リスベットの過激さの裏にあるもの

* * * * * * * *
さあ、待っていました。ミレニアム第2弾。
敏腕ジャーナリスト、ミカエルと、天才ハッカー、リスベットのその後です。
前回大富豪ヴァンゲル家で起きた連続殺人事件の約1年後。
こうしてみると、あれはこの二人を紹介するための
プロローグのような作品であったのですね。
ところがあのあと、リスベットはミカエルの前から姿を消してしまっていました。
この度はミカエルのチームで、ある少女売春組織を追っています。
ところがチームのメンバーが殺害され、
その現場になんとリスベットの指紋がついた銃が発見されたのです。
しかし、彼女の無実を確信するミカエルは、他の仲間と共に事件の真相を追う。
また、あらぬ濡れ衣を着せられたリスベットも、
独自で鋭い頭脳と行動力で事件の核心に迫っていきます。

ミカエルとリスベットは出会うことなしに双方調査を進めますが、
調べていくうちに、“ザラ”という人物が上がってきます。
それは元ソ連のスパイで、今はここ、スウェーデンに亡命し、
犯罪組織の黒幕的存在となっている。
彼らはこの巨悪を敵に回すことになるのですが・・・
驚くべきは、この人物の正体と、
そして明かされるリスベットの戦慄すべき過去。
う~む。
リスベットがこのようになってしまったのも無理からぬこと・・・と思えてきましたね。

このクールで過激なヒロインは、
しかしこの2作目に限って言えば、例のパンク的メイクはほとんどなくて、
普通にステキなんですよ・・・。
特に、ミカエルが彼女の留守に彼女の部屋に入り込んでしまった映像が、
セキュリティのために彼女の携帯に送られてくるシーンがあるのです。
そのときの彼女の表情がすごく良かった。
何で?という疑問に満ち、途方に暮れ、あきれたようでもあるその表情、
常なるクールな表情が消えている。
見逃してはならないシーンです。
ラストでは絶体絶命のリスベット。
これで何で助かったのか、さすがにちょっと疑問でもありますが・・・。
まあ、ここで命を落としてしまっては話にならない。
なにしろ、すぐに「3」がありますからね。
楽しみです。

さてこの作品、さっそくハリウッドでリメイクの企画があるのだとか。
これだけしっかり出来た作品をリメイクとは・・・ちょっと失礼な気がしますけど。
でも見てみたいというのも正直なところかな。
デヴィッド・フィンチャー監督でミカエルがダニエル・クレイグの模様。
リスベットは誰なんでしょう?
誰がいいでしょうねえ。
私のイメージとしてはヒラリー・スワンクあたり・・・?
いやいっそノオミ・ラパスをそのまま連れてきちゃいましょう。
うん、それがいい。
ご参考までに ミレニアム/ドラゴンタトゥーの女
2009年/スウェーデン/130分
監督:ダニエル・アルフレッドソン
原作:スティーグ・ラーソン
出演:ノオミ・ラパス、マイケル・ニクビスト、アニカ・ハリン、ペール・オスカーション

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さあ、待っていました。ミレニアム第2弾。
敏腕ジャーナリスト、ミカエルと、天才ハッカー、リスベットのその後です。
前回大富豪ヴァンゲル家で起きた連続殺人事件の約1年後。
こうしてみると、あれはこの二人を紹介するための
プロローグのような作品であったのですね。
ところがあのあと、リスベットはミカエルの前から姿を消してしまっていました。
この度はミカエルのチームで、ある少女売春組織を追っています。
ところがチームのメンバーが殺害され、
その現場になんとリスベットの指紋がついた銃が発見されたのです。
しかし、彼女の無実を確信するミカエルは、他の仲間と共に事件の真相を追う。
また、あらぬ濡れ衣を着せられたリスベットも、
独自で鋭い頭脳と行動力で事件の核心に迫っていきます。

ミカエルとリスベットは出会うことなしに双方調査を進めますが、
調べていくうちに、“ザラ”という人物が上がってきます。
それは元ソ連のスパイで、今はここ、スウェーデンに亡命し、
犯罪組織の黒幕的存在となっている。
彼らはこの巨悪を敵に回すことになるのですが・・・
驚くべきは、この人物の正体と、
そして明かされるリスベットの戦慄すべき過去。
う~む。
リスベットがこのようになってしまったのも無理からぬこと・・・と思えてきましたね。

このクールで過激なヒロインは、
しかしこの2作目に限って言えば、例のパンク的メイクはほとんどなくて、
普通にステキなんですよ・・・。
特に、ミカエルが彼女の留守に彼女の部屋に入り込んでしまった映像が、
セキュリティのために彼女の携帯に送られてくるシーンがあるのです。
そのときの彼女の表情がすごく良かった。
何で?という疑問に満ち、途方に暮れ、あきれたようでもあるその表情、
常なるクールな表情が消えている。
見逃してはならないシーンです。
ラストでは絶体絶命のリスベット。
これで何で助かったのか、さすがにちょっと疑問でもありますが・・・。
まあ、ここで命を落としてしまっては話にならない。
なにしろ、すぐに「3」がありますからね。
楽しみです。

さてこの作品、さっそくハリウッドでリメイクの企画があるのだとか。
これだけしっかり出来た作品をリメイクとは・・・ちょっと失礼な気がしますけど。
でも見てみたいというのも正直なところかな。
デヴィッド・フィンチャー監督でミカエルがダニエル・クレイグの模様。
リスベットは誰なんでしょう?
誰がいいでしょうねえ。
私のイメージとしてはヒラリー・スワンクあたり・・・?
いやいっそノオミ・ラパスをそのまま連れてきちゃいましょう。
うん、それがいい。
ご参考までに ミレニアム/ドラゴンタトゥーの女
2009年/スウェーデン/130分
監督:ダニエル・アルフレッドソン
原作:スティーグ・ラーソン
出演:ノオミ・ラパス、マイケル・ニクビスト、アニカ・ハリン、ペール・オスカーション