本澤二郎の「日本の風景」(4913)
本澤二郎の「日本の風景」(4913)
<腐った地方自治=千葉県袖ケ浦市は放射能ごみにそっぽ!>より、転載させて頂きました。
9月1日の防災の日に議会を開いた房総半島は、やくざが跋扈すると揶揄される袖ヶ浦市の市議会が9月議会を開会し、各党が質問戦を繰り広げた。10日ほど前に参院行政監視委員長(青木愛)が林地区の放射能ごみ埋設現場を視察したばかり。さぞや違法産廃業者と腐敗行政による?福島放射能ごみ問題が追及されるだろうと反核市民団体は、議会の成り行きを見守っていたが、なんと一発もさく裂しなかった。
衝撃が林地区や高谷地区のみならず、君津郡市の水と空気の監視市民団体に衝撃が走っている。この一帯の水道水は、麻生太郎の肝いりによるものなのか、すでに民間業者に委託され、東電のように偽りかもしれない水質検査そのものにも疑惑の目が向けられている。そこに放射能汚染水が?考えたくもない恐ろしい事態が、君津郡市と官房長官・松野博一の選挙区の一部に及んでいる。
袖ヶ浦市の不正腐敗の頂点が暴かれようとしているのだが、市民代表の市議会が憲法が命じる住民自治の観念を喪失して恥じない。民度に比例しているのかもしれないが、汚染水と共存させられる無辜の民はたまったものではない。
何度も報じたように林地区現場周辺住民の大半が、数年前からガンに泣かされている。死者も出ているのだが。さっそうと県外から潜り込んだ出自不明の千葉県知事も逃げている!
<公明党腐敗は当たり前?=「木更津レイプ殺人事件」追及からも逃げている!>
公明党というと、池田大作の肝いりで命名された党名で、不正や腐敗追及に実績を残して党勢拡大に成功してきた。しかし、今は自民党よりも自民党と言われて久しい。
血税で支えられている議員宿舎に、いかがわしい女性を入れていたことが発覚し、議員を辞めた悪党もいる。果ては木原誠二のような銀座族も現れて世間を騒がせた。公明党議員の不正腐敗は止まらない。それでも老いた無知の創価学会信者が投票するため、まだ余命をつないでいる。その隙間を維新と、国民民主党という連合貴族に支えられる、これまた正義を貫徹できない政党が割り込もうと必死である。
公明党が放射能汚染ごみについて、高見の見物をすることに違和感さえなくなっている。
いわんや会員の戦争遺児を、やくざ会員浜名の強姦・性奴隷・
脅しによる殺害事件である「木更津レイプ殺人事件」について、真相究明どころか蓋をしている重大疑惑も浮上している。
「信濃町が警察に手をまわして捜査を止めた」という疑惑は、TBS強姦魔事件や目下の木原誠二事件に相当するものと見られている。「創価学会がやくざを保護している」というのである。もはや日本政府は、腐敗の極みかもしれない。民主主義の片りんさえない。筆者は戦争遺児の戦争未亡人の助産婦によって、この世の人間になれた。この恩義を忘却することは断固としてできない。
<志位・日本共産党の地元の市議も動きが鈍い!>
赤信号みんなで渡れば怖くない。しかし、千葉県の共産党の委員長・志位和夫は千葉県人ではないか。
この深刻すぎる重大事件に対して、人生をかけて戦っている元宏池会秘書の御園豊は、しきりと首をひねっている。「せめて共産党は自公と違うだろう」とずっと思ってきた。いちはやく現場を案内してきたのだが、動きが鈍すぎると悲鳴を上げている。筆者も知り合いの赤旗記者に取材を要請してきたのだが、効果がない。共産党もまた、公明党と同様に以前のような市民の命と健康に向き合っていない。
極右・清和会政治のもとでの21世紀型の翼賛体制に、全政党が呑み込まれてしまったのであろうか。
<千葉県警・木更津署とやくざは身内疑惑浮上>
「木更津レイプ殺人事件」を取材し始めたころは、千葉県警と木更津署が即座に犯人の浜名を逮捕すると思い込んでいた。警察不信などなかったし、日本の警察は世界一優秀と信じ込まされてきた凡人ジャーナリストだったこともある。天地がひっくり返っても、警察とやくざが身内同士などということは、全く信じられなかった。
伊勢神宮の正体を観察し、暴いた内務官僚の渡辺一太郎・千葉県警本部長は、在任中ずっとやくざ代議士逮捕に執念を抱いていたし、元警視総監の秦野章は不正に対して沈黙することなどなかった。秦野の「日本警察改革論」(エール出版)は今も通用する内容である。
しかし、袖ヶ浦市の放射能ごみ埋設事件について取材してゆくと、警察とやくざは「仲間」であることが判明した。そのうちの一人は、ハマコーの力で君津市議・同議長になった。産廃業者の実力者で、JR亀山駅前に豪邸まで建てた。莫大な資金は、林地区の住民の調査で「福島の東北復興資金」であることも判明してきた。「やくざが跋扈する千葉県」は正解である。
民度が問われている。議会も行政もやくざに牛耳られている。正義の警察官よ!出てこい!
2023年9月3日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
恥を知れ!朝鮮人虐殺を否定する官房長官・松野博一は人間失格!
(朝日)100年前の関東大震災の直後に虐殺された朝鮮人らを追悼する行事が1日、事件があった埼玉県内各地であった。主催した自治体の首長らは、虐殺の事実を率直に認めて犠牲者を追悼し、悲劇を繰り返さないことを改めて誓った。
(共同)東京都墨田区の荒川河川敷で2日、1923年の関東大震災時に虐殺された朝鮮人らの追悼式が開かれた。事件の風化や記憶の継承が課題となる中、次世代へ語り継ごうと若者らが式典の運営に参加。それぞれが虐殺の歴史と向き合い、ルーツの違いを超えて自然に集まった。「知らないではすまない」「大切な記憶を守る」。次の100年へ。同じような悲劇が二度と繰り返されぬよう語り継ぐ。