新型コロナウイルス感染拡大が始まった頃から、電車、バス、マイカーで遠出することが無くなり、もっぱら家の近くをぶらつき回る暮らしになってしまっているが、もう3年目、今年もまた、花の季節がやってきた。3月、4月は、スプリングエフェメラルと呼ばれる、小さな可憐な花々が次々開花する時期、あっちこっちから開花情報が伝わってきており、そろそろ、感染対策した上で、そろーり、出掛けてみたい心境になっているところだ。ネタが無い分、コンデジでやたらカシャ、カシャ撮り、外付けHDに大量に溜まっている古い写真を引っ張り出しては、ブログネタにしているという次第である。
ふっと、「ヨゴレネコノメ」の写真に目が止まり、引っ張り出してみた。
今から21年前、2001年4月14日に、
東京都西部に有る刈寄山を歩いた時に撮っていた「ヨゴレネコノメ」
当時はまだ、バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)しか持っておらず、
プリントしてアルバムに貼って有った写真をスキャナーで取り込んだもの。
花名が、「ヨゴレネコノメ」であることを知ったのは、
やはり、かなり後年になってから、ブログを始めた頃だったのではないかと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/d3/a4e58fff370863e9033d492e65eddef9.jpg)
7年前、2015年4月4日、東京都の高尾山を歩いた時に撮っていた「ヨゴレネコノメ」
一風変わった花名、覚えてしまったら、比較的識別もしやすいこともあり、
山歩き等で見掛けると 「アッ!、ヨゴレネコノメ ダ!」と
言ってしまっている、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/2c/40f5e19f108e0d34ce350d1527528cd6.jpg)
2017年3月15日、裏高尾・日影沢付近で撮っていた「ヨゴレネコノメ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/6f/ed41257e3d8922b569c74940dc64b3ee.jpg)
2020年3月26日、裏高尾・蛇滝付近で撮っていた「ヨゴレネコノメ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/d7/bc8d9b52b3488d85cd5a8b15fcc66c6d.jpg)
ヨゴレネコノメ(汚れ猫の目)
ユキノシタ科、ネコノメソウ属、多年草、
和名「汚れ猫の目」は、葉が褐色を帯びて、灰白色の斑紋が有り、
汚れているように見えること、花の基部の葉が黄緑色になり、
汚れて見えることに由来している。
「イワボタン(岩牡丹)」の変種と考えられている、
原産地 日本、日本固有種
本州、関東以西、四国、九州等の低山の沢沿い等の薄暗い湿地に
自生している
草丈 10Cm~20Cm
花色 暗褐色
花に見える部分は、花弁ではなく萼片、薄黄色に見える部分は包葉。
開花時期 3月頃~4月頃
花言葉 「ヨゴレネコノメ」としての花言葉が無いようだ、