麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

尊敬する人物

2012年01月09日 | スポーツ
一昨日のブログは、
【春高バレーも開幕】で終えたが。
今日は男女の決勝戦がある。

そんな「春高」を育てた……
いや、春高も勿論だが「日本バレー」
を牽引してきた大立者
松平康隆さんがお亡くなりになった。

報道によれば昨年大晦日。

僕は1966年生まれ。
小学校の卒業を控え、
サイン帳を廻した世代。
あの頃、やたら流行っていた。
三十年以上前の話だが・・・。

生年月日や趣味などとともに記す
「尊敬する人」に、僕は
松平康隆さんの名を書いた。

東京五輪では男子コーチ。
東洋の魔女の陰にかくれがちだが
三位表彰台。
その後監督に就任し、
独自の選手発掘(大古や森田など)や
速攻、時間差、フライングレシーブなど
世界のど肝を抜く戦術や
アクロバティックな練習法を編み出し
メキシコで銀、そしてミュンヘンで
ついに悲願の世界一に輝いた。
     
金銀銅、すべてのメダルホルダー。

実は「ミュンヘン五輪」は小二で
まだまだライダーやウルトラマンに夢中。

僕がバレーボールに目覚めた1976年、
松平さんは、元監督の立場で
やたら「出たがり」な解説者だった。
勿論これは良い意味で言っている。
小四の子供には解らなかったけど、
のちに彼の一挙手一等投足が
競技人口の拡大や、レベルアップに
大いに貢献したことを知る。
弁舌爽やかで、本当に頭が切れる人だった。

サッカーのキャプテン・川渕さんも
なかなかの「出たがり」だが、
彼よりも、というか、彼のアクションに
「松平イズム」は少なからず
影響を与えていると、僕は思う。
……話しが逸れました。

そんな「偉人」の死を伝えた、
某局の若いアナウンサーは
「僕は存じ上げないのですが…」と
前置きしたあと著書から引用した
言葉に感銘を受けた、と。

そうか。最近はすっかり一線を
退いていたものな・・・。
ご冥福を深くお祈り申し上げます。
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支那米の袋

2012年01月08日 | 制作公演関連
オブンガク堂cafe Presents
独り語り劇『支那米の袋』
原作/夢野久作
脚本・演出/左藤慶
出演/室井沙織
ピアノ演奏/左藤真世

パフォーミングギャラリー&カフェ
「絵空箱」にて。

本日(1月8日)
昼夜公演の受付のお手伝い。
というか、簡単な照明の仕込みを含む
アットホームな小品にどっぷり参加。

さて。
絵空箱さんには、以前一度、
観客としてお邪魔したことがある。
昨年三月にできたばかりの、
芝居だけでなく、音楽や絵画など
幅広く使える「空間」。
バーも併設しております
二階には、一階フロアと
ほぼ同じ広さの稽古場もあります。
以上、お世話になったので
軽~く宣伝をば。

で、『支那米の袋』。
露西亜革命後の浦塩
(ウラジオストック)の舞踏場の
踊り子が日本人に語る物語・・・

夢野らしい幻想的な世界を
左藤慶がさらに演劇的に脚色。
加えて
ロシア歌曲『黒い瞳』などの
作品を彩る生演奏と、
コニャック風味の生チョコ
(珈琲つき)でおもてなし。

つまりオブンガクは
ブンガク
ンガク
おやつの「」。

敷居の高い演劇を身近に、という
狙いから生まれたシリーズだそうです。

これまた観客として以前拝見した
オブンガク堂を今回は内側から見た。
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高校サッカー四強(後篇)

2012年01月06日 | スポーツ
【前篇からのつづき】

尚志(福島)のほか、
四強は市立船橋(千葉)、
四日市中央工業(三重)、
そして、大分(大分)。

一回戦を10-0の大量得点で発進。
3-1、1-0、3-2のスコアで
駒を進め、計17得点。
破壊力抜群の大分。

対するは堅守の名門・市船。
三回戦清水商、準々決勝矢板中央
を零封。初戦(二回戦)の
日大長崎が唯一の失点だが、
開始30秒のクリアミスから。
逆にいえば、以来240分間
ゴールに鍵を掛け続けている。

もう一試合も東西対決。
得点ランキング上位に
田村(5点)と浅野(4点)が
名を連ねる四中工と、
粘りの尚志。
こちらも好ゲーム必至。

さて、今日1月6日はオフ。
各校どんな調整で7日の国立に
臨むのか・・・。
サッカーより一回多い
第91回大会となる高校ラグビーは
同じく7日、花園で決勝だ。

東福岡と東海大仰星が激突する。

三連覇のかかる東福岡。
しかし第86回大会での
同じ顔合わせでは仰星に軍配。

それから春高バレーも昨日
(1月5日)開幕しております。
    
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高校サッカー四強(前篇)

2012年01月05日 | スポーツ
第90回全国高校サッカー選手権
ベスト4が揃いましたね。
夢の「国立競技場」のピッチへ、
いざ

震災を乗り越えて勝ち上がった
福島代表・尚志に
つい気持ちが行きがちだ。
故郷の神奈川というか、
実家からも程近い桐光学園を破った
チームでもあるので尚更。

尚志が先制、桐光が追いつき、
突き放す尚志を桐光が逆転、
後半33分、今度は尚志が得点し
3対3。PKの末決着がついた
好ゲームでした。余談ですが…。

桐光といえば。
妻の実家(磐田)への里帰り中、
車の車窓から「桐光学院」という
塾の看板を見た。

なんの関係もないに違いないが、
(蛇足ですが、学園と学院です
あのあたりの方、特に通ってたり
子供を行かせてた親御さんは清水商とともに
「気になる学校」になるのかな?
とぼんやり考えた。

どーでもいい話繋がりで書くと。
親元を離れて越境入学した
ある選手のエピソードが凄かった。
「久しぶりに実家に帰った○○選手、
食べた食器を下げる成長をみせ
家族をびっくりさせました」


(つづく)
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トンマッコル稽古開始

2012年01月05日 | 制作公演関連
第二回日韓演劇フェスティバル
『トンマッコルへようこそ』の
顔合わせと稽古初日が、昨夜、
劇団桟敷童子の西新宿にある
アトリエで・・・。

昨年中に、東京公演の会場
あうるすぽっと(豊島区)の
ホワイエを舞台に上演する
韓国戯曲のリーディング
(4作品)については早々に
紹介したけれど……
早いもので、日韓フェス開幕まで
二週間を切っております

ちなみに1月17日(火)から。

ホールでの演劇公演は、
韓国から劇団サンユスを招いて
まずは『奇妙旅行』を。
これは日本の戯曲(古城十忍作品)を
韓国のスタッフ・キャストで。
(1/19,20、ともに19時開演)

日韓両国の俳優がコラボする
劇団太陽族『異郷の涙』が続き、
(23日19時、24日15時開演)

1月27日から30日の四日間が
『トンマッコル~』の出番です!
その後、大阪、福岡を巡演します。

取り急ぎ稽古が始まったよ、という
ご挨拶をば
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10時間51分36秒

2012年01月03日 | スポーツ
【往路】
宇野博之(四年)区間四位
設楽啓太(二年)区間二位
山本憲二(四年)区間二位◎
田口雅也(一年)区間一位
柏原竜二(四年)区間一位

往路優勝(大会新)

【復路】
市川孝徳(三年)区間一位
設楽悠太(二年)区間一位
大津顕杜(二年)区間一位
田中貴章(四年)区間六位
斉藤貴志(三年)区間一位◎

復路優勝(大会新)

で、もちろん総合優勝

第88回東京箱根間往復大学駅伝を
10時間51分36秒という前人未踏の
大記録で東洋大学が制しました。
          
いやぁ~柏原以外も強かった。
上記の区間記録は個人成績だけど、
(色文字は区間新、◎はエントリー変更)
全体では、往路二区で設楽弟が
トップに立って以来一度も
先頭を譲らなかった独走でした。

その設楽と柏原以外の四年生が
個人では二~六位でしたが、
逆にいえば下級生のほとんどが
区間一位で襷を繋げての勝利

主将であり次元の違う大砲が卒業した
来季以降も、まだまだ強いぞ!という
大学創立125周年の節目の年の、
二年ぶり三度目の優勝となりました。

そして。東農大の頑張りも称えたい。
駒沢が二位まで押し上げたのはさすが。
明治の三位も健闘といえます。

つか。ほんと箱根は面白い
ゴール直後、テレビの前で祝杯をあげました。

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旧年を振り返りつつの新年初ブログです。

2012年01月02日 | 身辺雑記
2011年、
愛菜ちゃんくんの活躍、
AKBグループの大躍進。

スマートファンの保有率って
何割くらいになったのか?
僕はまだフォーマだけど)

パーセントといえば
どじょう内閣の支持率が
あっというまの「うなぎ下がり」

節電は昨夏で終わらず
この冬にも強いられるという。

キーワードで2011年を振り返ってみた。

個人的には、イチローの200本安打と
武豊のG1連勝記録が途絶えたことが
もっと大きく取り上げられても……と
思ったのだが。
「達成ではない」というネガティヴを
未曾有の国難の年だから嫌ったのか?

そうではなく、金字塔とも呼べる
二つの偉業をもっともっと称えて
良かったのでは?と・・・。

そして2012年。

予言(?)通り、今年一発目は
東洋大学、箱根駅伝往路四連覇
の嬉しい報告から・・・。

これまでの五区で柏原が抜く展開
ではなく、エースに一位で襷をわたす
余裕の快勝
なのでタイムも良く、往路新の金字塔

ま、こまごまは明日の、
完全制覇の後にゆっくりと・・・。

元旦早々大きな地震が
東日本で起こったりもしましたが。
今年一年が良い年でありますように。

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