元々、出不精の方ではあったが、新型コロナ感染拡大が始まった頃以後は、車でも、電車でも、まるで遠出をしなくなってしまい、もっぱら半径10キロ以内をうろうろして暮らしている老夫婦である。世の中、ようやく、コロナ禍の長いトンネルの出口が見え始め、観光地や街中にかっての人出が戻っている様子が伝わってきており、いつなんどきどうかなってもおかしくない後期高齢者とて、なんとか動ける内に、出来る範囲で、出掛けてみたいという気にもなってくる。
今日は、日本列島がすっぽり高気圧に覆われて、全国的に「晴」だったようだが、
当地も、湿度23%、文句無し、爽やかな五月晴れ?
こんな日に、家籠もりではもったいない?、どこかへ、出掛けたいね・・・、
では、どこへ?、
何年も前から1度は訪ねてみたいと思っていた、東京都文京区に有る「小石川植物園」に行ってみることになり、昼頃になって、やおら重い腰を上げた。
電車で、都心へ出掛けるのも、病院行きは別として、3年振りのこと、
久し振りの、「おのぼりさん気分」であった。
「小石川植物園」は、正式には、「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」といい、植物学の研究・教育を目的とする東京大学の附属施設であり、日本最古の近代植物園とされている。
東京大学大学院理学系研究科付属植物園
小石川植物園ホームページ
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略年表(いただいた案内書チラシに記載されていたもの)
1684年(貞享元年) ・徳川幕府・麻布南薬園を、小石川御殿内の北側に移転して、小石川薬園とした。
1772年(亨保7年) ・小石川薬園内に、養生所を創設した、
1877年(明治10年)・東京大学創設に伴い、東京大学の附属植物園となった。
1998年(平成10年)・東京大学大学院理学系研究科附属植物園と改称された。
すでに、春咲き植物の開花期が終わってしまっているせいか、
園内は、閑散としている風で、のんびりゆったり散策出来る。
サクラツツジ
チョウジソウ サクラバラ
ナニワイバラ ハンカチノキ
ハコネウツギ フタリシズカ
日本庭園 タニウツギ
旧東京医学校本館(総合研究博物館小石川分館)
ガクウツギ
総面積 約161,588㎡(約48,880坪)、変化に富んだ地形を利用した植物園で、巨木も有り、都心の真ん中とは思えない空間で、国の名勝および史跡にも指定されているようだ。
入園料500円は、少々高くもあるが、維持管理整備するための寄付という意味合いも有るのだろうか。
移動の歩きも含めて、今日は、スマホの歩数計で、約11,000歩。
電車で、舟を漕ぎながら帰ってきた。
これから先、無理をしない程度で、少ーしづつ、行動半径を広げていきたいものだとも思っているところだ。