たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「砂に消えた涙(Un buco nella sabbia)」

2022年03月22日 20時40分12秒 | 懐かしいあの曲

当地、今日は、真冬並みに寒い1日だった。
体調もイマイチ、何もやる気がせず、グテグテ
車で、妻の送迎をしただけで、家籠もりで終わってしまった。
夕食前の手持ち不沙汰な時間帯、
オールディーズ収録CD等を聴いていたが、その内の1曲、「砂に消えた涙」、
「オー!、懐かしい!」、書き留め置くことにした。

今更になってネットで調べて見ると
「砂に消えた涙(Un buco nella sabbia)」は、1964年(昭和39年)に発表された、ピエロ・ソフィッチ 作曲、アルベルト・テスタ 作詞、イタリアの歌手、ミーナ(Mina)が歌った楽曲だったが、ミーナは、漣健児が訳詞した日本語でも歌い、当時、大ヒットしていた気がする。日本語詞によるバージョンは、弘田三枝子、伊東ゆかり、ザ・ピーナッツ、黛ジュン、安西マリア、その他数多の歌手に続々とカヴァーされ、ラジオ、テレビ等から良く流れていたものだ。因みに、イタリア語の原題は、「砂に掘った穴」の意なのだそうで、日本語訳曲名「砂に消えた涙」とは雲泥の差、直訳だったら、ヒットの具合も違ったかも知れない。

ミーナの「砂に消えた涙(Un buco nella sabbia)」 (YouTubeから共有)

ザ・ピーナッツの「砂に消えた涙」 (YouTubeから共有)


季節外れの雪

2022年03月22日 17時48分30秒 | 暮らしの記録

首都圏南西部山沿いの当地、今日は、未明から降り始めた冷たい雨が、次第に霙から湿った雪に変わり、午後まで降り続いていた。気温も、朝5℃前後だったものが、どんどん下がり日中は0℃前後となり、真冬並み寒さの1日だった。
一時、かなり激しく降っていたようだが、建物の屋根や叢等が、うっすら白くなっている程度で、路面等に積雪するには至らず、交通等への影響は無い模様だ。
お彼岸に降雪とは・・・、
当地としては、季節外れの雪である。

お彼岸に雪・・・、で、思い出したが、当地に引っ越してまだ間もない頃のお彼岸に積雪が有ってびっくりしたことが有る。当時はまだ、周辺には、元々の地元住民の住宅しか無く、一面、畑と田んぼで、その雪景色を撮った写真がアルバムに貼って有った。ちょうど、静岡県浜松市から、幼い甥っ子3人が義母と一緒に来て滞在中で、初めて見る雪に興奮、大喜び、長男、次男をまじえて雪遊びをしていた情景が思い出される。スキャナーで取り込んでみたが、今から40年位前、こんな風景だったんだ・・・・、懐かしい・・・。

 


オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)

2022年03月22日 13時44分23秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

この地に引っ越してきてすでに40年の歳月が流れ、周辺の環境もすっかり変わってしまった。引っ越してきた当初は、一面畑地で、家の北側には、わずかだったが、水田も有り、夏にはホタルがチラホラ飛んできたり、カエルの大合唱が聞かれた程だったが、現在は、びっちり住宅が立ち並び、我が家もその一画にのみ込まれている。住み始めてまもなくの頃、元々地元の農家で大地主だったFさんと懇意になり、ご好意で空いていた畑地を広く借りることが出来、野良仕事等無縁だった妻が、無農薬、新鮮野菜に拘り、見様見真似の「野菜作り」を始めたものだったが、それが延々、未だに続いていると言う具合だ。当時は、自営業の傍ら、妻の「野菜作り」の手伝いをする助手、アシスタントに徹していたものだが、完全に仕事をやめてからは、「野菜作り」は、二人の趣味にもなっている。収穫の喜びも有り、傍目には、楽しげに見える「野菜作り」だが、無農薬に拘る限り、毎年、毎年、雑草との戦い、これが大変。年がら年中、草取りの繰り返しとなる。「雑草のごとくたくましく」という言葉があるが、雑草には、踏まれても、刈られても、抜かれても、どんな環境でも生きる力が有る。特に春先、冬の寒さが緩むと一斉に畑地を覆い尽くす、ホトケノザヒメオドリコソウオオイヌノフグリ等(勝手に、「畑地の雑草御三家」と呼んでいるが)の蔓延る様には、「ワッ!、凄い!」、悲鳴的感動?するしか無い。
近づいて良く見れば、それぞれ可愛らしい花を咲かせる雑草達、抜いて抜いて抜きまくりながらも、ついコンデジで、カシャ、カシャ撮っており、これまで撮っていた写真を引っ張りだしてみた。


「雑草」という言葉を口にする都度、いつも脳裏を過る言葉が有る。長年、昭和天皇の侍従長だった入江相政氏が、著書「宮中侍従物語」の中で、戦後まもないある夏の日、御座所の庭の草刈りに際して、昭和天皇が、「雑草という草はないんですよ。どの草にも名前が有って、それぞれ自分の好きな場所を選んで生を営んでいるんです・・・・」と述べられた言葉が印象強く残り、そのエピソードを書き留めておられるそうだ。それは単なる雑草のことでは無く、「人間夫々が持つ個性や生命も大切にされるべき・・」という深い意味が込められた言葉なのかも知れないと思ったものだった。


「畑地の雑草御三家」と呼んでいるそのひとつ、「オオイヌノフグリ」
春先、畑地だけでなく、庭先でも、道端でも、空き地でも、どこでも蔓延る、誰でも知っている雑草だが、実は、「オオイヌノフグリ」なんていう花名を実際に知ったのも、それ程昔のことではないような気がしている。コバルトブルーの小さな花を付けて、びっちり、ジュウタンのように一面に蔓延る「オオイヌノフグリ」、ちょっと見、お花畑の感じさえしてしまうが、畑地では邪魔物、人間の都合で抜き取るしかない。誰が付けたのか、「オオイヌノフグリ」等という、なんとも、えげつない、無粋な名が付けられており、口に出す度、嫌な気分にもなるが、近付いて良く見れば、小さくて可愛らしい花を付ける雑草、「ホシノヒトミ(星の瞳)」という別名が有るようで、いっそのこと、正式名にしてもらいたいものだとも思う。


オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)

オオバコ科、クワガタソウ属、越年草、雑草
    別名 「ホシノヒトミ(星の瞳)」
    和名「大犬の陰嚢」は、実の形が、雄犬の陰嚢に似ていることから
    付けられたもの。
原産地 ヨーロッパ、
    日本には、明治初期に渡来、急速に全国に拡大した帰化植物、
草丈 10Cm~20Cm
   葉は、卵円形で、鋸歯が有る、
花色 青色、紫色、白色、
   花弁は、4枚、それぞれ大きさが異なり、左右非対象、
開花時期 2月頃~6月頃
花言葉 「信頼」「神聖」「清らか」「忠実」


 

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