古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

書痴論  紀田順一郎

2024-12-26 02:03:17 | 本の紹介

夕飯に、おでんと赤飯を食べて、その後、

 

駅前のゆめタウンまで歩いて、パン屋の

 

プチで巻いてあるアップルのパンとぶど

 

うパンを買い求めた、お腹がすごく減って

 

来たので、誰もいない淋し気な駐車場の

 

細い階段の陰でもさもさと巻いてあるパン

 

を食べてしまった。ナイス! にもより、

 

ゆめタウンより、どん兵衛が安かったかあ、

 

と逡巡しつつ、天ぷらそばどん兵衛を買った。

 

川沿いを帰っていた時、振り返ると、ひと筋の

 

流星のように新幹線が走って行った。

 

今日は、書痴論ですよ。紀田順一郎氏、いっちゃっ

 

てください(矢追純一風に)。

 

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「素敵な活字中毒者」所収。 昭和五十二年

 

神奈川の横浜生まれ。その活動は旺盛な知的好奇心

 

に支えられ、出版論、読書論に及び、ミステリー小説

 

の分野でも活躍。この短編では、書痴とは病理である、

 

と云うようなことが書いてある。昨今の本を集めてい

 

るだけの人に疑問を呈している。まだ、ご健在で90歳

 

近くになるのであろうか。蒐集本の第一条件は、鹿島

 

茂氏によると、長寿と云うことだから、実践されている

 

らしい。

 

(読了日 2024年11・30(土)10:06)

                (鶴岡 卓哉)


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