たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

キミガヨラン(君が代蘭)

2018年10月14日 16時04分46秒 | 散歩・ウオーキング

君の名は?花に尋ねつ爺散歩

キミガヨラン(君が代蘭)
リュウゼツラン科、キミガヨラン属(ユッカ属)、常緑低木、
別名 ユッカ、(ハイチの現地語からきている)
和名 「君が代蘭」は 花が 数多く、長く咲き続けることから
   いつまでも栄えるという意味合いから付けられた花名。
原産地 北アメリカ、
開花時期 5月~10月頃、
花言葉 「勇壮」、「颯爽」、「私に近づかないで」、


セイタカアワダチソウ?

ムラサキシキブ(紫式部)

 

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諸田玲子著 「蛍の行方」

2018年10月14日 12時39分33秒 | 読書記

朝方まで降っていた雨も上がり 次第に青空が広がり出し まずまずの天気になっているが、
今日も 特に出掛ける予定も無し、のーんびり過している。

先日 図書館から借りてきた 諸田玲子著 「蛍の行方」 (新潮文庫)を 読み終えた。
「お鳥見女房」に続く 「お鳥見女房シリーズの第2弾」になる作品である。

諸田玲子著 「蛍の行方」

第1話 ちまき泥棒、
第2話 蛍の行方、
第3話 捨案山子、
第4話 緑の白菊、
第5話 大凧、揚がれ、
第6話 雛の微笑、
第7話 裸嫁、
第8話 風が来た道、

代々 お鳥見役の矢島家の当主 矢島伴之助(珠世の夫)が、密命を帯びて沼津藩に赴き、消息を絶って1年余り経ち、留守を預かる珠世(たまよ)に心休まる日はないが、わけ有って転がりこんだ居候、石塚源太夫の子供達や、寂寞感漂う隠居の実父、矢島久右衛門と関わりながら、明るく、立ち振る舞う姿、その生き方にじーんとするものある。
この物語の主人公は いつも 笑顔と 両頬にえくぼを絶やさない珠世なのだ。
不安、気苦労を抱えながらも 関わり合う人達皆に 慈悲や深い情愛を施す珠世の度量の大きさ、その存在感が大きい。人情物時代小説である。
物語後半では、沼津藩と老中水野忠邦との政争に巻き込まれ、危険な状態に陥った矢島伴之助を救出のため、沼津藩にのりこんだ次男矢島久之助、居候の子持ち剣客浪人石塚源太夫、さらに、居候の女剣士井多津が、伴之助を伴い、追っ手と息詰まる戦いをしながら、命からがら脱出し 江戸に生還するまでを描いているが、武士物時代小説の緊迫感も有って、さらに物語を面白くしている。