これまでやたら撮ってきた写真は、構わず外付けHDに放り込んで有るが、かなり大量に溜まってきている。時々は、その気になって、不要無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理を進めているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまうことがしょっちゅうで、そんな古い写真を引っ張り出して、ブログネタにしているという次第である。
ふっと、「ハナイカダ」の写真に目が止まり、引っ張り出してみた。
4年前、2018年5月1日、山梨県上野原市に有る八重山を訪れた時に撮っていた
「ハナイカダ」
それより以前にも、他の山で見掛けたことが有るような気がしているが、
写真は見つからない。
葉の真ん中に小さな花が咲く等、他には無いため、珍しくて、
割と直ぐ覚えたような気がしている。
ハナイカダ(花筏)
ハナイカダ科、ハナイカダ属、落葉広葉低木、
和名「花筏」は、葉のほぼ真ん中に花が咲き、実が生ることから、
花や実を、船頭(せんどう)に、葉を、筏(いかだ)に
見立てられたことに由来している。
別名「ヨメノナミダ(嫁の涙)」
昔、きつい姑にいびられた嫁が、山に隠れて流した涙が葉に落ちて付いた花と
いう民話に因んだ花名、
別名 「ママコ(飯子)」
葉の上に出来る黒い実を、継母が煎っている豆をせがむ継子の手のひらに、
継母が熱い豆をのせて出来た火傷のひぶくれに見立てた花名
原産地 日本、
北海道南部から九州、沖縄まで、山野で自生している、
樹高 1m~3m
葉は、長さ5Cm~12Cm程の楕円形、
表面に光沢が有り、縁には鋭いギザギザが有る、
花色 淡緑色、小さな花、
花後、晩夏から秋には、黒紫色の実が熟す、
開花時期 3月頃~5月頃、
花言葉 「嫁の涙」「気高い人」「移り気」
「花筏(はないかだ)」は、桜の花が散る季節に、散った花びらが水面に浮き、
筏(いかだ)のように連なって流れる情景のことを意味する言葉でもある。
2013年4月7日に、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「花筏」の情景