これまで、散歩・ウオーキングの途中や山歩き、畑地や我が家の猫額庭等で、やたら、コンデジで、カシャ、カシャ撮ってきた花の写真が、外付けHDに大量に溜まっており、時々、その気になって、不要、無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理をしているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまったりもする。そんな古い花の写真の中から目に止まった花の写真を引っ張り出して、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に、書き留め置くことにしている。草花にに、詳しい人からは、「なーんだ、そんな花も知らなかったの?」と笑われそうだが、爺さんにとっては、新情報、新知識、後日、また忘れてしまった時等に、確認したりするのに役に立つ存在になっている。
山歩きから遠ざかって久しく、最近は、もっぱら、古い山の写真を引っ張り出しては、懐かしがっている爺さんであるが、高山植物についても、まるで疎かったことをつくづく感じている。
二十数年以前の山歩きの写真を見ると、ほとんど高山植物の写真は無く、バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)で撮ったピンボケ写真をスキャナーで取り込んだものが僅かに残っているが、花名同定出来たのは、いずれも後年になってからのことが多い。
そんな中に、比較的早期に、「オダマキ」と教えられた花の写真も数枚有る。先日、散歩・ウオーキングの途中で撮ってきた「オダマキ」と、どう違うのかが、今もってよく分からないが、どうも、標高の高い山で自生している「オダマキ」は、「ミヤマオダマキ」、あるいは、「キバナミヤマオダマキ」と呼ばれているらしく、平地で見られる「オダマキ」は、品種改良されたもので、一般的には、「セイヨウオダマキ」、あるいは、単に「オダマキ」と呼ばれているらしいことが分かった。また、思い出せなくなる前に、書き留め置くことにする。
残っている「ミヤマオダマキ」の写真で一番古いものは
27年前、1996年6月30日、妻と二人で、
山梨県の三窪高原を訪れた時に撮っていた「ミヤマオダマキ」のようだ。
当時は、バカチンカメラ(小型フィルムカメラ)しか持っていなかった頃で、
プリントしてあったピンボケ写真をスキャナーで取り込んだもの。
同じく、1996年8月2日、妻と次男と三人で、
山梨県の鳳凰三山をを訪れた時に撮っていた「ミヤマオダマキ」
2015年7月23日、妻と二人で、
山梨県の北八ヶ岳を訪れた時に撮っていた「ミヤマオダマキ」
2016年6月18日、妻と二人で、
山梨県の入笠山を訪れた時に撮っていた「ミヤマオダマキ」
ミヤマオダマキ(深山苧環)
キンポウゲ科、オダマキ属、多年草、高山植物、山野草、
和名「深山苧環」は、花の形が機織りに用いる糸車に似ており、
山地に自生していることから付けられた名。
花色が黄色のものは、特に、「キバナミヤマオダマキ(黄花深山苧環)」とも
呼ばれている。
原産地・分布 日本、千島列島
本州中部以北の亜高山帯、高山帯、北海道、千島列島等の草地や礫地に
自生している。
草丈 10cm~30cm、
改良品種「セイヨウオダマキ(西洋苧環)」に比べて、
草丈、花の大きさ等、小さい。
花色 青色、白色、薄紫色 等 地域により花色多種、
開花時期 6月頃~8月頃、
花言葉 「必ず手に入れる」「勝利の誓い」