小川隆・訳 「ディック傑作集4」所収。
ギャラクシィ誌1964年10月号
Yイコール非Yに行きつくというのも、ヘンなはなしだ。
YはYじゃないから非Yなのだから、イコールなはずはない。
この論理はヘンだ。けど、思考的には、そうならざるこ
ともないこともないのかもしれない。机上の空論的に。
ストーリーらしきものはなく、ぼくもどんよりとした頭で
よんでいたのでよくわからなかった。アンフェタミン
興奮剤の自販機にコインを入れるとむこう側に落ちる、
というはなしが印象的だった。これに象徴されるように
たぶん、ドラッグノベルというやつに位置づけしていい
のではないか。……合掌。
ぼくは小鳥を狙ってるニャン! けど、いっつも逃げられちゃうニャン!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます