ハヤカワ文庫 ディック傑作集3 「ゴールデン・マン」所収。
ピンボールを扱った短編だと思うのだが、
ピンボールで思い出すのは村上春樹氏の
1973年のピンボールだが、これが書か
れたのは1967年2月号のギャラクシィ
誌に掲載されたものだ。
賭博用の危険なオモチャに命を狙われるとい
うもの。そもそも、このオモチャ、ピンボー
ル・マシンは命を奪うためにつくられたらし
い。
初め、読んで分からなかったが2・3度読むと
分かってきた。ラストのピンボールの中に入っ
てしまうというオチも読めなかった……合掌。