毎日新聞 10月24日(月)2時30分配信『名古屋市名東区引山の中学2年、服部昌己君(14)が自宅で暴行を受けて死亡した事件で、昌己君の母友己さん(38)が23日、毎日新聞の取材に応じた。傷害容疑で逮捕された交際相手の酒井秀志容疑者(37)が10年6月から、「しつけ」を理由にたびたび昌己君に暴行していたことを明かした。現在別居中の次男(12)にも当時、同様に暴行していたという。愛知県警の司法解剖によると、昌己君は胸、背中、腕、首に内出血があった。
友己さんは自宅で取材に応じた。酒井容疑者が殴った冷蔵庫はベコベコにへこみ、木製の食器棚には幾つも穴が開くなど、室内は荒れた様子だった。 友己さんによると、6年前に酒井容疑者に声をかけられたのを機に交際を始めた。3年前から友己さんに暴力を振るうようになったが、当時は昌己君と次男は祖母に預けていた。10年6月に子供2人も一緒に暮らすようになり、酒井容疑者は「しつけのための暴力はやむを得ない」と主張。次男は4カ月もすると「怖い」といって祖母宅に戻った。酒井容疑者の昌己君への暴力は「私が『たたかないで』と言っても聞き入れてもらえない時もあった」という。
酒井容疑者は、昌己君の言葉遣いに怒ったり、うそをついたととがめて暴行を重ねたという。昌己君は暴行されながら「ごめんなさい。僕が悪かったです」と謝り、けがをしても「病院に行きたくない。大丈夫」と言っていた。 友己さんは、児童相談所に相談しなかったことについて「酒井容疑者がいたから(相談が)できなかった。(酒井容疑者を)好きだったので『家に来ないで』とも言えなかった」と説明。「悔やんでいる。私が真剣にとらえることができなかった。昌己を返してほしい」と心境を述べた。 愛知県警名東署は23日、酒井容疑者を傷害致死容疑で名古屋地検に送検した。司法解剖で昌己君の死因は特定できなかったという。』
今の日本で、躾と虐待の考え違いをしている人が余りにも多いと思います。このような暴行致死事件が起こっている原因です。 小さい時から躾けられていない大人ばかり思います。躾とは身を美しくと言う意味を忘れているのでは有りませんか。自分の子供時代を忘れた反省すべき大人ばかりと言えます。