たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

学生寮の記憶・その5

2022年03月13日 21時51分50秒 | M男のあの日あの頃(the good old days)

◯ダンスパーティー
昭和30年代中頃、M男が、北陸の山村の親元を離れ、地方都市の学生寮に入寮し、生まれて初めて外で集団生活を始めた頃の話である。
学生寮に入寮してまもなくのこと、新入寮生は、度々、寮の食堂に呼び出された。「寮歌を教え込まれた話」は、「学生寮の記憶・その2」に記したが、同時並行して、「社交ダンスの教習」が有った。社交ダンスとは言っても、ほとんど、ジルバ、ブルース、マンボ、ルンバ等のベーシックレベルのものであったが、北陸の山村育ち、フォークダンスの経験すら皆無で、ダンス等とは無縁だったM男等にしたら「エッ!、ダンス?」、青天の霹靂の感を覚えたものだった。
先輩寮生の何人かが、手取り足取り、一から教えるものだったが、それまで見たことも聞いたことも無かった「社交ダンス」、イメージもわかず、マゴマゴするばかりだったと思う。記憶曖昧だが、女子学生寮からも指導役?で、何人かが応援参加していたのかも知れないが、高校卒業まで、女性に触れる等、とんでも無かった時代、手を握る、腰に手を当てる等、大パニックだった気がする。「寮生が、何故?、社交ダンス?」。それは、当時、学生寮自治会主催で、「新入寮生歓迎ダンスパーティー」「寮祭ダンスパーティー」「クリスマス、ダンスパーティー」等の年中行事が有って、一応 「寮生は、社交ダンスは覚えなければならない・・」等という不文律のようなものが有ったのだと思う。否応なく半強制的に参加させられたような気がする。
まったくの初心者が数回の教習、それも先輩の足型を真似する程度の教習で、直ぐ、本番ダンスパーティーで、女性と組んで踊れるはずは無しで、初めてのダンスパーティー「新入寮生歓迎ダンスパーティー」では、オドオドするばかりで、先輩寮生が楽しげに踊るのを見学するのみだったような気がする。
学生寮自治会主催の「ダンスパーティー」の会場が、寮の食堂だったのか、学生ホールのような場所だったのかの記憶は無くなっているが、主に先輩寮生達が、女子学生寮の寮生や看護学校の生徒やデパートの女性店員等、あちらこちらにパー券を売って招集した女性達であふれ、電飾とバンド演奏、その雰囲気に飲まれたものだ。その後、何度かのダンスパーティーを経験して、次第にその雰囲気にも慣れ、ジルバ、ブルースのベーシック位はなんとか踊れるようになったものの、その他、ワルツ、タンゴ等の曲がかかるとやはりお手上げ、眺めるだけの無骨者だった。
昭和30年代前後には、全国的に、学生等若者が中心の「社交ダンスパーティー」なる催しが行われていたような気がするが、M男が学生寮に入寮していた頃が、ちょうどそんな風潮の最盛期だったのかも知れない。そして時代が変わり、1980年代前後になると、第二次社交ダンスブーム「中高年の社交ダンス」が盛んになり、現在に至っているようだ。

(ネットから拝借イラスト)

(つづく)

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ジャガイモ植え付け下準備、出来たーっ!

2022年03月13日 16時18分35秒 | 畑日誌(見様見真似の野菜作り)

当地、今日も、霞か、雲か、はたまた杉花粉か
うっすら曇った1日だったが、気温も20℃前後、うららかな好天、
絶好の行楽日和ではあるが・・・、
畑仕事の続き有りで、午前中、Go To 畑! と相成った。

(1)ジャガイモ植え付け場所の耕耘と石灰散布
   雑草の原と化していた畑地だったが
   なんとか、ジャガイモ植え付け下準備が、出来たーっ!
   後は、植え付けるだけ。
   久し振りの土起こし仕事で、一汗かき、足、痛!、腰、痛!、
   頻繁休憩、水分補給、2時間半掛かってしまったが、ホッと一息。

(2)残っていた大根、全部収穫、片付け
   半分は傷んでおり、廃棄、

(3)イチゴ、タマネギ、キヌサヤ、スナックエンドウ、
   サラダ菜、サニーレタス等に、水やり


庭の花達

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チングルマ(稚児車・珍車)

2022年03月13日 14時17分53秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

これまでやたら撮ってきた写真は、構わず外付けHDに放り込んで有るが、かなり大量に溜まってきている。時々は、その気になって、不要無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理を進めているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまうことがしょっちゅうで、そんな古い写真を引っ張り出しては、ブログネタにしているところだ。


今はもう遠い思い出となってしまっているが、10年位前までは、毎年、夏になると、思い立って、家族や友人等と北アルプス等を訪れていたものだ。そんな山旅の写真も、結構残っているが、
ふっと、高山植物のひとつ、「チングルマ」の写真が目に止まり、何枚か引っ張り出してみた。

27年前、1995年8月7日~8日に、妻と二人で、山小屋1泊で、
蝶ヶ岳~常念岳を歩いたことが有ったが、その時撮っていた「チングルマ」
その頃はまだ、バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)しか持っておらず、
プリントしてアルバムに貼ってあった写真をスキャナーで取り込んだもの。

23年前、1999年8月1日~2日、妻と次男と三人で、山小屋1泊で、
爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳を歩いたことが有ったが、その時撮っていた「チングルマ」
やはり、バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)しか持っておらず、
プリントしてアルバムに貼ってあった写真をスキャナーで取り込んだもの。

22年前、2000年8月7日~9日、妻と次男の三人で、山小屋2泊で、
燕岳~餓鬼岳を歩いたことがあったが、その時撮っていた「チングルマ」
やはり、バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)しか持っておらず、
プリントしてアルバムに貼ってあった写真をスキャナーで取り込んだもの。

10年前、2012年7月28日に、旧い友人と老いらく二人で
乗鞍岳を訪ねたことが有ったが、その時撮っていた「チングルマ」

10年前、2012年8月21日~22日、妻と二人、山小屋1泊で、
白山を訪れたことが有ったが、
室堂付近で撮っていた「チングルマ」の羽毛状になった花柱

13年前、2009年9月26日~27日に、
旅行会社の格安観光ツアー「立山黒部アルペンルート縦断の旅」で訪れた
室堂周辺で撮っていた「チングルマ」の紅葉


チングルマ(稚児車・珍車)

バラ科、ダイコンソウ属、落葉小低木、高山植物
   一見、草のように見えるが、分類上は、小低木、
   別名「イワグルマ(岩車)」「チゴノマイ(稚児の舞)
   和名「ちんぐるま」は、花後、綿毛のような果実が出来、その揺れる姿が
   子供が持つ風車に見立てられ、「稚児(ちご)車(くるま)」と呼ばれ、
   それが訛ったものとされている、
原産地 日本、日本固有種、
    本州中部以北から北海道の高山帯の雪田に雪が無い期間に自生、
    砂礫帯、草地、湿地に群生する、
    比較的多くの山域で見られ、登山者には最も馴染みのある高山植物、
樹高 10Cm~20Cm
   葉は、奇数羽状複葉、厚く光沢の有る深緑色、
   秋には光沢を保ったまま鮮やかに紅葉する、
花色 白色
   花弁は5枚、花の中心に黄色の雄しべ、雌しべが有る、
   花後、綿毛のような果実が出来る、
開花時期 6月頃~8月頃
花言葉 「可憐」