新潮文庫 昭和61年
昭和61年ってことは、三十ウン年前かあ、そのころは最新の
ジョークだったんだろうなあ、イマドキ、こんなの読んでいる
奴はおろか、興味のある奴なんているのか? と思いつつ、熟読。
このころでさえ、アナクロ(なつかしい、って感じか)に見ている
この本。古典としては、なかなかなのではないか。ぼくでも、ちょ
っとは、わかる、わかる、といえる部分があるが、泉氏はぼくと
15歳くらい違うらしいので、ようわからん部分が多々あった。
いまの20歳くらいの青年にはこの本を読んでしっかりお勉強するが
よろし。
東京23区の偉い順なんて、いまでもあまり変化ないんじゃないか、
いや、あるのか? ようわからんわ。街は当然、東京の街のことを
さすらしいので、20年東京に行ってないので、東京も変わったんだ
ろうなあ、という感慨しか湧かない、おれっちだった。
(読了日 2022年11・11(金) 15:05)