関西大、関西学院大、立命館大で1日、一般入試が始まり、関西の私大入試が本格的にスタートした。
関西大の千里山キャンパス(大阪府吹田市)では、午前9時ごろから受験生が集まり始めた。マフラーやマスク姿が目立ち、正門付近で友人と笑顔で励まし合ったりしていたが、試験会場に入ると真剣な表情を見せた。 今年は不況の影響で学費の安い国公立志向が強まっているうえ、受験料の節約で併願を減らしたり、浪人を避けるため“安全圏”の大学を選ぶ生徒が増えているとみられ、「関関同立」は志願者の減少傾向に歯止めがかかっていない。 2月入試の志願者数(センター試験利用を含む)は、前年同期比で関西大が1・7%減、立命館大が2・4%減で、いずれも4年連続のマイナス。関西学院大は10・8%減と大幅な落ち込みで2年連続の減少。同志社大は4・5%増だったが、一般入試だけをみると0・9%減で3年連続のマイナスとなった。 学部別では、就職に有利とされる理工系や教育系の人気が上昇。文系は経済学部などで減少が目立つが、外国語や国際関係は人気が高い。国際関係は同志社大が今年、「グローバル・コミュニケーション学部」を新設、関関同立で出そろった。2011年2月1日(火)15:18産経新聞
少子化による18歳人口の減少と長引く不況の為に受験料節約の為に関関同立の学部間の掛け持ち学部数が減少した為と思われますが。今年は地方からの関関同立に下宿して通う学生が減少するかも分かりません。就職難で理工学部系や教員免許の取れる教育学部系、日本もグローバル化を目指す国際化時代に入り外国語の習得に力を入れる外国語学部や国際関係学部は、受験生に人気が集っていると言えます。今後関西では「関関同立」と他の大学間の二極化が益々進むのではないでしょうか。関西地方は、本格的な大學受験シーズン到来と言えます。、受験生の皆さん、寒さに負けずにベストを尽くして最後まで頑張って下さい。合格達成を心からお祈り申し上げます。