便利な世の中で色々教えてくれる。
カレーライスの保存方法も
僕の常識が実はよろしくなかったと判る。
ウェルシュ菌というのが居て、
こいつは熱に強いから、
温め直したくらいじゃ死なないらしい。
ただ、さほど悪さもしないっぽい。
昭和の、バイキンとある意味一緒に
遊んで育った世代である。
遊具に防菌加工などなかったし、
トイレは汲取から水洗への過渡期。
体内には様々な菌が巡っていたはず。
けれども共生できていて、
例えば花粉症など「現代的な病」に
罹らなかったとも訊く。
もう砂場で遊ばなくなった年頃に
「砂場使用禁止」のニュースに
びっくらこいたりもしたな〜。
それとあれとの関連性は知らないし、
1892年にドイツ人のウェルチにより
バチルス アエロジェネス カプスラータ
と命名ののち、学名の変遷を経て、
現在の正式な登録名は、
クロストリジウム パーフリンジェンス
なんだけれど、発見者の名にちなんで
ウェルシュ菌という通称の桿菌の話は、
完全にオイテケボリだったりする。
むむ
置いてけぼり? 置いてきぼり?
・・・その話は改めましょう。