赤か、青か・・・
* * * * * * * *
1200名の乗客を乗せた豪華客船ブリタニック号に
メガトン級の爆弾が7個仕掛けられた。
犯人は乗客の命と引き替えに現金を要求。
残された時間は20数時間。
折しも悪天候で波が高く、乗客の避難もままならない。
船に乗り込んだ爆弾処理班の必死の解除と地上における犯人捜査が行われるが、
果たして間に合うのか・・・!
非常にスリルに富んだ作品です。
北大西洋を行く豪華客船。
ちょっぴりタイタニック号の悲劇も思い出されて、ドキドキしますね。
何カ所にも仕掛けられた爆弾処理は、
それぞれの場所で、工程を少しづつずらしながら行われます。
始めに、どこそこのねじをはずす。
それがOKなら、他の箇所の爆弾でも同じねじを外す。
次に、どこかの線を切断。
それがOKなら、他のところでも同じ線を切断。
でも始めのところで誤った処置をすれば、爆発。
そうしたら今度はその誤った処置を避けて、次の処置から一つずつまた始める・・・
だからリスクは、始めの一人だけなのですけれど・・・。
とにかく命がけ、なんとも恐ろしい仕事ですねえ・・・。
さてそれで、最後の決断をするシーン。
赤と青の二つの配線があって、どちらかを切れば爆発を防ぐことができるけれども、
間違った方を切断すれば爆発。
完璧な二者択一。
これと同様のシーンは、今でも時々TVドラマなどでも出てきます。
赤か。
青か。
なるほど、この映画が原点であったわけなんですね。
さてそれで、この作品ではこの時犯人は既につきとめられ、つかまっているのです。
なんと、犯人はこの爆弾処理班チーフの元上司。
その犯人は言う。
「青だ。青の線を切れ。」
昔命を救われた上司の言葉。
その言葉を信じるか、信じないか。
究極の決断を迫られる。
タイムリミット直前。
まあ、映画ですから、結局助かることは想像できますけれど・・・、
ここの判断には、単にイチかバチかではない、かけ引きもあって、
より興奮させられます。
納得の一作。
1974年/イギリス/111分
監督:リチャード・レスター
出演:リチャード・ハリス、オナー・シャリフ、デビッド・ヘミングス、アンソニー・ホプキンス
ジャガーノート [DVD] | |
リチャード・ハリス | |
20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン |
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1200名の乗客を乗せた豪華客船ブリタニック号に
メガトン級の爆弾が7個仕掛けられた。
犯人は乗客の命と引き替えに現金を要求。
残された時間は20数時間。
折しも悪天候で波が高く、乗客の避難もままならない。
船に乗り込んだ爆弾処理班の必死の解除と地上における犯人捜査が行われるが、
果たして間に合うのか・・・!
非常にスリルに富んだ作品です。
北大西洋を行く豪華客船。
ちょっぴりタイタニック号の悲劇も思い出されて、ドキドキしますね。
何カ所にも仕掛けられた爆弾処理は、
それぞれの場所で、工程を少しづつずらしながら行われます。
始めに、どこそこのねじをはずす。
それがOKなら、他の箇所の爆弾でも同じねじを外す。
次に、どこかの線を切断。
それがOKなら、他のところでも同じ線を切断。
でも始めのところで誤った処置をすれば、爆発。
そうしたら今度はその誤った処置を避けて、次の処置から一つずつまた始める・・・
だからリスクは、始めの一人だけなのですけれど・・・。
とにかく命がけ、なんとも恐ろしい仕事ですねえ・・・。
さてそれで、最後の決断をするシーン。
赤と青の二つの配線があって、どちらかを切れば爆発を防ぐことができるけれども、
間違った方を切断すれば爆発。
完璧な二者択一。
これと同様のシーンは、今でも時々TVドラマなどでも出てきます。
赤か。
青か。
なるほど、この映画が原点であったわけなんですね。
さてそれで、この作品ではこの時犯人は既につきとめられ、つかまっているのです。
なんと、犯人はこの爆弾処理班チーフの元上司。
その犯人は言う。
「青だ。青の線を切れ。」
昔命を救われた上司の言葉。
その言葉を信じるか、信じないか。
究極の決断を迫られる。
タイムリミット直前。
まあ、映画ですから、結局助かることは想像できますけれど・・・、
ここの判断には、単にイチかバチかではない、かけ引きもあって、
より興奮させられます。
納得の一作。
1974年/イギリス/111分
監督:リチャード・レスター
出演:リチャード・ハリス、オナー・シャリフ、デビッド・ヘミングス、アンソニー・ホプキンス