2010.10.05 Tue posted at: 13:26 JSTニューヨーク(CNN)
『米国の10代の3分の1強が個人的ないじめを受けた経験のあることが、4日に発表されたCNNとオピニオンリサーチ社の共同世論調査で明らかになった。一方で大人の過半数が、いじめを重大な問題と認識していないことも分かった。10代の子どもを対象とした調査では、全体の37%が、ほかの子から直接またはオンライン上で、からかわれたり嫌がらせや脅しを受けたりしたことがあると回答した。また68%が、同様の経験をしたことがある友人がいると回答した。また、学校などでけんかが始まった際に、周りの子どもたちがどのような反応をするかと質問したところ、「止めに入る」が19%、「大人を呼びに行く」が23%、「何もしない」が34%、「けんかを煽る」が19%だった。
一方、大人を対象とした調査では、近所の子どもたちがほかの子から直接またはオンライン上で、からかわれたり嫌がらせや脅しを受けたりしていると回答したのは全体の66%に上った。一方で、近所の学校でいじめは重大な問題ではないと回答したのは51%、全く問題ではないとしたのは14%に上り、重大な問題だとした大人は30%にとどまった。だが、いじめは深刻な問題であるため可能な限り大人が止めるべきだと答えた人は77%に上り、逆にいじめへの対応を学ぶことは子供の成長につながるため自分で解決させるべきだと回答した人は19%にとどまった。子どもに対する調査は12~17歳の500人を対象に9月23~26日に電話で行われた。大人に対する調査は1010人を対象に同21~23日に電話で行われた。』
米国の10代の3分の1強が個人的ないじめを受けた経験のあることが4日に発表されたCNNとオピニオンリサーチ社の共同世論調査で明らかになりましたが。アメリカも日本同様いじめが有るのが事実のようです。ほかの子から直接またはオンライン上で、からかわれたり嫌がらせや脅しを受けたりしたことがあると回答した。また68%が、同様の経験をしたことがある友人がいると回答したのは日本とのいじめ実態の類似性が有ります。学校などで喧嘩が始まった際に、周りの子どもたちがどのような反応をするかと質問したところ、「止めに入る」が19%は、今の日本子供達より、健全で同級生同士の友達意識や友情がまだ有るのではないでしょうか。「大人を呼びに行く」が23%は、先生を呼び行くの同じで、日本子供達はチンコロと言われるので先生を呼びに行かない場合も有り、アメリカの子供達の方が常識的な判断と言えますし同じようなところです。「何もしない」が34%、「けんかを煽る」が19%だったのには、今の日本の子供達もいじめや喧嘩を止めないで傍観したり、喧嘩を煽るのは日本の子供達もアメリカの子供達もほとんど変わらないように思います。アメリカでは、いじめと喧嘩の明確な区別が学校でも社会でもされていないように思います。この電話調査だけでは、分かりませんが。近所の学校でいじめは重大な問題ではないと回答したのは51%全く問題ではないとしたのは14%に上り、いじめにに対する意識の低さでしょうか。日本のようにいじめにより自殺に追い込まれるアメリカの子供達が少ないからでしょうか。いじめは深刻な問題であるため可能な限り大人が止めるべきだと答えた人は77%に上り、家庭でも学校でも自主性と独立心を子供達に教育するアメリカでもいじめは良くない考えている大人のアメリカ人が多いと言う事実です。