シニア演劇学校広報ブログ第2弾!まずは4枚の写真をご覧いただこう。
1期生公演『風渡る頃』。共同墓をめぐるあの世の住人と残された人たちとの一騒動。心温まる現代劇だ。
2期生公演『ラグリンシャ・クロニクル』。中世ヨーロッパ風のファンタジーミュージカル。年寄りばかり取り残された僻村での、時ならぬ高齢出産騒動をコミカルに描いた。
3期生公演『マダム・アンコの伝説』。これまたミュージカルだ。じり貧に陥った老舗ケーキ屋の起死回生の物語。少年少女合唱団とも仲良く共演。
4期生公演『シェアハウス ブルース』。年老いたヤクザたちの同居生活。そこに現れる殺し屋!コミカルでミステリアスで、しかも老いの悲しさが溢る心打つ舞台だった。
と、このように、プラザシニア演劇学校は、常に新作創作劇で講習の締めくくりをする。名作とか大作に、わけもわからず挑戦するなんて無謀なことはしない。台本はすべて、入ってきた受講生の人柄、持ち味、各種能力を勘案しつつ書き上げている。3期には声楽の専門家がいたので、かなり本格的なミュージカルを準備した。サックスを得意とするメンバーがいた4期生では、クライマックスシーンでソロ演奏を入れた。記憶力定かでない人には、台詞や出番を少なくするなんてことだってある。こんな変幻自在な設定が試せるのも、オリジナル作品ならばこそだ。
今回募集の5期生だって同じこと、7月までのレッスンを進めながら、参加者全員が生き生きと無理なく、でも、ちょっとの背伸びをしながら演じられる台本を仕上げていくつもりだ。つまり、毎回、受講生のためにまったく新しい作品が作られるってことで、こんな贅沢な演劇学校なんてそうあるもんじゃない。これが強力な売りの1番目だ。
次ぎの売りは、劇団菜の花座が全面的にバックアップしていることだ。衣装や装置製作の指導や手伝い、ダンスレッスンのサポート、メイクの講習、スタッフワークなど日頃の練習も支えている。もちろん、公演本番には、照明、音響、舞台監督、舞台スタッフ等、裏方はすべて万全の体勢だ。しかも、菜の花座にはこの演劇学校を卒業したメンバーも多数参加しており、身近な経験者が親身のお世話をしてくれるという大きなメリットもある。各地のシニア劇団やシニア演劇学校を見渡しても、アマチュア劇団ががっちり支えているなんてところはほとんどない。これも強烈な強みだろう。
最後にフレンドリープラザの主催だってことも大きな強みだ。ただの会館ホールとは違う。井上ひさしさんの心のこもったホールだ。運営にあたる人たちも、生前の井上さんに心惹かれて集まってきた人たち、演劇への思いもひとしおのものがある。おっと、そうだった、この演劇学校、井上さんが校長となって始まったプラザ演劇学校のシニア部門という位置づけだった!日頃の練習も舞台を使って気持ちよくできる他、その他の施設・設備もたっぷりと使わせてもらえる。本番前1週間など、舞台を貸し切りにして最後の追い上げに没頭できる。こんな強み、他の会場、他の主催者じゃないだろう。
いやぁ、恵まれてるよなぁ!こんなシニア演劇学校どこにもない!応募締め切りまでまだまだ日にちはある。さあ、そこのあなた、思い切って跳びましょう!身近なシニアに勧めましょう!て、ことで、もう一回チラシを載せておこう。