数年前まで、まるで興味も関心もなかった川柳。ユーモアセンスゼロ、頭カチカチ、クソ真面目、まるで面白みの無い、川柳とは程遠い存在の爺さんが、ひょんなきっかけで、「面白そう?・・」等と思い込んでしまい、「川柳とは?」も分からないまま、単なる「五七五言葉並べ遊び」を始めたのも、やはりブログを始めてからのことだった。それが、5年前頃から、相互ブログフォロワー登録している方からのお声掛け、お誘いを受けて、恥も外聞もなく、拙句、駄句を、投句してしまうことにもなっている。結果、何も分からなかった川柳の世界をちょこっとでも覗かせていただき、多くのことを教わってきたような気がしているが、所詮 川柳の才能等無しの爺さん。スタンスは、出題されるお題に対して、締め切り日までに、錆びついた老脳をギシギシ動かし、言葉を捻り出し、五七五に紡ぐという過程が、ある種、脳トレになっているに違いない、ボケ防止に多少は役立つかも知れない等と勝手に思い込んで続けていることだと思っている。その出来不出来に関わらず、四苦八苦して?生んだ川柳、せっかく作った句を、忘れてしまわない内に、ブログ・カテゴリー「川柳・俳句・詩」に、書き留め置くことにしている。
2023年10月に作った川柳 団栗
2023年7月から、
気分一新、再スタートするつもりで、
投句名(ニックネーム)を
「たけじい」から、「団栗」に、変更している。

お題「長い」
長電話挙げ句用件忘れてた
ひとことが長く司会が困り顔
八十の坂越えても長い老いの坂
登りより緩くて長い老いの坂
お題「湯」
宗旨替え美人の湯から長寿の湯
エスエヌエス秘湯を人で溢れさせ
女房も湯気の向こうじゃいい女
湯の中で浮かんだ一句大賞に
お題「読む」
夢に見た晴耕雨読夢だった
新学期教師困らすキラキラ名
痩せる本寝て読みながら食う饅頭
電車内新聞広げりゃ文化遺産
出世には上司の顔を読む力
お題「歩く」
あしあとが昭和に続く八十の坂
八十路過ぎ百名山も目で歩く
八十の坂越えても見えぬ終着地
折句「あ・き・の」
アイディアを競った二人ノーベル賞
呆れたね昨日も今日も飲んだくれ
折句「み・か・く」
見栄を張りかっこつけても悔やむだけ
みんなから可愛がられて暮す猫
ラララ川柳「す」
すっぴんが素敵な彼女好きだった
(蛇足)
川柳 選者 初体験記
今年7月から投句し始めたばかりの
FMさつませんだいの番組「こころの川柳(ここせん)」で
先月、たまたま、「特選」に選ばれ、
「特選に選ばれた者が、次月の選者になる」というルールが有って、
10月、図らずも、選者となってしまった。
川柳を齧り始めてまだ数年の若輩者、
他人様の川柳作品を選評するなんて、想像もしていなかったことであり、
恐れ多いこと、参ったなあ・・・、
緊張しまくったが、自分流で選ぶしか無しで
最後の最後まで、「これで、いいのかな?」と、迷いに迷ったが、
今日10月28日に放送され、なんとか役目を果たせたようで、
ホッと胸を撫で下ろしているところだ。
やれ、やれ、
「ここせん10月」の結果発表
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「紅雀川柳ブログ」