トランプ・安倍電話会談は名護市長選劣勢の裏返しに違いない
天下分け目の決戦となる名護市長選は、いよいよあす2月4日投開票だ。
安倍首相と翁長知事のどちらが勝つのだろう。
誰もが知りたいところだが、それを教えてくれる報道は皆無だ。
いまだに、自民党候補者が稲嶺市長を猛追、と報じられているから、自民津候補者は劣勢ということだ。
逆転は難しいだろう。
それを教えてくれたのが、安倍首相とトランプ大統領の電話会談だ。
早朝のNHKニュースが繰り返し流した。
安倍首相はトランプ大統領と電話会談し、在日米軍のヘリ事故防止を要請したと。
なぜいまごろになってこんなことを電話で申し入れるのか。
それは名護市長選挙対策だ。
さすがは、安倍首相だと。
日米同盟を安定的に維持するためには、やはり日本の首相と米国大統領の関係が強固でなければいけない。
翁長知事では米国の大統領は動かせない。
そう、沖縄の有権者に思い込ませようとしたに違いない。
そんなことしか思いつかないようでは、とても自民党候補者は勝てない。
安倍首相はおろかだ。
自民党候補者に、自分が当選したら日米地位協定の改定交渉を始める、と約束させ、それを首相自ら支持する、と言えば勝てたものを(了)