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教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

HOME 天木直人のブログ バグダディだという証拠を見せろと言い出したロシア

2019年10月29日 12時20分09秒 | 受験・学校・学問

 

バグダディだという証拠を見せろと言い出したロシア

2019-10-29
 
 誰かが言いださないかと思っていたら、ロシアがはやばやとその期待に応えてくれた。

 きょう10月29日の朝日が報じた。

 ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は27日、米軍が作戦を行ったとされる地域は、過激派組織「シャーム解放委員会」(旧ヌスラ戦線)が支配しており、バグダディ容疑者が潜伏するのは困難だとした上で、「米国は直接的な証拠を提示すべきだ」と語ったというのだ。

 私には、どう見ても、メディアが流す二つの画像のバグダディ容疑者は別人に映る。

 すなわち演説をしているかつてのバグダディと、殺害される直前のバグダディの二人は、全く違う人物のように見える。

 いつものトランプ大統領なら、そんな言いがかりなどフェイクだ、と即座に切り捨てるところだ。

 しかし、このロシア報道官の指摘には沈黙するだろう。

 もし反論すれば、最後はプーチン大統領が出てきて、ロシア疑惑をばらすぞと言い出しかねないからだ。

 トランプ大統領はプーチン大統領に急所を握られたままだ。

 トランプ大統領の致命的弱点はそこにある(了)

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HOME 天木直人のブログ 選挙後も続く醜い埼玉参院補選はこの国の政治の合わ...

2019年10月29日 12時16分11秒 | 国際・政治
 
選挙後も続く醜い埼玉参院補選はこの国の政治の合わせ鏡だ
2019-10-29
 
私は今度の埼玉参院補選について、史上まれに見る醜い選挙だと書いた。

 知事選を見送って野党候補を応援した上田氏が、その見返りに今度は埼玉参院補選の野党統一候補になろうとしたからだ。

 それに自民党が相乗りして、対立候補が不在の選挙になったからだ。

 さらに言えば、上田候補は、野党統一候補になりながら、自分は改憲論者だと選挙前に公言し、それを歓迎した自民党が、ますます上田候補を応援したからだ。

 こんな選挙ほど不毛な選挙はない。

 だからこそ有権者の5人に1人しか投票しなかったのだ。

 ところが、醜い埼玉参院補選は選挙後も続く。

 完全無所属と言って選挙に臨んだ上田候補が、当選したとたん、いつまでも無所属ではありえないと言い出した。

 それを聞いた自民党の二階幹事長が、いつでも歓迎するとエールを送り、あわてた野党との綱引きが始まったというのだ。

 これほど醜い埼玉参院補選はない。

 そして、その醜さは、今の日本の政治の醜さの合わせ鏡だ。

 その醜さは、政治家たちの政権ほしさの裏返しだ。

 かつて55体制と言われた自民党と社会党の対決の時代は、こんなことはなかった。

 万年野党の社会党は、野党の武器を最大に発揮して、自民党の歯止め役を果たした。

 その社会党が自民党と連立を組み、野党を放棄した時から、日本の政治が壊れたのだ。

 そして社会党が流れ込んだ民主党が選挙で政権を取り、権力のうまみを知った。

 その民主党が自民党との権力の奪い合いに敗れた時から、政権交代と言う名の、政権欲しさのための、政策を棚に上げた選挙協力という野合が始まったのだ。

 いまでは、かつて唯一の野党を誇りとして権力批判に徹していた共産党までもが、政権政党の恩恵にあずからなければ損だと言わんばかりに、なりふり構わず連立政権に固執するようになり、社会党の二の舞を演じようとしている。

 選挙で敗れて下野した自民党が、二度と政権を野党に渡さないと、選挙に勝つことをすべてを優先するのは言わずもがなだ。

 権力のうまみに群がる政治家たちばかりになってしまった政治が、醜くなるのは無理もない。

 この醜さは、永久に繰り返されるだろう。

 その行き着く先は日本という国の分断であり、崩壊だ。

 その時こそ、与野党を超えた挙国一致の非常事態・救国政権が不可避になる。

 そんな事態が来る前に、政治家たちは保身を捨てて、国民のための政治を始めなければいけない。

 その時は今しかない(了)¦

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緒方貞子さん死去 元国連難民高等弁務官、92歳

2019年10月29日 11時36分28秒 | 国際・政治

緒方貞子さん死去 元国連難民高等弁務官、92歳

朝日新聞デジタル

 10/29(火) 11:03|Yahoo!ニュース 

緒方貞子さん=2016年5月撮影

 国連難民高等弁務官や国際協力機構(JICA)理事長として活躍した緒方貞子さんが死去したことが政府関係者の話で分かった。92歳だった。

 1927年、東京都出身。聖心女子大学を卒業後、米国ジョージタウン大学、カリフォルニア大学バークリー校で政治学博士号を取得。76年に日本初の女性国連公使となり、国連人権委員会日本政府代表、上智大教授などを歴任した。

 91年1月に国連難民高等弁務官に就任。2003年から12年までJICA理事長を務めた。

朝日新聞社

 

お疲れ様で、ごさいました。

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英国のEU離脱、全裸で抗議=女性学者らの訴えが物議

2019年10月28日 22時38分48秒 | 国際・政治

英国のEU離脱、全裸で抗議=女性学者らの訴えが物議

2019年02月18日06時43分


英国のテレビ番組で、EU離脱に全裸で抗議する経済学者のビクトリア・ベイトマン氏(一部画像処理しています)(ベイトマン氏の公式ツイッターより)
 【ロンドン時事】英国の欧州連合(EU)からの離脱に抗議するため、テレビ番組などで全裸になってEU残留を訴える女性が現れ、物議を醸している。離脱まで約40日。議会が紛糾して行き詰まり、経済に打撃を与える「合意なき離脱」が現実味を帯びる中、英国内の論争は激しさを増している。
<英国、EU離脱問題 関連情報>

 女性経済学者ビクトリア・ベイトマン氏は今月、テレビやラジオの番組に相次いで全裸で登場。「離脱すれば、英国は裸一貫になる」と離脱阻止を訴えた。教壇に立つ名門ケンブリッジ大学の学生向けにも全裸で講演したという。
 著名ジャーナリストのレイチェル・ジョンソン氏もこれに加勢。出演したテレビ番組の途中で突然服を脱ぎ、上半身裸になって残留を呼び掛けた。レイチェル氏は、強硬離脱派の代表格ボリス・ジョンソン前外相の妹として知られる。』

これからのヨーロッパ経済を見据えるとEU離脱に全裸で抗議する経済学者のビクトリア・ベイトマン氏の自分の体を張った裸のようにイギリス経済が、なるのは遠からずでは有りませんか。

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29日は全国的に雨 被災地にも雨雲かかる

2019年10月28日 22時02分48秒 | ニュース

 

 

29日は全国的に雨 被災地にも雨雲かかる

29日は全国的に雨 被災地にも雨雲かかる

29日は全国的に雨 被災地にも雨雲かかる

(tenki.jp)

29日は全国的に雨。活発な雨雲は海上が中心ですが、被災地でも再び雨となりそうです。少しの雨でも注意して下さい。

画像A

きょう28日(月)は高気圧に広く覆われて、日中は全国的に晴れました。大阪の日照時間は12日ぶりに9時間を超えて、たっぷりの日差しでした。
これからあすにかけては、晴れの天気をもたらす高気圧の中心が、次第に東へと離れ、本州付近を低気圧や前線が進む見通しです。
きょう晴れた所も、あすにかけては次第に雲が増え、雨の降りだす所が多いでしょう。活発な雨雲は海上が中心になりそうですが、台風などの影響により、被災した関東甲信や東北にも雨雲がかかりそうです。まだ土が溜まっている側溝の周辺では、少しの雨でも道路の冠水が起こりやすく、再び災害が発生するおそれがあります。十分に注意下さい。

朝は太平洋側を中心に傘の出番

画像B

あす29日は、沖縄は雲が多く、午前中は雨が降ったりやんだりで、雷を伴って強く降る所がありそうです。九州は昼前まで各地で雲に覆われ、南部では一部で雨が降るでしょう。昼過ぎからは天気が回復して、次第に晴れ間が広がりそうです。中国地方と四国、近畿は雲が多く、昼頃までは雨が降るでしょう。東海は夕方まで、関東は夜にかけて雨が降ったりやんだりする見込みです。朝の通勤、通学の時間帯は、九州南部から関東の太平洋側を中心に傘の出番になるでしょう。
北陸と東北南部は雲が広がりやすく、昼頃から一部でにわか雨がありそうです。外出には折りたたみ傘があると安心です。東北北部と北海道は天気が下り坂で、日中は次第に雲が増えるでしょう。夜になると広い範囲で雨が降る見込みです。
最低気温は全国的にきょうよりも高いでしょう。平年並みか高く、極端に冷え込む所はなさそうです。最高気温は平年並みか高い所がほとんどですが、関東甲信や東海では平年より低いでしょう。東京は朝からほとんど気温が上がらない見込みです。関東では日中も空気がヒンヤリと感じられるでしょう。体を冷やさないよう注意して下さい。』

被災地これ以上被害が、出ないように祈念申し上げます。

 

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籠池諒子さんの情報 正直者は、しんどかったろう

2019年10月28日 17時49分18秒 | 受験・学校・学問

『曲学阿世:真実を追求し、虚実の世間に迎合するようなことはしたくない。

真実を曲解し不正な情報によって世間の人々にこびへつらい、世間にとり入れられるような、ことはしたくない。』

 より、転載させて頂きました。
 

籠池諒子さんの情報 正直者は、しんどかったろう

2019年10月28日 13時39分04秒 | 政治

 

 

画像に含まれている可能性があるもの:テキスト

 

籠池諄子

10月24日 11:26

産経新聞 平成七年主人が「600万円流用」と新聞に、書かれました。 産経新聞の 山本記者が、家にきて 一番下の子供が、幼稚園の頃でした。 専業主婦の私は、電話を貸してほしいといわれたので、家にあがってもらい、コーヒーを 入れ、一言もお話していません

一言も当時私はおとなしかった

次の日の朝刊みると、理事長籠池泰典のコメント「」 とありますえーなんでと思いました。 ずっと産経新聞しかとっておらず 新聞を見た主人は、直ぐに、記者に電話をし

訂正しろと怒られていました

山本記者とは、産経新聞の一階の喫茶店で会う

と、「大阪市からのリークで、検証したわけではない、」と謝られました。産経新聞に裁判されるときは、証人ででますとまで いってくださいました

産経新聞にはしていませんが

大阪府のふきい係長は、主人に大阪市に

裁判されたほうがいいといわれましたが

大阪市ににしていません

最高裁で、籠池は横領していないと判決がくだりました それ以後、保育園の申請をだしましたときも

認可は下りず、二年半かかりました それぐらい大阪市は 籠池を嫌がっていたわけです だから、潰す必要のない保育園を無理無理、立ち見取材でも、嘘をいい!

政府と管財人と大阪市がくんで

娘の理事長にも言わず、勝手に大幅に安くで、潰して、南港の幼稚園も松井の影響下にある、不動産に うりました ところが

最近松井さんは、転売したようで、一億4千万位でppoという直前に設立させた会社ですが いわゆる幽霊会社ですが

松井の関係筋ですが

そのppoから、二億1000万で、近隣の幼稚園に買わないかといっている情報をいただきました

影でずるいことを、するのは 暴かないと、いけないですから

皆さんも正直に松井さんに 泣かされた方は暴露してほしいです

小学校は残すと安倍政権に禍根が残るのでしょうか 麻生さんはつぶさせようとしています

どんな方法で?

本来塚本幼稚園も民事再生できたのに

疋田弁護士は 居座って退かないのです

なぜか? 実力がないから そして手だてがなくなり

時をただ毎月七十万の報酬を持っていき、印鑑も、偽装して勝手に学園のを作っています

犯罪行為を平気で繰り返すのも、あべさんの 配下にいるからと、安心していたのでしょう しかし、そうはさせぬと 塚本の学園の理事長も、絶対に負けるものかと

ふんばっています

話はいつもとびますが まだまだあります

しかし、430名の園児は半分になり 塚本も、200名の園児は、100名になり たちゆかなくなりました

そして、四国の主人のいとこののぶひろさん弁護士 と 一緒に三人で、大阪府に、財産目録をもち 幼稚園を閉園しますともうしました

しかし、大阪府のふきい係長以下四人は

学校法人だから、閉めてはいけない

水一滴紙一枚節約しても、続けてくださいといわれ、去っていかれました 私は待ってくださーいといいましたが 無視

今回養護の補助金制度も、しりませんでした 昭和57年からはじまっていますが 主人が初めて他の先生からきき、平成14年 に初めて申請をだしますまでしりません

二十年ぶんの補助金も返してもらえないのです

毎年くる監査に、【他の幼稚園は四年に一度】 主人は何故公平に教えてくれないと 不満をいったら

補助金は探すものだといわれました

それを今になり、主人が詐欺などしていません

最後に

他の方から、投稿をいただきました。又産経新聞は こんなことをするんだと思い過去がよみがえりました

産経新聞さん もう嘘をかくのはやめてくださいといいたい

今月号のwillの雑誌の表紙に

産経新聞の記者と主人が対談とかかれているそうですね

主人はしていません しかも安倍政権礼賛記事をかかれているのも 嘘がおおいそうですよ

私はみませんし興味はありません しかし、主人の名前を勝手にかいているのは

怪しいです 産経新聞のうそは、相当 悪質です

皆さん、嘘をつく新聞にご意見いただきたいです お願いします

籠池諄子

16時間前 · 

おはようございます よろしければご覧下さい

10月30日十時半に 大阪地方裁判所二階大法廷にて 最終陳述書を主人と私がよみあげます

終了後、裁判所前にて、立ち見記者会見を 致します浦弁護士先生と藤原弁護士先生も ご一緒です

質疑応答も受けます

皆さん最後の裁判どうか この安倍政権により、沢山の国民の命を奪われました 商店街は、次々と、閉店

昨日私の近所のファミリーマートコンビニも 閉店

24時間営業されて身も心もぼろぼろになられています コンビニの大元の社員といえば、保護者でおられましたので 高級で、休みはゴルフジムと優雅におすごしでしたから 対照的にみえました

消費税増税の影響は、天が泣いてくださっているかのごとく 千葉や東京の首都圏まで、災害がおきています

雨がふっても すぐにはやみません 安倍政権に抗議をされているのです。

 

私達もこの安倍政権に、ノーを しっかりと主張してまいります

下記の投稿、台風ですべての 予定をとりやめられるなか 実行してくださった 主催者に感謝します

皆さん宜しくお願いいたします

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「植草一秀の『知られざる真実』」 2019/10/27 共和主義=コミュニタリアニズムを考える

2019年10月28日 17時38分15秒 | 国際・政治

曲学阿世:真実を追求し、虚実の世間に迎合するようなことはしたくない。

『真実を曲解し不正な情報によって世間の人々にこびへつらい、世間にとり入れられるような、ことはしたくない。』より、転載させて頂きました。

 
 

  共和主義=コミュニタリアニズムを考える

2019年10月28日 08時59分49秒 | 政治

                                

                                 

                       「植草一秀の『知られざる真実』」
                                  2019/10/27
            共和主義=コミュニタリアニズムを考える
            第2466号
   ウェブで読む:https://foomii.com/00050/2019102719000059761──────────────────────────────────── 鳩山友紀夫元首相が10月25日、新たな政治団体「共和党」の結成に向けた 初の準備会を東京都内で開かれた。
同党では鳩山氏が代表を意味する「棟梁(とうりょう)」に、首藤信彦元衆院 議員が党首を指すという「物差(ものさし)」に就く見込みである。
鳩山首相は首藤信彦氏と共著
『次の日本へ-共和主義宣言-』(詩想社新書)https://amzn.to/2ojxi3k
を刊行された。
鳩山氏は、本ブログ、メルマガでも紹介させていただいた
『脱大日本主義』(平凡社新書) https://amzn.to/2RokgOq
を2017年に刊行されている。
この書のなかで鳩山元首相は、
「「大国への夢」が幻になろうとしている今、日本はいかにあるべきか」
を説いている。
鳩山氏はリージョナリズムで自立と共生の道を模索すべきであると述べる。
そして、その後、政治哲学についての考察を深め、「共和主義宣言」を発する に至った。
10月25日の会合で鳩山氏が講演し、いまなぜ共和主義宣言なのかを熱く語 られた。

上掲書『明日の日本へ』あとがきで鳩山氏は次のように述べる。
「私たちが教科書で習った三権分立はいまや存在していない。
安倍首相自ら、自分は立法府の長と何度も申したように、議会は形骸化し、官 邸の意のままに動く、熟議とはほど遠い状況となっている。
行政は内閣人事局の悪用により、官邸に戦々恐々で官邸を向いて行われてい る。
司法は砂川裁判を重視して国家の重要案件ほど最高裁は違憲性を判断しなく なっている。
たとえば、安保に関する国家対地方(沖縄)の裁判では必ず国家に軍配が上が ることになってしまっている。」
「安倍長期政権が続くなかで、この国は全体主義国家化しつつあるのではない かとの不安を覚える。
安倍政権がメディアの首根っこを押さえているので、批判しないメディアがそ れを助長させている。
さらには学界も官邸を忖度して、たとえば、福島で多発してしまった子どもた ちの甲状腺がんは、原発事故によるものとは言えないとしている。
鯛は頭から腐ると言うが、日本は政治、行政、司法、メディア、学界などの中 枢が腐りかけていると思えてならない。
その原因を突き詰めていくと、この国は真の意味で独立国ではないことに気づ く。」
私は拙著『日本の独立』(2010年、飛鳥新社)https://amzn.to/2Pw8y3h
副題を「主権者国民と「米・官・業・政・電」利権複合体の死闘」としたが、 この出版記念講演会に駆けつけて挨拶をしてくださった鳩山元首相が、「米・ 官・業・政・電」の五者に「学」が加わるのではないかと話されたことを鮮明 に覚えている。

もちろん、鳩山元首相は2009年の政権交代による日本刷新を完遂できな かったことに対して痛切な反省を示されている。
「このような日本になってしまった責任を私は痛感している。
既得権益層の癒着に憤慨して、新しい政治を興せとの大きなうねりに乗って、 2009年、国民の選挙による政権交代が実現した。
民主党政権は対米従属からより自立した日本へ、さらに政治、行政、メデ ィアのあり方などを根本から変えようとしたが、私はアメリカへの依存の象徴 である普天間の海兵隊の辺野古への移設を最低でも県外へと求めて失敗し、改 革は頓挫した。
私の失敗を目の当たりにした後継の政権が、アメリカへの歩み寄りを強めて、 アメリカという国体の下で全体主義的な色彩を濃くしてきたというのが事実で あると考える。
本来ならば、そのような人間は政治の世界から足を洗うべきであるかと思う。 そのつもりでもいた。
しかし私が政治から離れた7年間の政治の推移を見て、それに責任がある者と して、居ても立ってもいられなくなったというのが正直な気持ちである。」
「かつて小渕首相は富国有徳を掲げておられたが、早世されてしまわれた。
いまこそ日本は、経済的にも政治的軍事的にも強い大日本主義を目指すのでは なく、ミドルパワーの国として、人間にも自然にも愛をもって接する徳のある 国を目指すべきではないか。
文字通り、あらゆるものと共に和する、しかしながら和して同ぜずの自立と共 生の社会のリード役を日本が演じるのだ。」
鳩山氏と首藤氏による新著をぜひご高覧賜りたい。

「共和」とは何か。
『次の日本へ』は次のように解説する。
「現在、民主主義的な政治制度を表すものとして民主制と共和制がある。
いずれもギリシア・ローマ時代の政体に起源を持つ伝統的な政治システムであ る。
ギリシアは何よりも専制君主を打倒するために民衆(demos)が支配する (cratia)という原則=民主主義をつくり出したが、その後、選挙はたちまち 有力者に悪用され、票の買収が行われ、ふさわしくない政治家が指導者として 選ばれるようになった。
そこで、それを是正すべく、悪質な指導者を追放するために陶片にその名を書 いて投票箱に入れ、それが一定数になればその政治家を追放する制度(オスト ラシズム)が登場したが、それもたちまち買収や煽情的な非難などによって、 優れた政治家が逆に追放される事態をまねいた。
民主主義は衆愚政治に陥り易いシステムであり、この時期以後、フランス革命 まで主張され採用されることはなかった。」
「古代ローマではギリシアの教訓から、民主制の代わりに、指導者と自律的国 民が皆で公共を支えよう(res publica)と考えて共和制が採用された。
そして前述のごとくローマは皇帝を抱きながら共和国であり、版図を拡大し、 諸民族を吸収しながら拡大したが、大規模な民族大移動によってローマは分 裂、崩壊し、共和国も失われた。」

米国に民主党と共和党が存在することについては、
「アメリカでも18世紀中葉に南部で奴隷を使って大規模農場で綿花栽培を行っ ていた南部の支配層中心政党である民主党に対し、北部のいまだ発展途上の工 業地域で、奴隷制度反対をかかげてエブラハム・リンカーン等市民勢力は共和 党を創設し、リンカーンはみずから共和党の大統領候補となり勝利した。
その結果、南北戦争が起こった。
ところがこの北部勝利の結果、南部の豊かな農民層は土地を追われ、西部で無 産の開拓民となり、その結果、民主党はより社会弱者に目を向け、その一方で 勝利した北部は工業化が進み、軍需もあり、富裕層が共和党の支持基盤となる という逆転現象が発生し、それが今日の共和党は保守、民主党はリベラルのイ メージにつながっている。」
と指摘する。

「共和主義」について上掲書は、
「正確に対応する日本語がないため、この20世紀末に起こった政治思想をとり あえずコミュニタリアニズムと標記するが、現代社会において、国家や地方自 治体という制度的単位だけでなく、経済単位組織である企業ではなくまた国民 の最小単位である個人ではなく、それらの中間形態としてのコミュニティに着 目する必要がある。」
と記述する。
鳩山氏は10月25日の講演で
「勉強会を2年あまり続けていく中で、コミュニタリアニズムというものの良 さ、コミュニティというものを大事にするということが1つの答えとしてあり 得るなということになった。」
「さらに勉強を進めていくなかで、今日、共和主義という考え方を、これは重 要ではないかという思いに至ったわけだ」
と述べた。
著書では、
「どこかに人々が「幸福だ」と実感できる水準があり、政治はそこに至る条件 を整える。」
とする。これが、共和党が目指す「次の日本」である。

鳩山氏は講演でこう述べた。
「私は共和主義が4つの公準というものを大事にしなければならないというこ とに気付いた。
日本の政治、行政、経済に最も欠けているのはこの「正義」だ。
正義の面からみて政策をどう作るのかが、真っ先に求められることではない か。
「美徳」という考え方も重要で、徳を持った者が、それなりの力というものが 備わっているわけだ。
いまの政治、行政に致命的に欠如しているのが美徳ではないか。
また「卓越」という考え方、よりすぐれたものをつくる必要性、より高いもの を求めていくという姿勢は常に必要なのではないか。
富国強兵から富国有徳に行こうとしている中で、日本の信用や技術、評価を取 り戻すのは、よりすぐれたもの、日本はこれが卓越しているぞというものを求 めていく必要があるのではないか。
「友愛」という考え方は最も重視したい。
自由が行きすぎても弱肉強食になる。
平等が行きすぎてしまうと無気力な社会になる。
働いても働かなくても同じだけ所得が得られるというような社会になると、や る気がどこまで呼び起こされるかということが怪しくなる。
この自由と平等という2つの違う理念を結びつける発想に「友愛」、人間同士 の愛情が大変重要だ。
自立と共生。一人一人が自立する心を持つということ、自己の尊厳を尊重する ということと同時に、他者の尊厳を尊重する友愛精神、自立と共生の考え方が 大変重要だ。」
と述べた(講演録は産経デジタル掲載記事による)。
日本政治刷新のために、鳩山元首相が本格的に再始動されることになる。

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八千草薫さん、すい臓がんのため死去 88歳 “日本の理想の女性”

2019年10月28日 17時10分35秒 | 芸能ネタ

八千草薫さん、すい臓がんのため死去 88歳 “日本の理想の女性”

八千草薫さん、すい臓がんのため死去 88歳 “日本の理想の女性”

八千草薫さん

(サンケイスポーツ)

 “日本の理想の女性”と呼ばれた女優、八千草薫さんがすい臓がんのため死去していたことが28日、分かった。88歳だった。関係者によると24日午前7時45分、東京都内の病院で息を引き取りこの日、荼毘に付された。2017年末にすい臓がんが判明し、18年1月に手術を受けたが、今年に入って転移した肝臓がんが見つかった。治療専念のため入院し復帰を誓っていたが、帰らぬ人となった。

 戦後の昭和から平成を駆け抜けた大女優が天国へと旅だった。八千草さんは女優人生のなかで大病をしたことはなかったが、17年末に人間ドックですい臓がんがみつかり、翌年1月にすい臓を全摘出する手術を受けた。その後、2カ月間療養し同3月からドラマの撮影で仕事復帰。抗がん剤治療を受けながら、8、9月には主演舞台「黄昏」も成功させるなど精力的に活動してきた。

 プール女学院在学中の1946年に宝塚歌劇団に入団し可憐な娘役として活躍。51年東宝映画「宝塚夫人」でスクリーンデビューして以来、「蝶々夫人」「宮本武蔵」「残菊物語」「雪国」などに次々と出演しスターの座を確立した。

 一方、活躍の場をテレビにも広げ、山田太一脚本のTBS系「岸辺のアルバム」では清楚で清潔感のあるイメージから一転、不倫妻を熱演して注目を集めた。また、NHK連続テレビ小説では「風見鶏」(77年)、「ロマンス」(84年)、「君の名は」(91年)でナレーターを務めた。

 私生活では57年に17歳年上の映画監督、谷口千吉氏と結婚。おしどり夫婦ぶりで知られ夫婦ともども山歩きが趣味であることから環境庁自然環境保全審議会委員を務めたこともある。』

 

八千草薫さんの御冥福をお祈り申し上げます。

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薩長の田布施<本澤二郎の「日本の風景」(3479)

2019年10月28日 12時18分36秒 | 国際・政治

薩長の田布施<本澤二郎の「日本の風景」(3479)より、転載させて頂きました。

<小泉純一郎に300万円ひねりだした安倍晋三>

 徳川幕府を打倒した中核勢力は、薩摩と長州と史上語られてきている。この二つの当時の藩に「田布施」という、・集落が存在した。この話は、ネットを使うようになって、大分経ってから知った。明治天皇は、すり替えられて長州田布施の大室寅之助。弱々しい天皇ではないので、なんとなく理解できる。この明治天皇を一番尊敬すると語った人物が、元海軍主計中尉の中曽根康弘である。確かに、大刀を握った武人そのものの、明治天皇の写真にあこがれる軍人がいても不思議ではない。京都の公家ではない。

 

 昨夜、自宅で兄弟妹が勢ぞろい、妹の快気祝いをしたのだが、その際、小泉進次郎の資産が話題になった。郵政民営化を、竹中平蔵や東芝の仲間と強行した小泉を、政界では「しこたま蓄財した」と見られている。不思議ではないが、公表された巨額資金は芸能人?の妻の資産だ。芸能界は、途方もない大金を懐に入れることができる世界なのだ。同時に、これは国税当局の見逃しを裏付けている。

 

 「日本は天皇中心の神の国」と豪語した森喜朗が失脚した後の自民党総裁選挙に立候補した小泉について「当初は泡沫候補なみだった。事務所さえなかった」(清和会関係者)という。そんな小泉を助けたのが安倍というのだ。

 

 安倍の持ち込んだ300万円で、小泉は選対事務所をつくった。これは本当だろうが、問題は300万円の出所である。茨城県の不動産王から引き出したものだった。

 

<丸紅の不動産買収の先兵・K資金に群がった梶山正静六ら>

 元清和会代議士秘書は、議員会館の廊下で梶山静六が、大声上げてタニマチのK不動産王に向かって「Kさん、俺の方にも回してくれないか。ただし、1000万円以上でないと駄目だよ」と叫んでいる様子を、今も鮮明に記憶している。

 

 このKなる人物の金庫から安倍の300万円が引き出されたものだ。のちにKが清和会関係者に打ち明けた。

 いうところのK資金は、バブル全盛期に誕生したものである。Kは丸紅の不動産買収の先兵となって、莫大な資産を溜め込んだ。梶山もKにまとわりついていたという。資金力と政治力は比例する。梶山は自民党幹事長にまで上り詰めた。彼も安倍晋太郎も、息子に資産を相続させた。

 

<橋本登美三郎市議から土地買いで巨万の富>

 かつての茨城政界のボスは、朝日新聞出身の橋本登美三郎だった。彼のグループからNHK会長が誕生している。Kはこの橋本派の市議が、いわば人生のスタートとなって、丸紅と関係する。

 「丸紅の不動産買収の先兵となって巨万の富を手にした。政治屋が彼の周りに集まった。遠くは北海道の苫小牧の原野にも手を伸ばしていた」というから、バブル期の狂乱を印象付けている。

 

 安倍がKから金を引き出したということは、おそらく父親の晋太郎の関係といえるかもしれない。

 

 梶山は橋本の配下で知られる。

 

<事務所経費もなかった小泉総裁選挙>

 小泉と安倍を結び付けた300万円が、その後に安倍の官房副長官・官房長官・自民党幹事長と破格の出世となるのだが、一方で二人を結び付けた原動力は薩長の「田布施」だった。

 

 田布施こそ極右・日本会議の本拠地なのだろう。靖国・伊勢・出雲など神社の源流を操る田布施、それゆえに小泉の靖国参拝、続く安倍の靖国参拝となる。安倍は、伊勢で先進国首脳会議まで強行して、伊勢神宮を喜ばせているが、いずれも神社参拝は政教分離の憲法違反だ。

 神社神道には、天皇教の生長の家や韓国の統一教会も吸い付いている。一部に創価学会も、との分析もあるようだが、それはまだ自信がない。証拠が不明である。166億円の天皇交代劇の演出は、すべて明治からの田布施で仕組まれたものではないのか、改めてそう感じる。カルト・狂信的な宗教支配の日本なのである。

 

 田布施の首相が、天皇の言葉を神妙に聞いて、天皇の数段下で「万歳三唱」する漫画劇も、民主主義を度外視した田布施の演出と思われる。

 

 田布施同士の協力関係が、明治から21世紀の今にも引き継がれている。田布施と財閥の結びつきも注目すべき点である。

 小泉の勝利は、むろん、神風が吹いたわけではない。田中真紀子の貢献が一番であろう。新聞テレビも。300万円効果でもない。

2019年10月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ)

 
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HOME 天木直人のブログ 演出過剰なバグダディ暗殺劇と中東情勢は更なる混迷

2019年10月28日 11時00分57秒 | 国際・政治


演出過剰なバグダディ暗殺劇と中東情勢の更なる混迷

2019-10-28
 
トランプ大統領が27日、突然発表した。

 米軍の攻撃により、ISの指導者バグダディ容疑者を殺害したと。

 それが事実なら大きなニュースだ。

 しかし、米国以外にその真実を知りうるものはいない。

 本当だろうか。

 我々は真っ先にそう疑う必要がある。

 そして、おそらくそうだろうと考えるべきだ。

 それを否定する根拠は我々にはないし、これまでの客観的な情報では、バグダディは追い詰められていたからだ。

 しかし、このタイミングでの発表と、その発表振りこそ注目すべきだ。

 シリアからの米軍撤退でトランプ大統領はクルドを裏切ったと共和党内部からも非難されていた。

 そして、米軍の撤退でISが勢いづくと懸念されいた。

 この二つを打ち消すために、最も効果的なタイミングで、バグダディ暗殺劇を演出してみせたのだ。

 バグダディ暗殺を発表するトランプ大統領は、その時の光景を、ホワイトハウスで米軍の旗を後ろに並べて、次のように語ったという(10月28日朝日新聞)

 「犬のように、臆病者のように、泣き叫びながら死んだ。彼を信じている若者や子どもは、彼がどう死んだか見るべきだ。彼は英雄ではない。悲鳴を上げながら、3人の子どもを道連れにした」と。

 ここまで殺害の状況を詳しく公表することなど、普通はあり得ない事だ。

 しかし、まさしくこれこそがトランプ大統領が狙ったものだ。

 はたして中東情勢はこの後どう展開していくのか。

 それは誰もわからない。

 わかっている事は、テロはなくならないということだ。

 ロシアが米国に代わる中東の正直な仲介者になることは、あり得ないということだ。

 そして、トランプ大統領がイスラエルのパレスチナ弾圧を容認する限り、中東情勢は更なる悪化を招くということだ。

 日本は中東情勢に決して関わってはいけない(了)

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JR横須賀線、大船−逗子駅間で運転見合わせ

2019年10月28日 07時15分13秒 | ニュース

・大雨・災害に関するニュース

 

JR横須賀線、大船−逗子駅間で運転見合わせ

 JR横須賀線は28日、北鎌倉駅付近で発生した沿線火災の影響で始発から大船−久里浜駅間で運転を見合わせた。

 その後、見合わせ区間は大船−逗子駅間となっている。

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ホーム 山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』 平和と外交 外務委員会の質問:ロヒンギャ難民支援

2019年10月27日 20時12分11秒 | 国際・政治

外務委員会の質問:ロヒンギャ難民支援

今日は衆議院外務委員会で久しぶりに質疑を行いました。いくつか質問したなかでメインは、ロヒンギャ問題でした。ロヒンギャ問題については過去にもブログに書いてきましたが、茂木敏充外務大臣にロヒンギャ難民への支援について質問しました。

*ご参考:2017年2月28日付ブログ「ロヒンギャ問題と日本」

ロヒンギャ問題と日本
日本ではミャンマーの「ロヒンギャ」問題はあまり知られていないかもしれませんが、日本にとっても他人事ではなく、日本としても積極的に問題解決に動くべき課題です。まずロヒンギャ問題の概要を箇条書きします。 1.ロヒンギャはミャンマー(ビルマ)西...

ミャンマー西部のラカイン州のいわゆる「ロヒンギャ」と呼ばれる人たちは、ベンガル系のイスラム教徒ですが、何世代にもわたってミャンマーに住んでいます。しかし、ミャンマー政府はロヒンギャを国民とみなさず、国籍を付えていません。ミャンマー国民の多数を占める仏教徒は、ロヒンギャに対して差別意識を持つ人も多く、仏教徒過激派による人権侵害も多数報告されています。

2017年夏にロヒンギャの武装勢力がミャンマー政府の治安部隊を襲撃し、治安部隊や軍が掃討作戦を展開しました。そのなかでロヒンギャの虐殺やロヒンギャへの人権侵害が発生し、隣国のバングラデシュへ70万人以上のロヒンギャ難民が流出しました。

この問題は国際社会、特にイスラム諸国が注目しています。迫害され難民化したロヒンギャがイスラム教徒であることから、国連機関や国際NGOに加えてイスラム諸国の支援も盛んです。イスラム教徒への迫害という文脈でイスラム原理主義テロ組織が勢力を拡大する恐れもあります。追い込まれた難民がテロ組織にリクルートされないためにも、国際社会による難民への支援は重要である、といった趣旨を説明し、日本政府の支援状況を質問しました。

日本政府もJICAや国連機関、NGOを通じて既に一定程度の支援活動を行っています。前外相の河野太郎外務大臣はロヒンギャ問題にも関心が高く、バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプを訪問したり、ミャンマーとバングラデシュの両国に働きかけたりしていました。

しかし、日本政府の支援は、国連機関経由の間接的な支援が中心です。予算的にも十分とは思えません。アジアの経済大国、かつ、人権や環境といった価値を大切にする大国として、アジアの平和に貢献するのは当然の義務だと思います。中国政府の援助はあまり人権や環境に配慮せず、ロヒンギャ問題にも無関心です。日本はこういう時こそ民主国家として、人権侵害や人道問題の解決に力を尽くすべきです。

特にミャンマー側の難民発生地であり、難民が帰還する先であるラカイン州には、JICAを通じて日本独自の支援を行うべきだと思います。日本人の援助機関スタッフが現地に滞在すれば、人権侵害の抑止力になります。外国人(しかも友好国の日本人)がいる前では、ミャンマーの治安部隊や軍もひどいことはしないと思います。マスコミ関係者や援助関係者がそこにいるだけで、人権侵害を抑止する効果があります。マスコミ関係者の立ち入りは難しくても、援助関係者は現地に入りやすい場合もあります。

ロヒンギャの居住地域には多数派の仏教徒も隣接して住んでいます。両方のコミュニティの発展につながるような農業開発やインフラ整備を日本政府が支援することで、両コミュニティの平和共存に貢献できるかもしれません。日本のJICAやNGOには、ミャンマー国内でもバングラデシュの難民キャンプ周辺でも、貧困対策や教育、給水、防災などの分野で支援活動をしてほしいと思います。そのために茂木大臣に対して、JICAにロヒンギャ難民支援の専門部署の設置を提案しました。

また、国際社会の援助が増加すると、国際的な調整の枠組みが必要になります。たとえば、「アフガニスタン援助国会合」とか「インドネシア援助国会合」といった国際会議が開かれ、各国や国連機関が集まって援助調整を行うことがあります。日本が主催して「ロヒンギャ問題援助国会合」を開いてはどうかと提案しました。

いろいろ提案しましたが、あんまり茂木外務大臣には響いていなかったように思います。残念です。安倍政権は「積極的平和主義」という言葉をよく使います。ペルシア湾に海上自衛隊の護衛艦を派遣するのが「積極的平和主義」なんでしょうか。ロヒンギャ難民キャンプやその周辺の貧しい住民のために支援を行う方が、よほど「積極的平和」に貢献できるように思います。

平和学の大家のヨハン・ガルトゥング博士が提唱した「積極的平和」という用語を安倍政権は盗用し、悪用して「積極的平和主義」という用語を使っています。私は大学1年生の時に「平和研究」という授業でヨハン・ガルトゥング博士のいう構造的暴力や積極的平和というコンセプトを習いました。ヨハン・ガルトゥング博士はさぞや怒っていることでしょう。茂木大臣の後ろ向きの答弁には本当にがっかりしました。

 

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重い首相の任命責任<本澤二郎の「日本の風景」(3478)

2019年10月27日 19時34分21秒 | 国際・政治

重い首相の任命責任<本澤二郎の「日本の風景」(3478)

重い首相の任命責任<本澤二郎の「日本の風景」(3478)より、転載させて頂きました。

<政治混乱は結果責任、安倍の口先責任は主権者を冒とく!>

 首相官邸に品性などなくなって久しい。菅原のような事件発覚に対して、首相は一瞬の間だけ、殊勝な顔つきをして「任命責任は私。お詫びしたい」でやり過ごした。与野党の無力をいいことに、これまで何度も繰り返してきた。こんな腹黒い政治屋も珍しいが、政治混乱の収拾を口先だけで終わりにすることは、断じて許されない。口先責任は、主権者である国民を冒とくする、新たな犯罪的行為である。結果責任を国民に示す義務がある!

 

 それにしても、菅原のような悪辣な国民の代表を選んだ有権者にあきれるばかりだ。民度の低さは、房総半島や神奈川県・愛知県・福岡県などの、やくざが跋扈している地域に限らないことを知らしめている。東京都民の民度も問われている。

 

 そんな輩を、強引に押し出した幹事長の二階と官房長官の菅、それに応じた安倍晋三の三者の政治責任が、共に問われてもいる。官邸には、北村など捜査のプロが徘徊している。身体検査をする能力もあるのに、問題議員を入閣させたわけだ。官邸と自民党本部が腐りきっている証拠でもあろう。

 

 他方、自民党の右翼化と腐敗阻止に成果を出すだろうと期待されていた信濃町の公明党創価学会も、いつもながら傍観者を決め込んだ。信濃町も毒饅頭に慣れてしまったのか。恐ろしい日本の前途を暗示している。

 

<国政を停滞・混乱、国民に政治不信をもたらした罪は重大>

 安倍の任命責任は重い。国会審議から逃げ回っている安倍である。わずかな大事な国会審議を停滞させただけでも、政治責任は重い。

 ましてや関電疑獄を目の前にしての問題議員の起用である。東電福島の放射能汚染対策にも責任を負っている、さらには日韓貿易問題の処理にも責任のある重要ポストに菅原を起用した首相責任は、極めて重いものがある。

 

 一瞬の口先責任で許されるわけがない。

 主権者が納得できる責任の取り方で、国民に詫びる責任がある。財閥にのみ、甘い汁を吸わせてきた安倍内閣である。そこに弱者・庶民大衆には10%消費税の強行である。国民の怒りは天を衝く勢いである。宮中での贅を尽くした狂宴に多数国民は、胸にこみあげる怒りを抱え込んでいる。

 

<検察は適切な捜査で違法議員を刑に服させる責任>

 捜査当局は、憲法と法によって、国民に対して正義を貫く使命を帯びている。その代わりに国民は、税金で彼らの生活を保障している。国民のためのもので、権力者の手足ではない。

 

 菅原事件の捜査は、適正に行われなければならない。「韓国の検察は捜査するが、日本は放任する」と揶揄されている昨今である。日本の検察は地に落ちてしまっている。

 正義を貫けない検察は、国民による罷免の対象となる。

 

<一度も責任を取ったことがない田布施の心臓>

 安倍内閣を採点すると、それは国民のための内閣ではない。安倍のための私的な内閣との印象を与えている。現に安倍内閣で尊敬と信頼を集めた閣僚は一人もいない。

 

 したがって、いつでも総辞職に追い込まれる内閣といえる。それが7年も継続している。これの理由は明確である。

 本来、政権を厳しく監視する責任を負っている新聞テレビが、政府の宣伝機関に成り下がっているためである。最近は相当数の国民が理解してきている。

 

 悲しいことだが、彼らの多くは選挙で棄権している。主権者の権利を放棄している。救いがたい日本の実情ではある。

 

 いえることは、田布施の心臓は、この7年間、多くの問題を引き起こしてきたが、1回も責任を取ったことがない。高額報酬を国庫に返上したことがない。「もう血税である官房機密費を使っての会食を止める」ということさえも。

 

 この7年間、血税を60兆円も海外にばらまいてきた責任も巨大だ。拉致問題や北方領土問題では、1ミリも前進させることができなかった。むしろ大きく後退させてしまっている。

 アメリカからの武器弾薬の爆買いに対して、狂喜しているのは財閥のみである。

 

<国会は無責任首相を放任することは許されない>

 衆参の国会議員の責任が、いま問われている。国権の最高機関は議会にある。官邸の暴政を止める役割を担っている。裁判所も、である。三権を機能させる今である。議会は国民の信頼に応える時である。

20191027日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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官房機密費の威力<本澤二郎の「日本の風景」(3477)

2019年10月27日 19時24分56秒 | 国際・政治

官房機密費の威力<本澤二郎の「日本の風景」(3477)

官房機密費の威力<本澤二郎の「日本の風景」(3477)

<「無派閥の派閥」を操る悪役・官房長官の菅義偉?>

 「菅原のように地元、国会議員に金品を配る国会議員は、佐藤内閣から今までの間に一人もいなかった。選挙区にうちわを配ったりしたオバちゃんは、それで大臣を首になった。公職選挙法をとことん無視した菅原一秀の金の出どころはどこか。菅の官房機密費が怪しい。検察は捜査する責任がある」とは官邸と自民党本部の裏事情に明るい人物の指摘だ。イカサマだらけの政治評論家顔負けの鋭い分析である。

 

 先の1か月前の自民党と内閣の人事は、戦後最悪の政治リーダー・安倍晋三を出し抜いた菅人事とも。幹事長の二階を引きずって、強行したものだ。昨今の安倍は「裸の王様」というのである。「悪党である安倍の株を、菅が分捕ってしまったものだ。そこに二人の確執が生まれている。菅人事で首にした後任は、またしても菅の子分。あきれてモノもいう気がしない」とも。

 

 7年間の官房機密費の威力を物語っている。

 

<「犯罪首相」の外遊を利用して勢力拡大>

 「確か秋田県のイチゴ農家の出身。法政大学夜間部を出て、神奈川の小此木彦三郎の地元秘書。そこで悪賢い手練手管を覚えて、横浜市議から政界入りした菅。彼を面接した人物は、小此木の秘書をしていた材木屋の娘・コヤマ女史」「角さんはよく地方議員出身の議員に大物は生まれない。手練手管を覚えてしまって平気で悪の道にはまってしまうためだ」などとは、田中角栄にも近かった人物の指摘である。

 

 小此木彦三郎のことは、よく知っている。コヤマ女史とも。彼女今どうしているか。1995年の戦後50年に南京と盧溝橋の旅を計画した際、彼女にも参加するように声をかけた。残念ながら、当時は両親の介護で動けず、参加できなかった。

 

 菅は、この間、小此木の所属した中曽根派ではなく、自民党の名門・宏池会に所属したのだが、気が付いてみると、安倍側近に鞍替えして、極右の道に飛び込んでいた。融通無碍の政治屋なのだ。

 

 まんまと官邸入りに成功すると、官房機密費を扱う金庫番になった。幸い、事件ばかり起こす安倍は、年中、外遊にうつつを抜かしてきた。その間、60兆円の血税をばらまいて、中国封じに徹してきた。

 菅の方は、してやったりとばかり政府の機密費を独占して、無派閥の兵を養っていた。そのほか「安倍の腰ぎんちゃくのNHK記者を操って、まともな記者を排除するNHK改革を成功させて、いまやNHKを自由自在に駆使、政府広報テレビに変質させてしまった。電通を使っては、新聞テレビも掌握するなど、マスコミを使って、安倍の泥被りを独占、安倍の忠犬ハチ公に徹した。この間、TBS強姦魔の山口を救済したりとやりたい放題。徳洲会疑獄事件にも手を出して、官邸の悪を一身に引き受けての暴走、ついには閣僚人事にも手を回し、安倍と激突している」など官邸の監視人も厳しく採点している。

 

<政界毒饅頭=永田町の金庫の官邸=平河町の自民党本部>

 「政治は夜動く」とは、その意味するところ「金で動く」である。

 ちなみに金の本山は、共産党の言う大企業ではなく、財閥である。戦後に、瞬く間に復活、巨大化した財閥である。その懐には400兆どころか500兆円前後も。実際は之の数倍かもしれない。

 財閥にひれ伏す日本政治は、戦前と変わるところがない。いわば毒饅頭に自民党議員のみならず、野党議員も手を出して、政治を翻弄して、混乱を招いている。9条解体の大元は、財閥である。改憲を吹聴する輩は、多かれ少なかれ、財閥に「金をくれ」と叫んでいることになる。恥さらしもいいところだ。

 

 続く資金は、官邸の官房機密費と自民党本部の国会対策費という毒饅頭倉庫ということになろう。

 「二つの金庫を合計すると、500億円ていどか」と推測する専門家もいる。一般に毒饅頭という。相手次第で、その価格は100万円とか200、300万円であるが、重要法案成立に貢献した野党などには、10億円以上の金額に跳ね上がる。

 

 いってみれば、関電疑獄のような場面が、永田町や平河町では日常茶飯事といってよい。自民党幹事長や官房長官の経験者は、それぞれ自ら体験している。彼らを凡人は「売国奴」と呼んでいる。尊敬する対象ではない。

 

<安倍も武器弾薬利権とひも付き融資利権>

 首相の意向で機密費の金庫は開けるはずなのだが、7年も金庫番をやっていると、自分で自由に開けて、好みの人物に配分、比例して毒饅頭の効果が出てくる。

 これに食らいつくマスコミ人間もいる。彼らの言動から、そのことを証明することができる。金はたまるが、言論人失格者を演じるため、悲しい末路が待っている。因果は応報である。

 安倍利権といえば、自民党関係者の中でも一部の有能な秘書は知悉している。武器弾薬利権は巨額である。

 この7年間で、世界にばらまいた、ひも付き援助60兆円利権も巨大である。政府専用機に乗り込む財閥の面々は、タダで乗っているのではない。必ずツケを払わされる。ただし、領収書のない闇献金として。

 

 これらの秘密事項は、権力の中枢を歩いてきた人にとって、驚くような話ではない。

 

<長期政権の腐敗の闇は深く、深く>

 長期政権は腐敗する、確実に腐敗する。底なし沼のように腐敗する。腐敗が当たり前となる。恐ろしい世界で、悪魔が住み着いている。

 

 菅が安倍の後継者の一人だと、確か幹事長の二階が公言した。「小泉進次郎も」は、出まかせのたぐいだ。誰も信じないが、菅の場合は、安倍に対抗できるような「無派閥の派閥」を養ってきた。

 

 ただし、菅の子分は、言ってみれば傭兵である。政治家は一人もいない。質の悪い政治屋ばかりだ。武器を持たせても、生死をかけて戦える人材はいない。鎧兜は立派でも、精神が狂っていて、実際は使い物にならない。

 

 同じようなレベルの高くない派閥は、二階派にもいえる。「落穂ひろい」派閥と称される所以である。ともあれ「政局の秋」である。

 

<菅会見のいい加減さを初めて目撃>

 昨日、初めて民放で菅会見を見てしまった。

 官房長官は政府を代表して、政府の立場を国民に知らせるスポークスマンであるが、菅は不合格である。安倍同様に逃げることが上手だ。まともに答えない。はぐらかして、即座に「次は」といって、別の記者を指して、体をかわすのが得意である。

 記者もそれに便乗して質問している。ともかく菅も記者らもいい加減なのだ。毒饅頭は、永田クラブ・内閣記者会にもばらまかれているのだろうか。

 

 新聞が腐ると、政府もとことん腐るものである。

20191026日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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「天皇中心の神の国」は神話<本澤二郎の「日本の風景」(3476)

2019年10月27日 19時08分23秒 | 国際・政治

「天皇中心の神の国」は神話<本澤二郎の「日本の風景」(3476)

「天皇中心の神の国」は神話!<本澤二郎の「日本の風景」(3476)より、転載させて頂きました。

<田布施・日本会議の野望を断ち切れるか>

 明治を演出した長州(安倍)と薩摩(小泉)の田布施は、どうみても怪しい。カルトの靖国・伊勢・出雲の天皇教を中心に、生長の家や統一教会も関係していることが、ここにきて分かってきた。新天皇即位の漫画チックな宗教儀式は、キリスト教徒のみならず、異様で、違和感を覚える国民は多い。国事行為を完全に逸脱したもので、その経費は皇室が負担すべきものだ。

 これの作・演出は、日本会議の手口であろう。森喜朗という不見識な政治屋が首相時代、神道政治連盟の会合で吐いた「天皇中心の神の国」という神話論を、具体的に見せつけたものに相違ない。戦後の日本民主主義を否定したものだ。その責任は重い。

 

<天皇元首化向けの166億円儀式は憲法違反>

 大陸や半島の皇帝や王朝方式を寄せ集めた、明治の役人による物まねであろうが、古式蒼然とした分厚い服装を、初めて着せられた雅子妃の表情は、珍しくひきつっていたように感じた。相当きつい忍耐を要求されたのであろう。

 

 こんなことは21世紀の民主国家がやる必要などない。象徴であって、元首ではない。日本会議など天皇教信者が、神格化による元首を実現しようとしているが、現代の日本人はそれほど愚かではない。

 

 繰り返し指摘しておきたい。166億円の宗教儀式は、政教分離の憲法に違反する。秋篠宮が主張する「皇室経費」で対応すべきだ。今からでも遅くない。莫大な昭和天皇の遺産の一部で、十分、賄える費用であって、貧しい民の負担を強いることは、間違っている。

 

 人々の生活は、10%消費税という大増税と世界的不況で疲弊している。そこに地球温暖化による強力な台風、そして311の放射能被害で、先行き不透明である。そんなときの166億円の天皇交代劇である。

 

 天皇制に疑問を抱く国民は、少なくない。

 

<日本国憲法=国民は平等・上下の差否定>

 日本国憲法は、近代法に従って、当然のように国民はみな平等である。皇室も、である。ただ、天皇に限ってのみ「国民統合の象徴」としている。断じて元首ではない。勘違いしている国民は、天皇教信者ばかりだ。

 「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」である。当時の世界的常識を福沢諭吉でさえも「学問ノススメ」の冒頭に紹介している。

 

 主権は国民にある。そうすると、10・22の天皇の対応は、おかしい。間違っている。数段高い場所から、国民の代表である首相を見下している。というよりも、安倍・日本会議の設定であろうが、政府が天皇を押し上げて、それを良しとしている。

 日本会議に操られている日本政府は、間違ったことをしている。三権の長がはるか下に控えて、かしこまっているのである。滑稽である。漫画と断定する理由である。

 

<数段低いところで首相の「万歳三唱」は漫画>

 ネットでは、安倍が敷居を踏んでいる、と抗議する天皇教信者の言い分を紹介している。どうでもよいことを問題にしている。

 

 第一、よく見れば敷居ではない。安倍の立ち位置を特定するための印である。

 

 重大事は、主権者である国民の代表が、天皇よりも数段低い場所に押し込められたことが、憲法の原則に違反している。主権者は、日本会議主導の宗教儀式に惑わされてはならない。

 

 違憲違法の「即位礼」と断罪するほかない。

 

<菅原一秀の任命責任と検察捜査責任>

 内外に披露した新天皇の披露宴は、天も喜んでくれなかった。最悪の天候で、広大な皇居の庭園の出番はなかった。そこへ降ってわいた経済産業大臣・菅原一秀の相次ぐ違法行為が、新聞ではなく週刊誌が暴いた。

 昔なら内部告発者は、新聞に駆け込むのだが、今は新聞が動かない。やむなく週刊誌に押しかけることになる。そうして官房長官の菅と幹事長の二階が、強引に安倍に押し付けた菅原一秀の経済産業相問題で、安倍と菅・二階の権力抗争へと火が付いた。

 安倍にとっての、晴れがましいはずの気分も吹っ飛んでしまった。菅と安倍の戦いには、よたつく二階が菅に肩入れしている。

 任命責任は安倍晋三である。同時に、捜査責任は東京地検。永田町はただならぬ雰囲気に包まれている。菅原辞表で、関電疑獄の片が付く問題ではない。号外大好きな読売が、号外を出せばいいのだが?それはない!

20191025日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


 
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