古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

ニッポン居酒屋放浪記 疾風篇     太田和彦

2022-11-17 14:13:27 | 本の紹介

新潮文庫   平成13年

 

11都市で呑み食べ歩いておられる。太田氏の本は初読

 

だったが、初めて読んだときは、説明はあまり上手でな

 

いようだし、ぼくは酒はまったく吞まないから、いいや、

 

とほっぽり出していたのだが、じっくりと読んでみると

 

これがおもしろい。

 

巻頭に写真があり、色々読んでみて、記憶にある文章と

 

写真を見比べてみるというのはまた乙な作業だ。

 

特に記憶にあるのは、地酒を呑むなら、東京が一番だ、

 

というところだろう。まあ、そうなのか、そういうこと

 

になってしまっておるのね、と妙に納得したりして、

 

あと、大分でお食べになったフグの肝というのも、気に

 

なった。えっ、フグの肝を食べるなんて、一度も読んだこ

 

とないよ、すごい情報だな、と思った。是非一度、いやいや、

 

ヘタレのぼくはよう肝なんて食べませんよ、ごめんこうむ

 

ります、チーン。

 

   (読了日 2022年10・26(水) 21:58)       

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする