米国館のスポンサーは米国リゾート運営大手のMGMリゾーツ・インターナショナルが務め、同社の支援を受けて米国の文化、創造力、芸術性、多様性を反映するようなパビリオン作りを進めていく。米国館の外観は、日本の「わび・さび」から着想を得たもので、米国のテーマである「Imagine What We Can Create Together(共に創出できることを想像しよう)」を体現するとのことだ。同テーマの下、交流や連携協力を通して、持続可能性、宇宙探査、教育を推進し、起業家精神を育むために米国と共に前進していこうと来場者に呼びかけていくとしている。エマニュエル大使も起工式で、「米国パビリオンは、協力によるイノベーションと探検という国の基本理念をたたえるものです。技術、エネルギーから宇宙探査、そして教育にいたるまでのあらゆる分野の発展を目指す中で、来場者が大きな夢を持ち、米国と共に歩んでほしいという願いが込められています」とその狙いを強調した。