の先生として、地球環境保護の立場から水資源の重要性や夏場の健康維持の為の水の大切さを生徒に教えなければならないのに東京都立練馬高校で約1か月間、プールに水を大量に出し続け、計約6600立方メートル、総額約510万円分の水道代を無駄使いしたのは、教育者として本当に反省すべきことです。この教諭はバルブを開いた際、近くにある水道メーターをチェックしなかったため、毎分約130リットルという大量の水が出ていることに気付ず毎分約130リットルという大量の水が出ていることに気付かなかったのは、ベテランの内に入る明らかに保健体育担当の先生の確認ミスです。暑さぼけで済まされる問題では有りません。失った水は、二度取り戻せません。多量の水の無駄使いです。 お年寄りは、自分の親から水を粗末にする水神様がお怒りになり罰が当たり膀胱系や腎臓を患うと戒められ、日常生活の中で水を大切に使うように昔から教えられたと伺いました。太平洋戦争の野戦、最前線の戦地での戦争体験者の皆さんや戦争中大空襲を体験された今のお年寄りの皆さんは、未だに水道の水を出しぱなしにされず水を大切にしておられます。地球上の水も限り有る資源と考えるべきです。日本で生活していますと水に恵まれ過ぎて水不足の国々のことが分からず、水を巡っての水争いや局地紛争になっている現実を忘れているのでは無いでしょうか。水は、命有るものの総ての源です。残暑の厳しい異常高温の今年の9月の水を沢山使う今こそ水漏れ箇所が無いか、会社や学校、家庭の蛇口の点検や補修整備が必要なのでは無いでしょうか。

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授業料全額免除取りやめも=就学支援金受領目的か―一部私立、高校無償化に「便乗」

2010年09月07日 11時04分20秒 | 受験・学校
『 高校無償化の一環で私立高校生らに支給されている就学支援金をめぐり、一部の高校が授業料減免制度を縮小した問題で、支援金を受け取るため、成績優秀者らへの授業料の全額免除をいったん取りやめる動きがあることが6日、分かった。 文部科学省によると、授業料を全額免除されている生徒は支援金の支給対象にならない。このため一部の高校は全額免除を取りやめ、月9900円の支援金を受領。生徒側には授業料をいったん納めさせ、同額の奨学金を戻す形などにしていた。 生徒側の負担はゼロのままだが、本来は支給する必要のない公金が高校に入っていることになる。生徒側の負担を軽減するという支援金本来の目的に反しており、同省は「趣旨に沿った対応をしてほしい」としている。 北海道によると、授業料を全額免除されていたという生徒の保護者から、4月以降、授業料を9900円に設定されたと苦情が寄せられた。保護者は「なぜ授業料が発生したのか、納得いかない」と話したという。また、免除制度を取りやめるとの届け出が7校からあり、道は「支援金を受け取るため変更した可能性がある」としている。 宮城県にも、複数の高校の保護者から同様の情報が寄せられた。鳥取県では1校が全額免除を取りやめ、支援金を受け取った。県担当者は「今後、ほかの高校でも増えるかもしれない」と話す。 鹿児島県によると、既に減免制度を縮小したことが判明した県西部の高校を含む複数校が、全額免除をやめた。学校は支援金を受け取り、生徒側には、納めさせる授業料と同額の奨学金を支払った形にしている。 』時事通信 9月7日(火)2時31分配信 
入学金や授業料、設備拡充費が公立高校より高い、私立高校へ通う高校生と公立高校に通う高校生の学費格差が1番の問題です。高校無償化で私立高校生らに支給されている就学支援金をめぐり、一部の高校が授業料減免制度を縮小したり私立高校生への支援金を受け取る為成績優秀者らへの授業料の全額免除を取り止め支援金の月額9900円分の授業料を設定するのは制度上不備では有りませんか。成績優秀者の授業料全額免除生徒を取り止めれば、成績の優秀な受験生は入学金や授業料、設備協力費の安い公立高校に進学するでしょう。今回の公立高校の実質無償化は、未だに問題になっていますが公立高校の入学金や設備費は無償では無いと言うことをマスコミが取上げてないのはおかしいことです。このような面から考えると高校を実質無償化したと言えるでしょうか。
入学金や授業料、設備費の高い私立高校で、私立高校側が高い授業料の全額免除を取り止めれば、経済的に困窮している家庭の負担が大変になり中途退学者が今以上に増えるのでは有りませんか。文部科学省も私立高校生に支給されている就学支援金を私立高校に通う高校生の立場に立って考え、早急に教育行政の最高責任者として行政指導すべきでは有りませんか。教育基本法第4条の①『すべての国民は、等しく。その能力に応じ教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位、又は門地により教育上差別されない。 』の教育機会均等の精神を私立高校側は忘れているのでは有りませんか。私学の独自性を強調しても、、このように疑念を持たれる様な不明瞭な措置を取っていると各地方自治体から『情報公開の原則』から私立高校の経営状況や財務内容の開示を強く今以上に求められ、不適正な経営に繋がると各地方自治体が判断すれば私学助成の削減や打ち切りと言う事態に自ら追い込まれる可能性も有ります。今後公立高校の実質無償化により、国立や公立高校より高い、私立高校の入学金や授業の是正が社会的に問題化して行くのではないでしょうか。少子化による18歳人口の減少と未曾有の世界恐慌で、私立高校の受験生は減少し、定員割れ起こし私立の有名上位高校以外に年々影響を及ぼして行くと思います。経済的に豊かな家庭の子供達だけが高校教育を受ければ良いと言う時代は、公立、私立高校を問わずに終わったと思います。私立高校は、経済的に豊かな金持ちの家庭の子供達だけが学べは良いと言うのは、教育差別で誤った考え方では有りませんか。私立高校の学校教育での役割と社会的貢献も考えるべきです。文部科学省の平成21年度学校基本調査によると、平成21年3月の中学校卒業者の高校進学率は97.9%(通信制課程を含む)です。日本の高校教育は、数値の上で実質義務教育化していると言えます。今後私立高校と公立高校との学費格差是正は、各方面から求められて来ると思います。私立高校側の経営努力が求められ、学校経営や財務内容の開示、ディスクロージャが私立大学同様を実施する必時期に来ていると思います。私立高校の学校経営も困難な冬の時代が到来していると言えますが、今後私立高校の定員割れや経営破綻が大學同様出て来るのが時代の流れです。

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