たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「花はどこへ行った(Where have all the flowers gone)」(再)

2022年03月06日 21時15分47秒 | 懐かしいあの曲

ロシアのウクライナ侵攻に対して、NATOや国際社会が、決定的な打つ手が見つからない、定まらない状況が続いているが、その間にも、多くの生命が失われ、100万人単位の一般市民が国外へ避難する等という、日本では考えられない事態となっている。刻々伝えられる映像に、やりきれなさ、もどかしさを感じてしまうが、なんとなく、軍事演習の続きのような感覚で、ウクライナへ攻め込んだロシア兵士にも、明らかな戦争の火種も無かったとするウクライナ市民にも、当初から戦争意欲は高かった分けでないはずで、「何で?」といった思いが有ったのではないかという感じすらしてしまうのは、自分だけだろうか。まさしく、プーチンの野望、陰謀、独裁的、狂人的、一方的な戦争仕掛けであり、ロシア国民にも、反戦意識が強いのではないかと思う。諸外国が、あーだこーだ議論する以上に、もっと重要で効果的なのは、ロシアの国民が、とりわけ若者達が、勇気を持って立ち上がり、反戦運動を起こし、国民的総意に盛り上げ、プーチンに戦争終結を迫り、しいてはプーチンを大統領の座から引きずり下ろすことなのだろうと思う。簡単なことではなく、果たして、それが可能なのかどうかは、分からないが、これまでの歴史を見ても、そんなシナリオが無いとは言えない。世界各国でも、「反戦」の声が高まっているが、「反戦運動」で、ふっと思い浮かんだ曲が有る。アメリカがベトナム戦争を続けていた時代、「反戦運動」でよく歌われていた「反戦歌」の代表のような存在だった「花はどこへ行った」だ。


「ブログ内検索」してみたら、4年前にもブログに書き込んでいたことが分かり、
コピペ、リメイク


今更になってネットで調べてみると
「花はどこへ行った(Where have all the flowers gone)」は、アメリカのフォークソング作家 ピート・シーガー(Peet Seeger)が、1955年(昭和30年)に発表した曲だったが、1961年には、キングストン・トリオ(The Kigston Trio)が、さらに フォーク・グループ 「ピーター・ポール&マリー(Peter、Paul & Mary  P・P・M)ジョーン・バエズブラザース・フォア等、数多のフォークグループ、シンガーに歌われるに及び、次第に、ベトナム戦争の反戦歌として、広く歌われるようになった曲だった。日本でも 当時、若者を中心に、フォークソングブームが有り、1960年代の反戦歌の代表曲のような存在となっていたものだ。
まるでギターセンス等無かったが、コード進行がシンプルだったこともあり、よく、ギター伴奏で歌っていたように思う。英語の歌詞も、1番だけだがなんとなく覚えてしまい、今でもおおかた口遊める程だ。

C                     Am
Where have all the flowers gone
F              G7
Long time passinng
C                     Am
Where have all the flowers gone
F                G7
Long time a go
C                     Am
Where have all the flowers gone
F                                 G7
Young girl picked them evry one
F                     C
When will they ever learn
F                     G7   C         G7
When will they ever learn

ザ・キングストン・トリオの「花はどこへ行った」(YouTubeから共有)

 ピーター・ポール&マリーの「花はどこへ行った」(YouTubeから共有)

 

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藤沢周平著 「逆軍の旗」

2022年03月06日 14時39分44秒 | 読書記

図書館から借りていた 藤沢周平著 「逆軍の旗」(青樹社)を 読み終えた。本書には、表題の「逆軍の旗」の他、「上意改まる」「二人の失踪人」「幻にあらず」の、短編時代小説4篇が収録されている。「あとがき」で、著者は、「ありもしないことを書き綴っていると、たまに本当のことを書きたくなる。この本には、概ねそうした小説がおさめられている。しかし、本当にあったとことと言っても、こうした小説が歴史的事実を叙述しているわけではない。歴史的事実とされている材料を下敷きにした小説という意味である」と、記述している


読んでも読んでも、そのそばから忘れてしまう爺さん、読んだことの有る本を、うっかりまた借りてくるような失態を繰り返さないためにも、その都度、備忘録として、ブログ・カテゴリー「読書記」に 書き留め置くことにしている。


「逆軍の旗」
主な登場人物・明智光秀(惟任日向守)、明智秀満、吉蔵、紹巴(じょうは)、羽柴秀吉、織田信長、
誰でも知っている「本能寺の変」前後の、明智光秀の葛藤、決断、心情を描写した作品。本能寺の変や山崎の戦い自体の詳細な様子やその後の顛末については、描かれていない。細川藤孝、筒井順慶等の動向が思わしくなく、暗い気持ちを抱えたまま、山崎の戦いに向かうところで終わっている。
「俺一個は紛れもなく叛逆者だ。だが将も兵も、望んだのは叛逆ではなく天下だった」(中略)「樹の間から麓に敷いた陣が押したてている夥しい明智軍の旗幟が見えた。風がないため、旗幟はことごとくうなだれ、光秀の眼に葬列の旗でもあるかのように、異様に映った。」

「上意改まる」
主な登場人物・片岡杢助、片岡藤右衛門、片岡理兵衛(家老、藤右衛門の長兄)、小林多兵衛(藤右衛門の次兄)、北条六右衛門(大目付)、郷見(さとみ)(六右衛門の娘)、戸沢伝右衛門(家老)、戸沢市兵衛、戸沢能登守正誠、
戸沢藩(新庄藩)で対立する家老、片岡家と戸沢家。戸沢伝右衛門の陰謀に嵌った片岡家が、一族滅ぼされるという悲惨な内容。一方で、常日頃、片岡家とは反目しあい、犬猿の仲だった大目付北条六右衛門が、戸沢派閥内でありながら、戸沢家老の陰謀を阻止しようと動いたりし、片岡藤右衛門と密会を重ねていた、六右衛門の娘郷見(さとみ)は、藤右衛門を追って・・・、

「二人の失踪人」
主な登場人物・孫之丞、丑太、安五郎、村上源之進、庄助、孫之助、
南部藩雫石(現在の岩手県雫石)の静かな村で旅籠を営んでいた孫之丞が、仙台浪人を名乗る男に殺された。孫之丞の長男安五郎、次男丑太は共に、村から姿を消したが、見事、水戸藩那珂湊で親の仇、村上源之進を討ち果したという話だが、仇討ち後の水戸藩、南部藩の行政上の取り扱い法がかなりこと細かく描かれていて、興味深い。

「幻にあらず」
主な登場人物・上杉治憲(はるのり)(松太郎→直丸勝興→治憲、後の上杉鷹山)、上杉重定、竹俣美作当網(みまさかまさつな)、藁科松伯(わらしなしょうはく)、莅戸善政(のぞきよしまさ)、森平右衛門利真(としざね)、
江戸家老に就任した竹俣当綱、辣腕をふるい、森平右衛門粛清、領地返上寸前に追い詰めらた藩財政建て直しに明け暮れ、疲れ果て、奉行職から身を引こうとしている竹俣当綱に対し、
「幻ではないぞ、当網」、思わず治憲は、叱咤するように言った。藩立て直しに、ちらとでも疑問を持った自分を叱った声でもあった。藩主には身をひく場所はない。」
というくだりがある。有能、名君と知られた藩主上杉治憲、辣腕竹俣当綱にしても、なかなか解消することの出来なかった上杉家の窮乏ぶりが、描かれた作品で、以前読んだ「漆の実のみのる国」と重なってくる。


振り返り記事 
藤沢周平著 「漆の実のみのる国」(上)(下)
👇
こちら


 


ユキワリイチゲ(雪割一華)

2022年03月06日 09時52分13秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

新型コロナウイルス感染拡大が始まった頃から、電車、バス、マイカーで遠出することが無くなり、もっぱら家の近くをぶらつき回る暮らしになってしまっているが、3年目、今年もまた、花の季節がやってきた。3月、4月は、スプリングエフェメラルと呼ばれる、小さな可憐な花々が次々開花する時期、あっちこっちから開花情報が伝わってきており、そろそろ、感染対策した上で、そろーり、出掛けてみたい心境になっているところだ。ネタが無い分、コンデジでやたらカシャ、カシャ撮り、外付けHDに大量に溜まっている古い写真を引っ張り出しては、ブログネタにしているという次第である。

3年前、4年前に、撮っていた「ユキワリイチゲ」の写真が目に止まり、引っ張り出してみた。なんとか花名だけは記憶したような気がしているが、今度見掛けた時に、サッと同定出来るかどうかは疑問の爺さん、とりあえず、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に書き留め置くことにする。やはり、スプリング・エフェメラルのひとつである。

4年前、2018年3月27に訪れた、
神奈川県相模原市に有る「城山カタクリの里」園内で撮っていた
「ユキワリイチゲ」

3年前、2019年2月27日に訪れた、
東京都八王子市に有る「東京薬科大学・薬用植物園」園内で撮っていた
「ユキワリイチゲ」


ユキワリイチゲ(雪割一華)

キンポウゲ科、イチリンソウ属、多年草、
    和名「雪割一華」の「雪割」は、早春植物を意味し、
    「一華」は、一茎に一輪の花を咲かせることの意。
原産地・分布 日本固有種、
       本州、中部から西部、九州に分布、
       丘陵地の山際、渓流沿い等で自生する
草丈 10Cm~30Cm
   葉は、根際から生える3小葉、紫色を帯びた濃い緑色、斑点が有る、
   葉の裏面は、赤紫色、濃紫色、
花色 白色、薄紫色、薄青色、
   花びらは、8枚から12枚位、ただし、花びらに見えるのは萼片、
開花時期 2月頃~4月頃、
花言葉 「幸せになる」