教育カウンセラーの独り言

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吉村府知事らが「くわ入れ」の儀式を執り行った

2023年09月20日 11時23分42秒 | ニュース

デイリー新潮

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吉村府知事らが「くわ入れ」の儀式を執り行った

「大阪万博」って本当に間に合うのか? 開催まで1年半なのにほとんど「荒れ地」の現場
吉村府知事らが執り行った「くわ入れ」の儀式

 9月11日、大阪・関西万博の会場予定地である大阪・夢洲(ゆめしま)の一角で、「日本政府館(日本館)」の起工式が行われた。しかし、現場は今も砂塵が舞い、車を走らせればタイヤが泥だらけになる“荒れ地状態”。会場設営は本当に間に合うのだろうか? 

【怪しい現場写真】本当にここに1年半後に「空飛ぶクルマ」が飛んでいるの? 8月時点での現場写真 まだ大屋根の“足”が少しできているだけだ
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 吉村洋文大阪府知事(48)を中心に、横山英幸大阪市長(42)、鳥井信吾・サントリーホールディングス副会長(70)が並んで行った「くわ入れ」の儀式。

 工事現場をテントで囲んだだけの式場からは、なかなか完成予想図のような建物のイメージが浮かんでこないが、それでも吉村氏には立派な景色が見えているようで、くわ入れに先立ってこんなあいさつをしていた。

遅々として建設が進まない海外パビリオン

「2年後の今頃、このあたりは世界のパビリオン、大屋根があり、空を見上げれば空飛ぶクルマも飛んでいる。そんな未来社会がここで実現されます。日本政府館を中心に世界に対して日本の技術、目指すべき方向性、未来社会を発信していただきたい」

 しかし、あらゆるところで工事が遅れているのは報道の通りだ。

 経産省担当の記者によれば、

「参加約150カ国の内、56カ国が自前でパビリオンの建設を予定していた。しかし現時点で建設業者が決まっているのは十数カ国。建設資材の高騰や人手不足もあって、多くの国が前に進められないでいる。万博協会は急きょ、日本側で建設を代行する『タイプX』という奥の手のプランも提案したが、それにすら手を挙げたのは1カ国のみ」

 というのが現状のようだ。

日本館も約3カ月の着工遅れ

 しかも、建設が遅れているのは他国のパビリオンだけではない。起工式が行われた日本館も、決して予断を許さない状況だ。

「日本館の工事もまた建設業者の入札が2度も不調になり、約3カ月遅れの着工です。さすがに再来年4月13日の開幕には帳尻を合わせるんでしょうがね」(経産省担当記者)

 日本政府肝いりの日本館は、カーボンニュートラルや循環型社会を掲げ、バイオの力を用いて会場で出る1日1トンの生ゴミをこの場で分解するという。そんなにゴミが出るくらいに賑わう開催当日を予定通りに迎えられるといいのだが……。

撮影・吉川 譲、西村 純

「週刊新潮」2023年9月21日号 掲載

新潮社

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万博、大阪マルビル跡にバス発着場 大和ハウス無償提供

2023年09月20日 05時03分35秒 | ニュース

万博、大阪マルビル跡にバス発着場 大和ハウス無償提供

 
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大和ハウス工業は大阪マルビル(大阪市)の跡地にバス発着場を整備する(イメージ)

2025年国際博覧会(大阪・関西万博)で、大和ハウス工業はJR大阪駅前(大阪市)にシャトルバスの発着場を整備する。19日、万博の運営主体、日本国際博覧会協会(万博協会)と覚書を交わした。発着場は無償提供する。バスは来場者を会場の夢洲(ゆめしま)に輸送する。今夏、建て替えのため解体工事に入った「大阪マルビル」の跡地を一時的に利用する。

24年9月に着工し、同12月に完成させる。同社傘下のフジタと大和リースが建設を担う。待合室など施設の延べ面積は620平方メートルで、電気自動車(EV)バスの急速充電器も3基備えつける。

同発着場にはシャトルバス7台を導入。1日に最大で30便を走らせ、1400人を運ぶ計画だ。京阪ホールディングス(HD)傘下の京阪バス(京都市)が運行を担う。

万博協会は同日、大阪市内などの鉄道駅10カ所と夢洲を結ぶシャトルバスを運行する事業者を決定。京阪バスのほか、阪急バス(大阪府豊中市)や阪神バス(兵庫県尼崎市)などを選定した。桜島駅、新大阪駅の近くの発着場からも運行する。

大阪・関西万博では25年4月から半年間の会期で約2820万人の来場を見込み、万博協会は多い時期で1日に20万人以上が会場を訪れると試算する。22.9万人が来場する場合、シャトルバスはうち約15%にあたる3.5万人の輸送を担う予定。12.6万人(約55%)は大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)中央線で訪れるとみられる。

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