麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

育成

2024年09月16日 | スポーツ

日本プロ野球に「育成」枠ができたのが

2005年。

「シン」こと高橋みゆきが

バレーボール伊セリエAの

ヴィチェンツァでプレーした年だ。

 

気づけば育成ドラフトも歴史を重ね、

MLBにまで駆け上がった千賀滉大ら

「育成出身」のスターは増えた。

 

一方。

甲子園を沸かせた「期待のドラ1」が

伸び悩む傾向も……。

「即戦力」「完成された」等々

称えられる反面、伸びしろがない、

故障や疲労の蓄積による不成功

との声も聞く。

 

一昔前は、名門高校やロクダイ、東都、

都市対抗の常連などが指名の主体

だったけれど、昨今の流れから

「えっ、何県にある大学?」って処や

独立リーグを経て入団するルーキーが

珍しくなくなった。

 

 

セパのペナントレースも終盤。

「プロ志望届」も続々提出され、

ドラフトの皮算用をするファンも多い。

 

その中の一人に、

シャピロ・マシュー一郎

な、な、なんと

国学院栃木高校時代、

公式戦未登板のピッチャー。

進学した国学院大でも

その「記録?」は継続し、

ようやく3年秋にマウンドに!

 

さぁそこから破竹の勢い……

とはならず

3年秋1試合0勝1敗、

4年春1試合0勝0敗。

なのだけれど、191cm95kgから

投げ降ろすボールに何球団かの

スカウトが垂涎だという。  

 

米国出身の相撲ジャーナリストを

父に持つ未完の大器は果たして……

・・・多様性の波(!?)はあちこちに。

 

 

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