中央文庫 1987年
いろいろな本で小泉武夫氏の名前を目にし、
なかなか読む機会がなかったのだが、今日、
奇食珍食を読んでみて、その人間の持つ食欲
の深さに驚いた。
文章も読みやすいし、わかりやすいので、その
食に対する小泉氏の貪欲さにたまげるのみだ。
腹もせりだしていらっしゃるし、うまいものを食
えばそうなるだろう。
一番気持ち悪かったのは、ウジの酒ってやつ。ウジ
が酒を飲んでふくらんで、そのかたくなったウジを
何匹も小泉氏は口に入れて、プチッと噛むと、口中に
ウジの味が広がったという。うへっ、絶対にマネでき
ないことをするんだ、このひと、いや、ホントに尊敬
しますよ、、、いや、うそじゃないですって、ホントに
尊敬してますッて……合掌。
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