麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

先輩後輩対決

2024年09月29日 | スポーツ

自民は石破茂が悲願の総裁に。

野田佳彦第95代内閣総理大臣は

立憲民主の党首に返り咲いた。

奇しくも67歳同士となった

「二大政党」のトップ対決に

報道は「同い年」を強調

 

どちらもわりと地味だから

「何か」欲しくなるのは人情か?

 

ただ与党党首は早生まれなので

学年でいえば「一個上」。

・・・それは永田町の話。

 

同じ日、広島マツダスタジアム

カープ対タイガース

こちらでも先輩後輩対決!!

 

2対2で延長戦に突入した11回裏、

岡田監督はマウンドに村上を送る。

今季ここまで全て先発で

23試合7勝9敗の村上頌樹は、

前年、開幕から破竹の31イニング

連続無失点記録という偉業※を含む

快投で、セリーグ初となる

新人王とMVPのW受賞※※!

阪神の「アレ」に貢献した右腕だ。

が、今シーズンは苦しんでいた。

 

【※中井悦雄とタイ記録。

 ※※パ・リーグでは木田勇、

 野茂英雄が記録】

 

今季初のリリーフとなった

背番号41はしかし、

鯉のクリーンアップを3人でピシャリ!

12回裏もまず6番菊池を一邪飛に。

つづく代打野間も打ち取った、

が、ファースト大山の悪送球で

一死二塁。

 

ここでカープは、8番會澤に代えて

末包昇大(かねすえしょうた)。

名門・高松商で1年秋からレギュラー、

2年から三塁を守り、3年夏は4番に座るが

甲子園の土は踏めず東洋大学に進学。

同期の甲斐野央、梅津晃大、上茶谷大河、

中川圭太が卒業即プロ入りする中、

大阪ガスへ。

社会人3年目の日本選手権で

打撃賞を受賞し、チームは優勝する。

2021年ドラフト会議で広島6位指名。

 

一方、村上は奈良の智辯学園で

1年夏と3年春夏、甲子園に出場。

3年春は1番を背負い、

全5試合を一人で投げ抜き、

甲子園初優勝を同校にもたらす。

東洋大に進むと2学年上に、

甲斐野や末包らがいた。

彼らが去り、エースとなった3年春、

6勝負け無し、防御率0.77で投手3冠と

ベストナインの獲得とともに

東洋の春季4連覇を牽引した。

2020年ドラフトで阪神5位指名。

 

つまり、大学では末包が2年先輩。

だが村上は1年早くプロ入りし、

実績も残している……。

 

 

ふたたび9月27日、広島。

カウント2-1から末包の打球は

ライトへのサヨナラツーベース

軍配は大学の先輩にあがった

村上は悔し涙を流した

 

このような闘いが365日、

スポーツに限らず展開している。

 

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