劇団近くの北沢川遊歩道の桜も、薄い桃色から八重の濃いピンクに変わった今日この頃・・・本格スタートした『恋でいっぱいの森』も、少しずつ色を深めています。
シーンの形がはっきりし、キャラクターにも血が通いはじめ・・・稽古場の空気も日々変わってきて。と、そんな中、空気どころか配役が変わりました
以下は、3/9&11に弊ブログで紹介した文を元に改訂のキャストを紹介します。
(赤字が配役変更。緑はママ。役が重複する俳優は下線)
案内役とともに、物語を掻き回す3人は変わらず、森の王オーベロン=能登剛、女帝・タイテーニア=小池友理香、悪戯な妖精・パック=酒田真弓。
物語の先陣を切る『夏の夜の夢』の若い恋人たちは2枚替え。ハーミア=笹村香苗、ヘレナ=宮沢磨由(客演)、ライサンダー=姶良→橘憲一郎(客演)、ディミートリアス=橘→奥山浩となります。
で、誤解から一度は破談になる若い恋人のクローディオが奥山→姶良勇一にチェンジ。パートナーのヒーロー=飯島真弓(客演)や、顔が会えば機知に富んだ口喧嘩になるベアトリス=江上梨乃とベネディック=進行役(オーベロン)の能登剛は変わりません。この『から騒ぎ』の2組のカップルを取り巻く面々では、知事・レオナート=豊泉由樹緒、兵士・バルサザール=橘憲一郎(客演)、侍女・アーシュラ=パックでもある酒田真弓は変わらず、大公ドン・ペドロが原野→星野真広。
必然的に、最後に控えし『お気に召すまま』の、羊飼い・シルヴィアス=星野→原野寛之。これで初演と同じ役を演じる役者はゼロになった。
以下、彼が恋するフィービー=小池友理香。恋する男装の麗人ロザリンド=古田美奈子、彼(彼女?)から恋のてほどきを受けるオーランドの南保大樹。そして二人を見守る公爵の娘・シーリア=酒田真弓……(そう、パック役は大忙しだ!)は変化なし。
面白さへの飽くなき追求で、これからも変わっていくだろう『恋森』。今後も決まり次第、この場で紹介していきます!