大阪の統合型リゾートのイメージ動画で、適切な権利処理が行われなかったとして、観光庁は府や市を指導しました。

 この問題は、カジノを含む統合型リゾート=IRの完成イメージ図などに、権利処理をしていない著作物が使用されたものです。

 大阪府や市は、先月、許諾が得られていないなど、不適切な著作物が23点含まれていたことを公表し、謝罪していました。

 この事態を受け、観光庁は8日付で、大阪府や市、事業者に対し、「著作者に対する礼を失した行為」だとの見解を示しました。 

 そのうえで、大阪府や市などが示した、再発防止策の実施状況を速やかに報告するよう求めました。