たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「キサス・キサス・キサス(Quizas Quizas Quizas)」(再)

2022年03月18日 16時38分06秒 | 懐かしいあの曲

当地、今日は、久し振りに、終日、小雨が降り続き、最高気温も6℃前後と、
体感的には、真冬に戻ったような寒い1日になっている。
ジャガイモ植え付け前に、ちょうどまとまった雨が降ってくれて、
「ラッキー!」・・・ではあるが。
キョウヨウ無し、キョウイク無し、
(今日は、特に用は無し、特に行くところも無し)
休養日?と決め込んで、ダラダラ。

昼食後の手持ち無沙汰な時間、またまた、古いレコード盤やCDを引っ張り出して、聴いているところだが、その中の1曲、「キサス・キサス・キサス」に、「おー!、懐かしい!」・・を感じてしまった。「ブログ内検索」してみたら、4年前にも、ブログに書き込んでいることが分かり、コピペ、リメイク(再編集)してみた。

今更になってネットで調べてみると
「キサス・キサス・キサス(Quizas Quizas Quizas)」は、キューバのオスバルト・ファレスが作曲、1947年(昭和22年)に発表された曲で、「たぶん、たぶん、たぶん」という意味の曲。
手持ちのオールディーズCDには、ナット・キング・コールの「キサス・キサス・キサス」が収録されているが、確か、昭和40年代頃、トリオ・ロス・パンチョスが歌った「キサス・キサス・キサス」が、日本で流行り、良く聴いていた気がする。どちらかというと、「キサス・キサス・キサス」=「トリオ・ロス・パンチョス」というイメージを持っている類である。日本でも、アイ・ジョージ、ザ・ピーナツ等、数多の歌手に歌われいたが、時代が変わり、こうした古い音楽を聴く機会が少なくなってしまっているように思う。

ナット・キング・コール(Nat King Cole)の「キサス・キサス・キサス(Quizas Quizas Quizas)」  (YouTubeから共有)

トリオ・ロス・パンチョス(Trio Los Panshos)の「キサス・キサス・キサス(Quizas Quizas Quizas)」 (YouTubeから共有)

 

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諸田玲子著 「かってまま」

2022年03月18日 13時43分35秒 | 読書記

図書館から借りていた、諸田玲子著 「かってまま」(文藝春秋)を、読み終えた。本書には、表題の「かってまま」の他、「かげっぽち」「だりむくれ」「しわんぼう」「とうへんぼく」「みょうちき」「けれん」の連作構成の短編時代小説、7篇が収録されている。2004年~2006年に、「オール読物」に連載された作品を大幅に加筆修正し単行本にした書なのだそうだ。


読んでも読んでも、そのそばから忘れてしまう爺さん、読んだことの有る本を、うっかりまた借りてくるような失態を繰り返さないためにも、その都度、備忘録として、ブログ・カテゴリー「読書記」に 書き留め置くことにしている。


不義の恋の果てにこの世に生まれた美しい娘、おさい。江戸を襲った大火によって、数奇な運命が回り始める。遊女、女掏摸、大盗賊の娘、引手茶屋のお六・・、謎多き娘が、出会った人と心を揺らし、先を見通す能力で人を救いながら、誰かを探し、誰かを待って・・・。人情がじわーっと染みる、7つの物語である。「おさい」とは、賽子のさい、采配のさい、宰領のさい、裁決のさい、幸先のさい・・・。

「かげっぽち」
主な登場人物・才吉、伊夜、おさい、成島才右衛門(旗本)、奈美江(才右衛門の娘)、願哲、長左衛門、
才吉は、一瞬、空を仰いだ。「奈美江さまなら、正行寺の修行僧と駆け落ちをした・・・・」・・、才吉は
伊夜の背にまわした腕に力をこめた。

「だりむくれ」
主な登場人物・かや、耕太(かやの亭主)、才吉、おさい、喜兵衛、勘右衛門
「お父っあんを大事にしておあげよ」・・。お母ちゃーん。背後でおさいが呼んでいる。・・。だりむくれだって、いつかまた、いいことがあるかもしれない。

「しわんぼう」
主な登場人物・質屋鶴亀屋のおすみ、初五郎、おその、おさい、添田新右衛門、成島城太郎、
おさいの行方はわからずじまいだった。・・・新右衛門の敵(かたき)は、おさいの伯父である。考えてもわからなかった。そもそも、おさいについてわかることなどあるのだろうか。

「とうへんぼく」
主な登場人物・おせき、周太郎、おさい、利平(岡っ引)
なんであたしがあんな唐変木の気なんかひかなきゃならないのさ。痘痕面の金棒ひきのへっぴりのわからずやのあんぽんたんのこんちきのへちむくれのちくるいのとちんめんぼうの・・・。

「かってまま」
主な登場人物・乙吉(大工)、おらく(乙吉の女房)、おさい、彦蔵、寛介、鬼門の喜兵衛、
おさいさん、あんた、なんで・・・。おらくは重い吐息をついた。

「みょうちき」
主な登場人物・おさい、みょう、願哲、鬼門の喜兵衛、奈美江、
嬢ちゃんに逆らえるもんはいねえや。・・そうともさ。火盗改よりおっかねえ。

「けれん」
主な登場人物・土手のお六(おさい)、みょう、鶴屋南北(俵蔵)、お吉(俵蔵の女房)、鬼門の喜兵衛、願哲、
この世はけれんに満ちている。春空のかなたに、うっすらと書割りのような昼の月が出ていた。
「けれん」とは、歌舞伎や人形浄瑠璃等で、観客を沸かせる、見た目本位の奇抜さをねらう演出のこと。「外連」。


ホトケノザ(仏の座)

2022年03月18日 07時19分26秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

◯畑と雑草
この地に引っ越してきてすでに40年の歳月が流れ、環境もすっかり変わってしまった。引っ越してきた当初は、一面畑地で、家の北側には、わずかだったが、水田も有り、夏にはホタルがチラホラ飛んできたり、カエルの大合唱が聞かれた程だったが、現在は、びっちり住宅が立ち並び、我が家もその一画にのみ込まれている。住み始めてまもなくの頃、元々の地元の農家で大地主だったFさんと懇意になり、ご好意で空いていた畑地を広く借りることが出来、野良仕事等無縁だった妻が、無農薬、新鮮野菜に拘り、見様見真似の「野菜作り」を始めたものだったが、それが延々、未だに続いていると言う具合だ。当時は、自営業の傍ら、妻の「野菜作り」の手伝いをする助手、アシスタントに徹していたものだが、完全に仕事をやめてからは、「野菜作り」は、二人の趣味にもなっている。収穫の喜びも有り、傍目には、楽しげに見える「野菜作り」だが、無農薬に拘る限り、毎年、毎年、雑草との戦い、これが大変。年がら年中、草取りの繰り返しとなる。「雑草のごとくたくましく」という言葉があるが、雑草には、踏まれても、刈られても、抜かれても、どんな環境でも生きる力が有る。特に春先、冬の寒さが緩むと一斉に畑地を覆い尽くす、ホトケノザヒメオドリコソウオオイヌノフグリ等(勝手に、畑地の「雑草御三家」と呼んでいるが)には、「ワッ!、凄い!」、感動?するしか無い。
近づいて良く見れば、それぞれ可愛らしい花を咲かせる雑草達、抜いて抜いて抜きまくりながらも、ついコンデジで、カシャ、カシャ撮っており、そんな写真を引っ張りだしてみた。

「雑草」という言葉を口にする都度、いつも脳裏を過る言葉が有る。戦後直ぐの夏のこと、昭和天皇が侍従達に話したとされる、「雑草という草はないんですよ。どの草にも名前があるんです。どの植物にも名前が有って、それぞれ自分の好きな場所を選んで生を営んでいるんです・・・」という言葉だ。なんとも含蓄が有る言葉だと思っている。

2018年3月7日に撮っていた「ホトケノザ」、
冬の間、放置していると、たちまち畑を覆い尽くす雑草
「ホウレンソウ」が見えなくなっている、

2016年4月16日に撮っていた「ホトケノザ」
草取りした後の畑地に、直ぐまた生えてくる雑草

2020年2月17日に撮っていた「ホトケノザ」
まだ氷点下の日が続く2月でも、花を咲かせる「ホトケノザ」

2022年2月3日に撮っていた「ホトケノザ」


ホトケノザ(仏の座)

シソ科、オドリコソウ属、一年草、多年草、
    別名「サンガイグサ(三階草)」・葉が段々に付く様から付けられた
    名称、
    和名「仏の座」は、茎を囲むように付く葉が仏様の蓮華座に見える
    ことから付けられた名称、
原産地 ユーラシア大陸、アフリカ大陸、
    日本では、本州、四国、九州、沖縄の畑地や道端に自生する、
草丈 10Cm~30Cm
花色 紅紫色、白色(シロバナホトケノザ)
開花時期 2月頃~6月頃
花言葉 「調和」、「輝く心」


因みに、「春の七草」のひとつ「ホトケノザ」とは、全く別の植物。
「春の七草」の「ホトケノザ」は、キク科の 現在では「コオニタビラコ」と
呼ばれている植物で、花色は黄色。