幻冬舎文庫 2018年
この前、NHKでドラマをやっていて、本人ではなかったが、
女優さんが阿佐ヶ谷姉妹役をやられていて、研ナオコがア
パートの大家役だった。その底本となったのが、このエッ
セイのようだ。はじめ、字が小さいので敬遠していたのだが、
他の本で小さい字に鍛えられたので、そんなに小さい字だとは
感じなかった。
ほんとに小さいこと、生活のことを描いていて、アパートでの
ふたり暮らしをやめて、2DKを見つけようとしてみたり、でも、
結局、隣りの部屋を借りられることになって、解決するんだよね。
ぼくはこの阿佐ヶ谷姉妹のウォッチャーで、出ているのに気づけば
見るようにしている。このふたりのこぜりあいネタが割と好きなん
だよな。気のいいおばちゃんっていうのが、なんとものほほんとして
いて、好もしい。
(読了日 2022年11・14 4:26)