え~、疲れました。
2時間50分あったんですね。まあ、退屈はしないけれども、すごいシーンの連続で、さすがに疲れるという。
はじめは、シンガポールのシーン。猥雑で怪しげ、よくあんなセットを作るもんだと、感心してしまいます。
さすがにチョウ・ユンファは存在感ありました。
いきなり、オーランド・ブルームが水がめの中から登場したのにはびっくり。おいおい、いつから潜らされてたんだっ!!
もう。そんなのは序の口ですから。
東インド会社と、それぞれの海賊が手を組んだり、裏切りあったりの繰り返しで、何がなんだかわからなくもなるなあ・・・。
基本的には、ベケット卿=デイビー・ジョーンズ(タコ怪人)。対して、ジャック・スパロウ=ウィル=エリザベス。一筋縄では行かないけど、このような構図と思えばいいよね。
前回、クラーケンに襲われて死んでしまったと思われるジャック・スパロウ船長の救出が初めの難関。・・・世界の果て?
あんなのが世界の果てなら、だんだん海の水がなくなってしまいそうだなあ・・・。
いやいや、ジャックがいた場所からもわかるように、あれは四次元的な存在なんで、その心配はないのかと・・・。
あの滝のふちがその世界への入り口になっているのでしょう・・・。
なかなかシュールでしたねえ。
ジョニー・デップが何人もいたり・・・(結局彼の妄想のようでしたが)。
あのカニさんは、素敵でした。ただの白い石かと思えば・・・。
砂の上を、船が行く・・・・。
「世界の果て」から、この世に戻る方法も奇想天外。
やっと、この世に戻れば、次はデイビー・ジョーンズとの決戦。これは前作からの引き続きの確執ですから・・・。
あの、タコ怪人はそれにしてもすごいよねー。
あんなキャラ、よく考えつきますよね~。
まあ、便利ですけどねえ、結構器用だし。
お腹がすいたら、お刺身にして食べてもいいしね。
最後の決戦は、本当にもう、すごかったです!
どうやって、あんなシーンを作るのかと、そのほうが気になっちゃうくらい。
ちょっと、そんなこと気にしてないで集中しなさいよ。
戦闘中に、結婚までしちゃうのよ、あの二人。絶対別れるって思ったのに。
何を期待してるんだか・・・。
未練はありながらも、見守るジャック。いいじゃないの。
おちゃらけているくせに、そういうとこ、妙に思いやりのある、大人のジャックなんだよねえ。
まあ、ジャックが誰かのものになってしまったら、ファンからブーイングだからさ。
それもそうだね。それから、この作品には、ジャックの父親まで登場するという、サプライズ。
ローリング・ストーンズのキース・リチャーズなんだね。ジョニー・デップが彼をイメージして役作りをしたというので、特別出演というわけですね。
その他大勢のキャラにもなかなか楽しい人がいろいろいました。9人の海賊たちや、ブラック・パール号の手下たち。
私はおサルのジャックが気に入りました!あの、氷の海を行くときの寒そうな演技!すばらしい!
毎回出てくるワンコこもかわいいしねっ。
最後は思いきり、意外でショックでしたが・・・。
ウィルがあんなことになるなんてねえ。あの箱に、彼の心臓が入っていたということ・・・。エリザベスが夜な夜な彼を思い出してスリスリするという・・・。
ばかな想像するのはやめなさいっ!!
でもでも、絶対いえるのは、エンドロールの終わりまで、お見逃しなくってことです!!
はい、そのとおり。きちんと見ないと一生の損ですよ~。
2007年/アメリカ/170分
監督:ゴア・ヴァービンスキー
製作:ジェリー・ブラッカイマー
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、チョウ・ユンファ
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ジョニー・デップ,オーランド・ブルーム,キーラ・ナイトレイ,ステラン・スカルスゲールド,ビル・ナイ | |
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