つい数年前まで自営業を続けていて、時間的、精神的、経済的余裕も無く、海外旅行どころか、国内旅行も、夢のまた夢だった気がする。我が家にとっては、せいぜい、子供を連れて、夫婦のどちらかの実家を訪ねるのが旅行であって、夫婦で観光旅行等、片手で指折り数える程しか出来なかったものだ。完全に仕事を辞めてからは、時間的、精神的余裕は出来たものの、今度は、気力、体力減退、旅行意欲も薄れてしまい、さらにコロナ禍で、すっかり出不精になってしまっている。夫婦にとって、そんな貴重な旅の写真は、以前 「デジブック」にしていたが、すでにそのサービスが終了しており、写真は、再び、外付けHDに眠ってしまっている。
今から5年前、2016年10月、まだまだ自営業を続けていた頃だったが、すでに、「その内いつか・・」等と言ってられない歳になっており、清水の舞台から飛び降りる思いで、旅行会社の格安ツアー「カナディアン・ロッキーと紅葉のメープル街道」に申し込み、カナダを訪れたことが有った。旅行記は、当時、ブログにも書き込み、写真は、「デジブック」にしていたものだが、「デジブック」がすでに終了してしまっており、ブログ記事をコピペ、リメイク、古い写真を改めて引っ張り出して「ZUISO」にしてみた。
「紅葉のカナダ・メープル街道」その8
「ワールプールからナイアガラフォールズへ」
(ネットから拝借画像)
ナイアガラ・オン・ザ・レイクを出発して約20分後、巨大な渦巻きが見られる「ワールプール」に立ち寄った後、いよいよツアー最後の観光目的地、ナイアガラの滝へ向かった。
(1)ワールプール
「ワールプール」は、「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」から「ナイアガラの滝」に向かう途中に有る絶景ポイント。ナイアガラの滝の下流に有り、ナイアガラ川がL字状に曲がって、巨大な渦巻きが見られる場所である。一帯が、ワールプール州立公園となっているようだが、駐車スペースがあまり無いようで、バスは一時停車状態。滞在時間、わずか15分、高台から、眼下のナイアガラ川を眺め、写真を撮るだけの観光、直ぐに集合、出発。
(2)ナイアガラフォールズ
「ナイアガラフォールズ」は、カナダ、オンタリオ州南西部のナイアガラ川に面している都市で、人口は、約8万5,000人程だが、世界三大瀑布、ナイアガラの滝が有り、世界各国から沢山の観光客が訪れる都市。新婚旅行で訪れる人も多く、「ハネムーン・シティ」と呼ばれているという。13時頃に、ナイアガラフォールズの宿泊先ホテル「SKYLINE」に到着、いったんチェックインした後直ぐ集合。徒歩で、ナイアガラの滝の全貌が眺められる「シェラトンホテル13階のビュッフェ」に移動。昼食をとりながら眺望を楽しんだ。
(3)ナイアガラの滝
「ナイアガラの滝」は 五大湖、スペリオル湖、ミシガン湖、ヒューロン湖、エリー湖、オンタリオ湖の内、エリー湖とオンタリオ湖の間にある滝で、先住民族が、「雷鳴の轟く水(ニアガル)」と呼んでいたことが、ナイアガラの名前の由来になっている。
「カナダ滝」と「アメリカ滝」が有り、カナダ滝は、幅675m、高さ 52m、アメリカ滝は、幅 320m、高さ 55m、流れ落ちる水量は、4月~10月では、毎秒 2,832㎡(東京ドームが 約7分で満杯になる量)なのだそうだ。
メープル街道の中では、最も南に位置するナイアガラの紅葉の見頃は、10月中旬から下旬と、他所より遅いとことから、今回のツアーでは、「滝と紅葉」とはならなかった。
(注)世界三大瀑布とは、イグアスの滝、ヴィクトリアの滝、ナイアガラの滝
左が、アメリカ滝、右が、カナダ滝
ZUISO
紅葉のカナダ・メープル街道(8)
ワールプールからナイアガラフォールズへ
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シェラトンホテル13階ビュッフェでの昼食と展望を楽しんだ後、いよいよ本ツアーのハイライト、「ナイアガラ・クルーズ観光」に向かった。
(つづく)