映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

ちょんまげぷりん

2010年08月14日 | 映画(た行)
タイムスリップしてきたお侍がプリン作り!?


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原作本の「ちょんまげぷりん」があまりにも面白かったので、
さっそく映画の方も見てきました。
ストーリーは、本とほとんど変わりませんので、こちらをどうぞ。
            →「ちょんまげぷりん」

それで原作と映画の最も大きな違いは、主人公安兵衛さん自身。
映画では錦戸亮が演じています。
・・・といいつつ、私、TVドラマはほとんど見ないので、
このヒトは誰???と、実は思っておりました。
すみません、ファンの方には怒られてしまいますね。
NEWS、及び関ジャニ∞のメンバーであり、TVドラマの出演も多々・・・、
ということで、知らない方がハズカシイくらいだったのか・・・!
でもでも、そのカッコ良さはよ~くわかりました!!
チョンマゲも、お侍姿も、とてもよく似合ってかっこよかったですよ~。
こんな人がご飯作って家で待っていてくれたりしたら、
ものすご~く幸せでござるなあ・・・。
いつまででも居候していてほしいですよね。

えーと、あ、そういう話ではなくて、
これが原作では、安兵衛さんはちっともかっこよくありません。
昔の人なので背もあまり高くなく、顔もブコツ・・・。
イケメン安兵衛さんを見られるだけ、映画の方がお得かも知れません。



全体的にはやはり映画的にほんの少し違っているところもありませが、
雰囲気はそのまま。
意外な展開に驚かされ、楽しくって、ちょっぴり切ない。
そして最後には時間ものならではのオチもあり、大変満足できる作品だと思います。


ところで、なんとこの映画を見た同日、
書店で「ちょんまげぷりん2」の文庫新刊を見つけて、購入しました。
こちらは「ちょんまげぷりん」の8年後、
今度は中学生となった友也くんが、江戸時代にタイムスリップしてしまいます。
さあ、うまく安兵衛さんに会えるかな?
こちらでは、友也くんには大変な試練が待っています。
乞うご期待。

2010年/日本/108分
監督・脚本:中村義洋
出演:錦戸亮、ともさかりえ、今野浩喜、佐藤仁美