痛快エンターテイメント
* * * * * * * * * *
話題沸騰のドラマ『半沢直樹』(堺雅人主演)原作!
バブル期に大手銀行に入行し、今は大阪西支店融資課長の半沢直樹。
支店長の命令で無理に融資の承認を取り付けた会社が倒産した。
すべての責任を半沢に押しつけようと暗躍する支店長。
四面楚歌の半沢に残された手は債権回収しかない――。
夢多かりし新人時代は去り、気がつけば辛い中間管理職。
しかも入行以来いいことなしのバブル世代。
しかし嘆いてばかりじゃ始まらない。
顔を上げろ、プライドを捨てるな、そのうち負け分を取り戻してやる!
働く者すべての勇気を奮い起こさせる痛快エンターテインメント。
* * * * * * * * * *
なんで今さら・・・という感じですが、
「ロスジェネの逆襲」を是非読みたいと思い、
それにはやはりTVドラマだけじゃなくて、
はじめから読んで見なくちゃね、ということで読みました。
この場合、登場人物がしっかりTVでイメージができていたので、
とても読みやすく感じました。
印象としてはTVドラマより本の半沢直樹のほうがもっとキョーレツのような・・・。
そこのあたりが堺雅人さんの持ち前のキャラで、
一見ソフトでありつつ、実はキョーレツという深みが感じられて、
TVドラマ版もやはり良かったのではないかと思います。
ドラマでもさんざん感じたことではありますが、
立場の弱いものを踏みつけにしてなんとも思わない、
踏みつけられる方がバカと言わんばかりの一部の人々には
やはり憤懣遣る方なく感じてしまいます。
だからこそ、倍返し、10倍返しが心地よい。
・・・でもやはり、やり過ぎなのでは?
と思う部分もある・・・。
いや、深く考えないほうがいいのでしょう。
紹介文にもある通り、これは「痛快エンターテイメント」なのだから。
ほんのひと時溜飲を下げて、
明日からまたがんばろう・・・!と。
「オレたちバブル入行組」池井戸潤 文春文庫
Kindleにて
満足度★★★☆☆
![]() | オレたちバブル入行組 (文春文庫) |
池井戸 潤 | |
文藝春秋 |
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話題沸騰のドラマ『半沢直樹』(堺雅人主演)原作!
バブル期に大手銀行に入行し、今は大阪西支店融資課長の半沢直樹。
支店長の命令で無理に融資の承認を取り付けた会社が倒産した。
すべての責任を半沢に押しつけようと暗躍する支店長。
四面楚歌の半沢に残された手は債権回収しかない――。
夢多かりし新人時代は去り、気がつけば辛い中間管理職。
しかも入行以来いいことなしのバブル世代。
しかし嘆いてばかりじゃ始まらない。
顔を上げろ、プライドを捨てるな、そのうち負け分を取り戻してやる!
働く者すべての勇気を奮い起こさせる痛快エンターテインメント。
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なんで今さら・・・という感じですが、
「ロスジェネの逆襲」を是非読みたいと思い、
それにはやはりTVドラマだけじゃなくて、
はじめから読んで見なくちゃね、ということで読みました。
この場合、登場人物がしっかりTVでイメージができていたので、
とても読みやすく感じました。
印象としてはTVドラマより本の半沢直樹のほうがもっとキョーレツのような・・・。
そこのあたりが堺雅人さんの持ち前のキャラで、
一見ソフトでありつつ、実はキョーレツという深みが感じられて、
TVドラマ版もやはり良かったのではないかと思います。
ドラマでもさんざん感じたことではありますが、
立場の弱いものを踏みつけにしてなんとも思わない、
踏みつけられる方がバカと言わんばかりの一部の人々には
やはり憤懣遣る方なく感じてしまいます。
だからこそ、倍返し、10倍返しが心地よい。
・・・でもやはり、やり過ぎなのでは?
と思う部分もある・・・。
いや、深く考えないほうがいいのでしょう。
紹介文にもある通り、これは「痛快エンターテイメント」なのだから。
ほんのひと時溜飲を下げて、
明日からまたがんばろう・・・!と。
「オレたちバブル入行組」池井戸潤 文春文庫
Kindleにて
満足度★★★☆☆