林外相訪中が筋<本澤二郎の「日本の風景」(4289)
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林外相訪中が筋<本澤二郎の「日本の風景」(4289)
<米中の橋渡し役が日本外交の基軸>
安倍晋三・岸信夫・高市早苗などの極右・日本会議・台湾派が、台湾有事に前のめりになって、日中関係を意図的に悪化させている。一方で、国際社会の重大事である米中関係は、一向に改善する兆しはない。そこに経済的な負担がかかると、政治は予想外の対応を取ることも想定される。このような時の日本外交の基軸は、米中関係の橋渡し役を果たすことである。
急ぎ林芳正外相は、北京入りして双方の政治不信を取り除くために汗を流す必要があろう。日本外交の本領を発揮する時である。まずは北京入り、ついでワシントンへと、米中間を往来する、それが日本の役目である。
<台湾有事は架空の扇動論で現実にありえない!>
台湾問題で、アメリカが血を流すか、ありえない。同じく尖閣でワシントンが戦争するだろうか。これもあり得ない。ワシントンに80年前のルーズベルトはいない。第一、軍が動かない。台湾の同胞に中国軍がミサイルを発射するのか。これもあり得ない。
台湾有事などは架空話である。台湾独立派が、日米両国を引きずり込む罠でしかない。
事情通は「日本の軍事力などは、中国のミサイル部隊と比較すると、大人と赤子の開きがある。自衛隊がよく知っていることだ」と打ち明ける。また「米国の核兵器1600発、ロシア3000発、中国350発といわれているが、これを使えば双方とも滅ぶ。現実にありえない」とも。
人類の危機は、原発による気候変動を食い止めることである。脱石炭と脱原発を同時に推進するしか、人類は生き延びることは出来ない。これ以外に、気候変動を食い止める手段はない。
林は、安倍兄弟に扇動されるような人物ではない。急ぎ北京とワシントンを往来すべきである。
<極右の安倍・日本会議に振り回される愚を排除する林の見識に期待>
ネットを見ると、やけにフジサンケイの偏見報道が目立つ。その限りで、パソコン派の若者を、偏狭なナショナリズムに引きずり込むことに、一定の役割を果たしているかもしれない。改憲軍拡派の罪が重いことを、国民は記憶する必要があろう。しかし、決して屈してはならない。
国民の多くは平和主義者である。戦場に孫や子供を引きずり出す、自公の戦争法に警戒している。公明党創価学会の信者らが、他党の候補を支援する動きが表面化したらしい。
本澤先生、れいわ新選組の衆議院議員、大石あきこさんの阿修羅の記事を貼り付けます。
八千代、青柳
http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/514.html
<安倍撃墜材料は1・5億円や桜モリカケTBS強姦魔事件など腐るほど>
安倍発言に驚く必要はない。一連の事件捜査に怯えている、そのための反動である。御用テレビディレクターを総動員して、ラッパを提供しているだけのことである。
岸田文雄の反撃も、一部で報道されるようになってきた。安倍にさんざん買い殺しにされ、小馬鹿にされてきた宏池会のエース?も、巧妙に反転攻勢に転じてきている。宏池会の伝統として、安倍のようなとことんワシントンにひれ伏す愚は、しないだろうと期待したい。
まずは林訪中に期待したい。
2021年12月9日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
(まいどなニュース)10月31日の衆議院選で、自民党が絶対安定多数である261議席以上を維持したからだろうか。それとも12月5日に公表された讀賣新聞と日テレの共同世論調査で、内閣支持率が56%から62%と、6ポイントも上昇したたからだろうか。最近の岸田文雄首相はかなり“強気”になったと評判だ。12月6日に都内で開かれた清和研のパーティーでは、安倍晋三元首相に「けんかを売った」というから、さあ大変。いったいどういうことなのか。
(読売)2022~26年度の在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)を巡り、日米両政府が5年間の総額を1兆円超とすることで大筋合意したことがわかった。16~20年度に実際に支出した額と比較すると、全体で500億円弱の増額となる。複数の日本政府関係者が明らかにした。