タイムリミット12時間。無実の証明。
* * * * * * * *
今回のクリント・イーストウッドは新聞記者です。
鋭く鼻がきき、真実を暴く腕利き。
けれどその強引さからいつも問題を巻き起こしている。そしてひどい女たらし。
同僚の奥さんと関係してしまい、それがばれてしまう、
なーんていうのが冒頭からあったりするのね。
本人、きれいな奥さんとまだ幼い娘もいるんだよー。それはダメでしょ・・・!
まあ、まあ・・・。
そういうダメ男が仕事だけはずば抜けている、
というのがクリント・イーストウッドの良く演じるパターンなんだからさ。
さて彼エヴェレットは、ある死刑囚からインタビューを取ることになる。
その死刑囚は、コンビニで妊娠した女性を殺害したということで死刑が確定し、
その日夜12時に死刑執行が決まっている。
別の担当のピンチヒッターでインタビューの役を振られたのが正午。
インタビュー予定が午後4時。
インタビューの役を受けて、事件の資料を見たエヴェレットは、何かを感じるんだね。
・・・つまり、本当にこの男フランクが犯人なんだろうか、と。
12時間後に死刑執行が決まっている。
今さら事件を調べても無駄・・・と、彼エヴェレットは思わないわけだ。
そう、タイムリミットは12時間。
それでも、人の生死がかかっているのだから・・・。
カンだけでは、人は説得できないからね。
何か証拠がなければ。
裁判でいろいろ調べ尽くされているはずではあるのだけれど・・・。
それでもヤルのが、男の意地だ!!
しかし、娘と動物園に行く約束をしていた彼は、とりあえずそれはさっさと済ませてしまえとばかり、
ベビーカーに娘を乗せて超特急で園内を駆け巡る。
・・・・が、そのあげくに娘を怪我させてしまい、奥さんは激怒。
タイムリミット12時間。
その間に職を失い、離婚されるハメになる・・・という、悲惨な彼なのでした。
4時。刑務所でフランクのインタビューをした彼は彼の無実をさらに確信。
6年前のその事件の時にいた、
これまでの捜査では上がってこなかった、一人の少年の存在が浮かび上がるけれど・・・・。
生活は破綻しているけれど、自分の生き方にはりんとした筋がある。
こういう男の姿を描いた作品、イーストウッドには多いですね。
この作品中の、幼い娘は実際のイーストウッドの娘でフランシスカ・フィッシャー=イーストウッド。
あ、やっぱりー。何だかそうなんじゃないかと思ったんだ。
イーストウッド監督は良くその手を使うし。
それだけじゃないよ。
その子の母で元恋人のフランシス・フィッシャー、
そしてイーストウッドの妻ダイナ・イーストウッドまでもこの作品に出演しています。
う~ん、つまりこの方、どれだけの女性と付き合って、結婚して、子供がいるんですか~???
さあ・・・、誰かゴシップ好きの人に聞いてよ。
映画は少しは詳しいけど、俳優のゴシップにはてんで疎いんです。私は!!
ほとんど映画も見たことがない人から、スター同士の恋愛関係を聞いて「へ~、そうなの。知らなかったー。」なんてことがよくあるよ・・・。
とにかく、この記者エヴェレットの女性好きな性格は監督本人そのままってこと?
かどうかは知らないけどね、こんなに作品中に自分の身内やら彼女やらをどんどん出しちゃう感覚って、私にはよくわからん・・・。
少なくとも日本人の感覚からは遠いかもね・・・。
死刑囚役は、イザイア・ワシントン。彼はもう、何を言っても無駄・・・とあきらめ、神の元へ行こうと覚悟を決めている。
以前は本当に悪いこともしたけれど、奥さんと知り合ってからは、
信仰にめざめ心を入れ替えていた・・・という設定ですね。
何だか魅力的な人物でしたね・・・。
これでこの作品がすごくしまっていました。
1998年/アメリカ/127分
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、ジェームズ・ウッズ、デニス・リアリー、イザイア・ワシントン
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今回のクリント・イーストウッドは新聞記者です。
鋭く鼻がきき、真実を暴く腕利き。
けれどその強引さからいつも問題を巻き起こしている。そしてひどい女たらし。
同僚の奥さんと関係してしまい、それがばれてしまう、
なーんていうのが冒頭からあったりするのね。
本人、きれいな奥さんとまだ幼い娘もいるんだよー。それはダメでしょ・・・!
まあ、まあ・・・。
そういうダメ男が仕事だけはずば抜けている、
というのがクリント・イーストウッドの良く演じるパターンなんだからさ。
さて彼エヴェレットは、ある死刑囚からインタビューを取ることになる。
その死刑囚は、コンビニで妊娠した女性を殺害したということで死刑が確定し、
その日夜12時に死刑執行が決まっている。
別の担当のピンチヒッターでインタビューの役を振られたのが正午。
インタビュー予定が午後4時。
インタビューの役を受けて、事件の資料を見たエヴェレットは、何かを感じるんだね。
・・・つまり、本当にこの男フランクが犯人なんだろうか、と。
12時間後に死刑執行が決まっている。
今さら事件を調べても無駄・・・と、彼エヴェレットは思わないわけだ。
そう、タイムリミットは12時間。
それでも、人の生死がかかっているのだから・・・。
カンだけでは、人は説得できないからね。
何か証拠がなければ。
裁判でいろいろ調べ尽くされているはずではあるのだけれど・・・。
それでもヤルのが、男の意地だ!!
しかし、娘と動物園に行く約束をしていた彼は、とりあえずそれはさっさと済ませてしまえとばかり、
ベビーカーに娘を乗せて超特急で園内を駆け巡る。
・・・・が、そのあげくに娘を怪我させてしまい、奥さんは激怒。
タイムリミット12時間。
その間に職を失い、離婚されるハメになる・・・という、悲惨な彼なのでした。
4時。刑務所でフランクのインタビューをした彼は彼の無実をさらに確信。
6年前のその事件の時にいた、
これまでの捜査では上がってこなかった、一人の少年の存在が浮かび上がるけれど・・・・。
生活は破綻しているけれど、自分の生き方にはりんとした筋がある。
こういう男の姿を描いた作品、イーストウッドには多いですね。
この作品中の、幼い娘は実際のイーストウッドの娘でフランシスカ・フィッシャー=イーストウッド。
あ、やっぱりー。何だかそうなんじゃないかと思ったんだ。
イーストウッド監督は良くその手を使うし。
それだけじゃないよ。
その子の母で元恋人のフランシス・フィッシャー、
そしてイーストウッドの妻ダイナ・イーストウッドまでもこの作品に出演しています。
う~ん、つまりこの方、どれだけの女性と付き合って、結婚して、子供がいるんですか~???
さあ・・・、誰かゴシップ好きの人に聞いてよ。
映画は少しは詳しいけど、俳優のゴシップにはてんで疎いんです。私は!!
ほとんど映画も見たことがない人から、スター同士の恋愛関係を聞いて「へ~、そうなの。知らなかったー。」なんてことがよくあるよ・・・。
とにかく、この記者エヴェレットの女性好きな性格は監督本人そのままってこと?
かどうかは知らないけどね、こんなに作品中に自分の身内やら彼女やらをどんどん出しちゃう感覚って、私にはよくわからん・・・。
少なくとも日本人の感覚からは遠いかもね・・・。
死刑囚役は、イザイア・ワシントン。彼はもう、何を言っても無駄・・・とあきらめ、神の元へ行こうと覚悟を決めている。
以前は本当に悪いこともしたけれど、奥さんと知り合ってからは、
信仰にめざめ心を入れ替えていた・・・という設定ですね。
何だか魅力的な人物でしたね・・・。
これでこの作品がすごくしまっていました。
トゥルー・クライム 特別版 [DVD] | |
クリント・イーストウッド,アイザイア・ワシントン,ジェームズ・ウッズ | |
ワーナー・ホーム・ビデオ |
1998年/アメリカ/127分
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、ジェームズ・ウッズ、デニス・リアリー、イザイア・ワシントン