幻冬舎文庫 2000年
何度か取り上げさせていただいた宮田珠己さんだ。
珠己さんは「たまき」と呼んで、男であるということだ。
また、珠己さん自身をタマキングと呼び、読者ファンを
タマキンガーというらしい。しらなかった。じゃあ、僕は
タマキンガーというわけか。
これは、珠己さんが執筆一本でやっていこうと決意
されるころの話しだ。
スーパーポジティブな珠己さんだが、まさにキング、傍
若無人である。
これを読んでいると、もっと心理的に攻めて生きていっても
いいのではなかろうか、と元気がでてくるんである。
もっとお気楽に、自分は殿である、と思い込んで生きていく
のもアリなのでは、いや、僕の場合ははた迷惑なだけか、
やっぱりね、と思いつつ、いやいや、それではいかん、などと
ほざいているのであった......合掌。
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