古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

無名仮名人名簿    向田邦子

2018-01-19 08:46:53 | 向田邦子
文藝春秋。


最後になるエッセイの猫の想像妊娠には驚かされる。猫の


話しでラブシャワー、マーキングをいたすというのがあるが


、昔は去勢はしなかったのかなあ、はなはだ困るではないか、



と思った。


お弁当の話しもよくでてくる。自身のは男の弁当であるというが、男



の弁当ってなぜか茶色だよな。



万年筆の話しもこの時代手書きだったろうて、なるほどなあ、と。



3号まで万年筆があり、1号を本妻とよんでいた。それも



使いつくした捨てる一歩手前のヤツを使うんだそうである。



よくかかれる話しで、贈答品をすぐ見たがる父の血を受け継いで



、見たくなる、っていうやつ。おれっちは別に見たくならないかなあ。



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